摘要 目的: 、県内の養殖業において、生産の阻害要因となっている魚病の主要伝染病について防疫対策・診断技術および治療予防技術等の技術開発を行う。 計画: 、(1)アユ・マス類の疾病発生状況のモニタリング...
摘要 目的:養魚場で頻発するアユの通称”ボケ病”による被害を軽減するため、治療技術を確立する。 成果:日本獣医生命科学大学、東京海洋大学と共同研究を行い、アユの通称”ボケ病”がウイルス性疾病であることを...
摘要 本課題の研究目的は、牛の脳機能解析のための基礎技術として安全かつ長時間利用可能な牛の脳定位手術法を開発することである。まず、成牛(体重600kg前後)の脳外科手術を長時間、安全に実施するための牛脳...
摘要 牛脳手術台の改良および長時間吸入麻酔による成牛の脳・循環器系への影響について検討した。完成した牛脳手術台について、成牛の手術台への誘導、全身吸入麻酔の導入・維持、脳手術を実施するための伏臥位保...
家畜の排卵障害発生機序の解明と防除技術の開発に関する基礎的研究
摘要 排卵障害は不妊の主要な原因のひとつとなっているが、発情との関連やホルモン等の推移、卵胞や卵子の形態学的変化について明らかにされていない。また、ストレスが発生要因であるといわれているが、その発生...
摘要 頭蓋内(硬膜外)・伏在動脈・第三脳室内にカテーテルを設置してあるホルスタイン雌成牛5頭を用いて、脳外科手術に必要な麻酔方法と手術時の体位について検討した。横臥位による成牛の保定は、麻酔方法(静...
摘要 体重425kg~608kgのホルスタイン種成牛5頭を用いて、牛の脳神経外科手術に必要なモニター方法(頭蓋内圧、血圧など)の検討と開頭手術後の影響について調べた。頭蓋内圧の測定は術後の感染症を考...
摘要 現在、動物の脳・神経機能の解析には、正確な脳地図の作成されている実験動物を用いた研究が行われ、多くの成果が上がっている。ヒトにおいては、記憶、認識及び思考などの脳の高次機能についての研究が盛ん...
豚の下垂体を中心とした内分泌系臓器の病理形態学的研究および診断技術の開発(169)
摘要 豚の下垂体を含めた内分泌系臓器を形態学的に解析し、内分泌系臓器に関連した疾病を診断し、繁殖障害等の予防や治療を目的に実験を実施した。卵巣静止や黄体共存型単胞性のう腫ではFSH陽性細胞が多く、染...
摘要 牛早期妊娠因子を検出するため、市販の抗牛CD2抗体と牛リンパ球を用いてロゼット抑制試験を行った。その結果、本法により妊娠、非妊娠を明確に区別することができ、妊娠例においては早期妊娠因子は排卵後...
豚の下垂体を中心とした内分泌系臓器の病理形態学的研究および診断技術の開発(156)
摘要 卵巣嚢種豚6例(単胞性嚢種4例、多胞性小型嚢種1例、多胞性大型嚢種1例)の下垂体、卵巣、子宮について病理組織学的及び免疫組織化学的検索を行った。多胞性大型嚢種豚の下垂体は、正常豚あるいは他の嚢...
摘要 抗ウシCD2モノクローナル抗体を用いたロゼット抑制試験により、妊娠牛および非妊娠牛について個体ごとに血中早期妊娠因子を検出するとともに、受精後早期における早期妊娠因子の動態について検討した。発...
豚の下垂体を中心とした内分泌系臓器の病理形態学的研究および診断技術の開発(168)
摘要 大貫豚の内分泌系関連臓器(脳、下垂体、甲状腺、副腎膵臓、卵巣、子宮)を採材し、肉眼的及び顕微鏡的検索を行った。また抗豚LHおよび抗豚FSH抗体を用いた免疫染色時の条件設定を行った。下垂体の濾胞...
摘要 胚の早期死滅のモニタリング手法としての牛早期妊娠因子の検出精度を安定化するため、市販の抗牛CD2単クローン抗体を用いる試験法の開発を試みた。2種類の単クローン抗体を用いて牛リンパ球と羊赤血球と...
摘要 牛の低受胎は臨床検査で生殖機能に特に異常が認められないにもかかわらず、反復して授精されても受胎しない状態であるが、その原因として受精障害と胚の早期死滅が挙げられている。しかし、受精障害と胚の早...
豚の下垂体を中心とした内分泌系臓器の病理形態学的研究および診断技術の開発
摘要 家畜における内分泌系臓器の病理学的研究は、甲状腺および副腎の機能障害、あるいは下垂体を含めた腫瘍性病変について検討が進められているのみで、体系的な研究は進んでいない。特に下垂体は内分泌器官の中...
摘要 ハマチ、ヒラメ、タイ、サケ・マス、アユ、ウナギ、コイの40種の細菌性疾病を対象として、臨床診断技術、細菌迅速同定技術、簡易診断技術、治療薬の選択技術等で得られた成果をもとに、迅速診断マニュアル...
摘要 全国的に放牧経営の阻害要因となっている牛のピロプラズマ病を予防し、また牛の輸入拡大にともなう外国産強毒原虫の国内侵入と蔓延を防止するためには、病原虫の迅速鑑別診断技術を確立する必要がある。この...
摘要 鶏卵や鶏肉の腸炎菌(SE)汚染によるヒトの食中毒の発生は養鶏産業に深刻な問題を投げかけており、養鶏場でのSE対策が強く望まれている。そこで、鶏のSEに対する各種血清学的診断法について検討する。...
摘要 ヨーネ病の早期診断には、ヨーニン反応や試験管内リンパ芽球化反応などの細胞性免疫反応が有力な手法である。しかし、これらの反応は抗原として用いられるヨーニンPPDは未精製の培養上清であるため、非特...