摘要 東北タイにおける主要水稲品種であるカオドマリ105について、DNAの差異を利用した品種判別法を適用して、混米の検出を行った。その結果、バンコク市場品から混米を検出することが可能であった。また、香...
摘要 香り米の香り成分である2-アセチル-1-ピロリンの標品および重水素標識体を合成し、重水素標識体を用いた同位体希釈法による正確な2-アセチル-1-ピロリンの定量方法を確立した。この方法で、香り米...
摘要 広葉樹(コナラ、クヌギ、サクラ)と針葉樹(スギ、ヒノキ)の殺菌原木にマイタケを培養し、林地に埋め込み子実体を発生させた。発生したマイタケの香り成分をヘッドスペースガス分析法により揮発させ、GC...
摘要 タイでは、混米による粗悪カオドマリに対して、基準を設けていた。これによると、現状を追認する形で15%までの混米は認められている。混米を検出する方法としてDNAレベルでの判別を試みる際、精米から...
摘要 10年度は、米の食味に影響を与える香りに関して、「香り米」の香り成分である2-アセチル-1-ピロリンを中心とした特性の評価を検討した。重水素標識2-アセチル-1-ピロリンを合成し、ガスクロマト...
摘要 本研究は、マイタケの香りについて検討した。まず、マイタケの香りを分析するにあたり抽出方法による相違、収穫時期の相違による香り成分について検討した。その結果、抽出方法による成分差はほとんどがなか...
摘要 一般的に、菌株が同一なきのこでも天然産と人工栽培産、人工栽培でも原木栽培と菌床栽培、原木栽培でも樹種により、菌床栽培でも培地添加剤によりフレーバー、つまり味、香りが異なるなどと言われている。本...
摘要 きのこ栽培の相違によるフレーバーの異なりについて、科学的見地から検討されたことはあまりない。そこで、本研究は、フレーバーのうち香りについて検討した。対象きのこはマイタケで、まず、保存状態の相違...
摘要 テナックスを詰めた数本のカラムへの通気を定時的に切り換えることによって、花きの香気成分発生の経時変化の測定を容易にし、ヤコウボクやヒヤシンスなどの香り成分の日変化を測定した。また香りの発散経過...
炊飯米の香りに及ぼすプレ・ポストハーベストの影響解析に関する基礎的研究
摘要 炊飯米の品質は味とともに香りも重要な要素となっており、米の収穫前の施肥管理や収穫後の乾燥・保存の違いと香りとの関係解明が望まれる。本研究では、先ずガスクロマトグラフ分析計により香り成分を同定す...