バレイショの畝間リビングマルチ栽培は一部のゴミムシ類の生息数を増やす
要約 バレイショの畝間にエン麦野生種をリビングマルチとして栽培すると、慣行栽培と比較して広食性の天敵として期待されるキンナガゴミムシなど一部のゴミムシ類の生息数が増加する。 キーワード バレイショ、リ...
要約 土壌凍結が深いほど、凍結時に下層から凍結層へより多くの水が移動するが、凍結深が0.4m程度では、硝酸態窒素の移動に大きな影響を与えない。一方、凍結が深い場合には凍結が浅い場合に比べ、融雪期に土壌水...
要約 赤土流出防止に有望な緑肥は、春播き緑肥で富貴豆やピジョンピー及びクロタラリア、秋播き緑肥でヘアリーベッチやエン麦である。 キーワード 赤土流出防止、春播き緑肥、秋播き緑肥 背景・ねらい 陸地より流...
要約 セミソリッドふん尿処理農家の既存施設に後付けで設置可能な固液分離装置として、マニュアスプレッダをふん尿供給機に改造して固液分離機の上部に配置した装置を開発した。装置の利用費用は経産牛80頭および...
要約 さとうきび梢頭部サイレージの発酵品質は良好であり、TDNは輸入エン麦乾草と同程度である。これを泌乳牛用飼料として用いる場合、給与飼料中の25%(乾物ベース)まで混合しても牛の肝機能、乳量および乳成分...
要約 沖縄県内で普及推進している暖地型イネ科パンゴラグラスのトランスバーラを輸入飼料の代替えとして活用することにより乳量、乳成分を維持できる。 キーワード 乳用牛、暖地型イネ科自給粗飼料、トランスバー...
要約 輸入粗飼料に依存している沖縄県内の酪農経営において暖地型自給粗飼料でイネ科のギニアグラスまたはマメ科のファジービーンを代替えすることにより乳量、乳成分が維持できる。 キーワード 乳用牛、暖地型自...
要約 稲発酵粗飼料を乳用牛へ分離給与し、購入粗飼料(エン麦乾草)の代替飼料として利用した結果、乾物中約1割程度給与しても、乾物摂取要求量を充足し、乳量・乳成分などに変化は見られなかった。以上より稲発...
要約 キタネグサレセンチュウ被害に対する対抗植物として休閑緑肥のえん麦野生種、マリーゴールド、ハブソウが有望である。小麦収穫後の後作緑肥として導入するえん麦野生種は、線虫密度を90%以下にするためには...
貫入式硬度計を用いた耕盤層の簡易判定法と広幅型心土破砕の施工効果
要約 畑土壌における貫入式硬度計の測定値は山中式硬度計の値と密接な関係にあり、1.5MPa以上で耕盤層有りと判定できる。広幅型心土破砕の施工により土壌硬度が低下し、てんさいでは根重増により糖収量が高まり、...
いもち病抵抗性イタリアンライグラスとエン麦の晩夏播き混播栽培
要約 いもち病に抵抗性が強い極早生イタリアンライグラス山系31号を利用すると、晩夏播きによる極早生エン麦との混播が可能である。その場合、年内草の乾物収量、粗蛋白質収量および可消化乾物収量がイタリアンラ...
小型作業機体系によるロールベールサイレージの調製作業と発酵品質
要約 小型作業機体系を用いたイタリアンライグラス・エン麦混播草地におけるロールベールサイレージの調製作業時間は、10a当たり約6時間で、大型作業機の搬入困難な中山間地等では効率的な粗飼料収穫調製体系であ...
要約 えん麦種子の一次休眠の深さには品種間差があり、その覚醒程度は摂氏20度と摂氏30度での発芽試験によって検定できる。種子の保存期間は長い方が、保存温度は高い方(摂氏30度)が、発芽率の向上に効果的であ...
要約 極早生の夏播き用えん麦新品種「九州5号」を育成した。本品種は既存品種より優れた耐倒伏性、冠さび病抵抗性を備えている。「はえいぶき」に比べて、出穂は7日遅く、乾物収量は同程度である。九州農業試験場...
要約 えん麦種子の一次休眠の深さには品種間差があり、その覚醒程度は20℃と30℃の発芽試験によって検定できる。種子の保存期間は長い方が、保存温度は高い方が、発芽率の向上に効果的である。 背景・ねらい えん麦...
要約 極早生の夏播き用えん麦新品種「九州5号」を育成した。本品種は既存品種より優れた耐倒伏性、冠さび病抵抗性を備えている。「はえいぶき」に比べて、出穂は7日遅く、乾物収量は同程度である。 背景・ねらい...
要約 スラリー中窒素の畑作物に対する肥効率は全窒素では35%程度、アンモニア態窒素では70%程度で化学肥料を代替しうる。秋まき小麦収穫跡地への施用はエン麦などの緑肥の作付けが必須で9月中旬までである。当年...
小型ロールベーラーを利用するソルゴー型ソルガムの栽培及びサイレージ調製技術 香川畜試
要約 ソルゴー型ソルガムは、播種量を7kg/10aとし、草丈200cm程度で刈り取ることにより、小型ロールベールに適した草姿となる。刈取後の原料を、中水分に予乾することによって良質なサイレージに調製できる。また...
小型ロールベーラを利用する子実兼用型ソルガムの栽培およびサイレージ調製技術 徳島畜試
要約 小型ロールベールに適した子実兼用型ソルガムは、播種量を6kg/10aとして茎の細化・軟化を図り、草丈200cm以下で刈り取る。サイレージ調製は原料草を中水分に予乾することにより、良質なサイレージを調整でき...
要約 転換畑の大豆作では,播種前1か月間湛水処理により白絹病の発生を顕著に抑制できる。 背景・ねらい ダイズ白絹病は西南暖地の転作畑を中心に恒常的に発生し,大豆の安定生産を著しく阻害している。そこ...