用途別高品質小麦の土壌・施肥管理による子実たん白質含有率制御技術の確立
摘要 九州産小麦は北海道、関東産に比べたん白質含有率が低く、大部分がめん用として利用されている。しかし、実需者ニーズが多様化する中で新しいニーズに即した小麦品種の育成が強く望まれている。ここでは、暖...
摘要 直播水稲と組み合わせて小麦を作付けするためには、移植水稲との二毛作体系より小麦の熟期を早める必要がある。小麦の播種期を早めれば熟期が早まることは知られているが、従来の品種では茎立ちが早いため凍...
二毛作限界地帯におけるミニマムティレッジを基幹とする水田輪作技術体系の確立
摘要 不耕起条件での水稲播種では次の行程を示す効果的なマーカーが無かったので、間欠的に泡を落下させる泡マーカーを試験した結果、開発中の汎用型不耕起播種機による作業速度に良く合い、5~8m間隔に直径2...
摘要 8年度は、現地において野菜作を主幹とした営農方式の基本タイプである中規模野菜作経営(野菜2~3ha)を対象として機械化一貫体系を導入したモデルの基本的な枠組を策定した。中規模野菜作経営モデルの...
摘要 1994年5月から1995年4月までの1年間にわたり、大豆と大麦を二毛作した耕地において土壌呼吸速度とそれに関わる環境要因との関係を解析するとともに、土壌微生物や植物根によるCO2生産速度と温...
摘要 都府県の水田率70%以上の市町村の水田利用について、稲作の粗収益指数や水田の利用状況、農業構造の特徴及び変化に関する15の指標をもとに主成分分析を実施した。その結果、約60%の情報量を要約する...
摘要 麦跡大豆一工程畦立播種栽培技術導入による水田輪作営農体系の成立条件を線形計画法を用いて分析した。その結果、6ha規模を前提とすると、普通期水稲の稲・麦の二毛作の場合は土地が余った。転作割当てと...
環境変化に伴う土壌-作物系における炭素循環過程の変動予測(138)
摘要 陸稲と大麦を二毛作した耕地において、夏作期と冬作期の土壌呼吸速度とそれに係わる環境要因との関係を解析した。土壌呼吸速度は温度と土壌水分の二つの環境要因によって強く影響を受けていることが明らかに...
摘要 農業労働力の減少や高齢化が進む中で、水田利用の粗放化や耕作放棄地化が生じつつある。また、市場競争の激化とともに稲作に関する地域間格差が増大しており、中長期的視点に立った地域別の合理的な水田利用...
摘要 7年度は、利根下流域において水田輪作を進めている営農集団(経営面積24ha)を素材に、技術合理性を有する水田輪作営農体系の成立条件を線形計画法を用いて分析した。その結果、水田の約1/4~1/3...
摘要 新しく開発される水田輪作技術(水稲・麦・大豆作)として、汎用不耕起播種機(麦跡の稲・大豆と稲跡の麦の播種、価格200万円程度)による技術体系を選定し、それらの導入を想定した大規模水田輪作営農モ...
摘要 四国地域の中粗粒灰色低地土の稲麦二毛作水田における土壌生産力を増強するため、地力増進作物の土壌還元の有効性について検討した。土壌に還元された1作の地力増進作物の影響が後作物の生育、収量、養分吸...
摘要 稲作を中心とする土地利用型農業においては、21世紀における我が国の食料生産を担う若い経営者が、農業に対する誇りと自信に満ちあふれるようなビジョンの提示および営農モデルの具体化が要請されている。...
摘要 暖地の二毛作汎用田では、水稲ー麦、大豆ー麦を柱とする作付けが広く行われているが、作物の生育、収量、品質は土壌の窒素肥沃度による影響が大きい。作物の低コスト・高品質・安定生産を図るため、作付体系...
摘要 佐賀平坦水田地帯では、規模階層が上がるにつれ農業依存度、農業従事者数、借入地保有農家率、借地率、施設のある農家率が高まり、経営基盤の充実が進む。だが借入地を持つ農家は、米麦二毛作を前提としても...
摘要 近畿中国地域では、水田を高度に利用した水稲・麦・大豆の輪作技術体系を確立するため、品種や水稲直播などの新しい技術の開発が進められてきている。本課題では、それらの新技術の現場での定着を図るため、...
摘要 適期栽培と作業期間の拡大をねらいとして開発中の流体播種方式による麦刈取水稲同時播種機をとり上げて中間評価を行うとともに、この新技術(「試作機」)の稲麦二毛作経営への導入を想定し、経済性の試算を...
摘要 北関東二毛作限界地域の稲・麦・大豆3年4作体系〔水稲2-(大麦-大豆)1]3を素材として、経営面積別営農モデルの策定とその経営計算(コスト比較・所得比較)を行った。策定した営農モデルは、個別経...
摘要 九州地域の稲作付2■以上層の土地純収益は、家族労賃を常用賃金で評価すればマイナスであり、その経済的存立基盤は脆弱である。また、稲・麦・大豆二毛作経営の専業経営としての自立限界規模は、昭和50年...
都市近郊二毛作限界水田営農におけるコストダウン限界の解明(242)
摘要 調査対象生産組合の作付規模限界は、水稲23.7ha(現状19.0ha)、大麦16.3ha(同2.48ha)、小麦15.0ha(同8.0ha)、大豆18.0ha(同14.8ha)となり、そのとき...