摘要 近年、主として本県特産果菜類に新奇発生ウイルス病や従来の抗血清では診断不可能なウイルス病が発生し、防除対策上大きな問題となっている。ウイルス病防除は早期診断・早期除去が決め手となることから、...
果樹ウイルス・ウイロイド検出のための診断技術の開発 (2)カンキツウイルス病の大量検定法および簡易診断キットの開発
摘要 カンキツでは主に温州萎縮ウイルス(SDV)、カンキツモザイクウイルス(CiMV), タターリーフウイルス等が多く発生し、いずれも樹を衰弱させ枯死させる難防除病害である。SDVとCiMVは土壌伝染性で、圃場において...
摘要 目的:平成5~13年度に生工研が研究成果として提示した病原検出技術には、血清診断のELISA・TPIや遺伝子診断のRT-PCR・ドットハイブリダイゼーション法などがあり、それぞれ応用生物研の試験に用いたり、...
籾のクロロフィル含量に着目した水稲の刈取り適期診断技術の開発
摘要 目的:米の産地間競争が激化し、より一層高品質・良食味米の安定生産が求められている。品質・食味を向上させるためには、適期刈取りの徹底が栽培管理上重要である。また、収穫作業は、受託等の増加により年...
摘要 ユリを対象としてウイルス病の発生実態を把握し、抗血清を用いた簡易診断法と遺伝子診断による正確で感度の高い検出技術を確立する。ユリの中にはウイルス病の症状が出にくい種はあるが、抵抗性の遺伝資源...
摘要 登録品種、ダイズ及びムギ類のブランド性維持、育成者権保護の立場及び種子の生産と配布の体制を適正に管理するため、品種識別技術を開発する。 育種を効率化するため、重要形質に関連するDNAマーカーを開...
花き栽培における土壌及び植物体養分のリアルタイム簡易診断技術の確立
摘要 目的・背景:現在、切り花栽培農家においては、現行の地床栽培に加えて、灌水同時施肥栽培等各種栽培法のシステムが業者主導で導入されているが、それに伴う土壌養分や植物栄養面で診断技術と施肥対応のノウ...
DNA多型解析によるFusarium oxysporumの分化型およびレースの簡易診断技術の開発(279)
摘要 培養菌体を酵素処理して得たプロトプラストをTE緩衝液で破裂させ、フェノール抽出およびメタノール抽出を行うことにより、大量のFusarium oxysporum菌株から効率的にDNAを抽出するこ...
DNA多型解析によるFusarium oxysporumの分化型およびレースの簡易診断技術の開発(258)
摘要 非放射性の標識法であるELC法を用いたDNAフィンガープリント法では、ラジオアイソトープで標識したプローブを用いるDNAフィンガープリント法に比べ著しく検出感度が低く、またバックグランドも高か...
千葉県で発生している豚の「ヘコヘコ病」の病因解析-ウイルス学的検討-
摘要 1989年の秋頃より千葉県下の大型養豚場で発生しているヘコヘコ病にウイルスおよび血清学的検討を加え、以下の成績を得た。発病豚の血清と肺から豚の生殖器呼吸器症候群(PRRS)ウイルスが高率に分離...
摘要 ハマチ、ヒラメ、タイ、サケ・マス、アユ、ウナギ、コイの40種の細菌性疾病を対象として、臨床診断技術、細菌迅速同定技術、簡易診断技術、治療薬の選択技術等で得られた成果をもとに、迅速診断マニュアル...
摘要 医学臨床細菌学領域においては、分離菌株の同定に各種の同定キットが開発され実用化されている。これら市販の同定キットが主な魚病細菌の同定に使用できるかどうか検討した。市販のグラム陰性菌同定用キット...
摘要 サケ・マス、アユ、ウナギ、コイの細菌性疾病を対象として、細胞診断による臨床診断技術、生化学的特性および分子生物学的特性による細菌迅速同定技術、選択培地・キット等による簡易診断技術、治療薬の迅速...
摘要 市販のレンサ球菌同定用の各種キットについて魚病由来レンサ球菌の同定を試み,その有用性を検討した。キットとしては,MINITEK(ベクトンディッキンソン社),API120STREP,及びAPIZ...