摘要 ウリ科野菜の糸状菌病に対する抵抗性育種法を確立するため、抵抗性検定法の改良および抵抗性素材の検索を行った。メロンのつる割病抵抗性については、北海道夕張市で分離された極めて病原力の強い菌株に対す...
摘要 既存品種の根腐萎ちょう病抵抗性はタバコモザイクウイルス抵抗性との連鎖が強く、接ぎ木の際に穂木・台木の組合せを制限する。そこで、Tm-2遺伝子と連鎖していない抵抗性系統を育成する。7年度までにL...
摘要 導入あるいは保存中の品種・系統の特性調査及びこれらについての病害抵抗性検定を行って抵抗性素材を得ることを目的に、これまでトマト、ナス、トウガラシ(ピーマンを含む)の導入品種及び生物研から再増殖...
リンゴ耐湿性、病虫害抵抗性台木の育種素材の探索と利用(56)
摘要 リンゴでは、わい化栽培の普及に伴い、わい性台木の根幹部の腐らん病の被害が問題になっており、腐らん病に対する抵抗性台木の育成が望まれている。これまでに切り枝を用いた抵抗性検定の際の諸条件について...
ブドウ黒とう病抵抗性の早期検定法の確立及び抵抗性の遺伝様式の解明(17)
摘要 2組み合わせの交雑実生と2品種の自殖実生、及び16品種の挿し木苗を用いて、黒とう病抵抗性の検定時期、供試葉位、病原菌の胞子密度を検討した。その結果、交雑実生の幼苗検定は展葉9~11枚の時期に採...
摘要 葯培養由来及び非対称融合処理カルス由来系統の青枯病抵抗性検定並びに台木用F4系統の選抜を行った。葯培養由来系統の青枯病汚染圃場検定では、葯培養由来系統は全個体健全で、抵抗性は固定していると判断...
DNA多型解析によるFusarium oxysporumの分化型およびレースの簡易診断技術の開発
摘要 Fusarium oxysporumには分化型やレースといった多様な病原性変異系統が存在する。抵抗性品種・台木の育成と利用がこれまで以上に重要視されてきている現在、土壌中に存在する病原菌のレー...
リンゴ耐湿性、病虫害抵抗性台木の育種素材の探索と利用(60)
摘要 リンゴでは、わい化栽培の普及に伴い、わい性台木の根幹部の腐らん病の被害が問題になっており、腐らん病に対する抵抗性台木の育成が望まれている。切り枝を用いた抵抗性検定の際の諸条件について検討した結...
ブドウ黒とう病抵抗性の早期検定法の確立及び抵抗性の遺伝様式の解明(18)
摘要 黒とう病に対する抵抗性の強さに基づいて5年度に交雑した6組合せの実生を養成し、そのうちの73個体について切離葉接種法によって黒とう病抵抗性の検定を行った。その結果、幼苗の黒とう病抵抗性検定に切...
摘要 リンゴの高接病はリンゴクロロティックリーフスポットウイルス(ACLSV)、リンゴステムグルービングウイルス、リンゴステムピッティングウイルスによりマルバカイドウなどの罹病性台木が感染、発病し、...
重金属の果樹根内微細分布と結合タンパク質の組織内検出法の開発
摘要 果樹園土壌においては農薬や有機資材を通じた重金属の集積が進行し、過剰症等の多用な障害の発生が危惧されるが、微量重金属類の挙動や樹体の吸収・集積・移行等については、未解明な点が多い。特に過剰重金...
ブドウ黒とう病抵抗性の早期検定法の確立及び抵抗性の遺伝様式の解明(16)
摘要 黒とう病抵抗性の遺伝様式を解明するために、感受性品種の‘甲斐路’と抵抗性品種の‘コンコード’との交雑を行った。また、‘コンコード’のほか、感受性品種の‘マスカット・オブ・アレキサンドリア’と‘リザマー...
生体反応による果樹の根機能の解明と制御に関する研究(157)
摘要 淡色黒ボク土に生育する各種リンゴ台木の細根の活性を比較検討した。根径1mm以下の末端微細根のαーナフチルアミン酸化力活性は、M26〉マルバカイドウ〉M27であり、マルバカイドウと比較し、両わい...
摘要 遺伝資源の耐病性系統を有効利用して行くことは極めて重要であり、ニホンナシ黒斑病の簡易検定手法の確立を図った。0.1~5ppmの各濃度に希釈した病原毒素溶液をろ紙に添加し、第1から第5葉の切り取...
摘要 遺伝資源の保存系統の耐病性形質及び耐病性系統の選抜に当って簡易検定法の確立は極めて重要である。病原毒素溶液にリーフパンチで切り取った葉片を処理する方法は簡易で、明確な判定が得られることは既に報...