要約 生物研などが参加した国際コンソーシアムは、イネゲノムの40倍もあるコムギゲノムの塩基配列の概要を明らかにし、コムギの様々な特徴を決定する遺伝子を約12万個見出した。これにより、農業上有用な特性に関...
要約 近赤外分析計を用いて、自給飼料の飼料成分を迅速かつ正確に定量できる汎用性の高い検量線である。対象は水分、粗タンパク質、粗脂肪、粗灰分、中性および酸性デタージェント繊維であり、飼料給与診断の基礎...
要約 米粉にホワイトソルガム粉とグルタチオン(またはそれを含む酵母エキス)、および水を加えて混合し、乾燥酵母と砂糖を加えて発酵させるだけで、グルテンや増粘剤の添加を要せずにグルテンフリー米粉パンをつく...
要約 オオムギの完全長cDNA塩基配列情報を利用して、オオムギゲノムに存在する26,159遺伝子の構造を決定した。本情報は、農業上有用な遺伝子の同定を可能にし、オオムギの品種改良に役立つ。 キーワード オオムギ...
オオムギ完全長cDNA 24,783配列をデータベースから公開
要約 全ゲノム情報が解読されていないオオムギから大規模な完全長cDNAライブラリーを構築し、このうち代表的な24,783のcDNAの全長配列を解読した。本配列は各遺伝子の機能情報と共に生物研のウエブサイトから公開...
高消化性ソルガム「葉月」の不耕起密植栽培のための省力・安定播種法
要約 ライムギ跡地で、高消化性ソルガム「葉月」を不耕起のまま散播・密植栽培する時、播種後に「ロータリで表層撹拌」、もしくは「ディスクハローで表土切削」してパッカで鎮圧すると、ロータリ耕起後に播種、表...
無除草栽培のための高消化性ソルガム「葉月」の出芽高位安定化技術
要約 高消化性ソルガム「葉月」の散播・密植栽培において省力的に200本/m2以上の出芽数を安定して得るには、播種後に浅いロータリ攪拌を行うか、あるいは播種後にトラクタ等により強く鎮圧する方法が有効である。...
要約 次作に対する肥効、菌根菌感染、根粒菌着生、ネグサレセンチュウ発生抑制から、エンバク(野生種)はダイズと、ヒマワリ、マメ科緑肥はタマネギ、トウモロコシと、シロカラシ、マメ科緑肥はテンサイと組み合...
収量、収穫ロス、予乾速度及びロールベール調整時の含水率からみたライムギの適正播種量
要約 ソルガム-ライムギ周年ロールベール体系において、ライムギを散播栽培する時の播種量は、収量、倒伏に伴う収穫ロス、収穫後の予乾速度、ロールベール調製時の含水率等を踏まえると、10aあたり4~6kgが適正...
要約 夏作長大作物の収穫後飼料畑に、表面播種攪拌法もしくは無鎮圧法による簡易播種技術を導入することにより、生産性の大きな低下なく冬作物を省力的に栽培できる。水田裏作では、表面播種攪拌法によりイタリア...
小型ロールベーラを利用する子実兼用型ソルガムの栽培およびサイレージ調製技術 徳島畜試
要約 小型ロールベールに適した子実兼用型ソルガムは、播種量を6kg/10aとして茎の細化・軟化を図り、草丈200cm以下で刈り取る。サイレージ調製は原料草を中水分に予乾することにより、良質なサイレージを調整でき...
小型ロールベーラーを利用するソルゴー型ソルガムの栽培及びサイレージ調製技術 香川畜試
要約 ソルゴー型ソルガムは、播種量を7kg/10aとし、草丈200cm程度で刈り取ることにより、小型ロールベールに適した草姿となる。刈取後の原料を、中水分に予乾することによって良質なサイレージに調製できる。また...
要約 陸生と水生の資源作物・花き等を水質浄化に利用できるバイオジオフィルター(植物-濾材系)水路を試作し、ケナフ、パピルス、ソルガム、イタリアンライグラス、オオムギ、ハナナを栽植した水路の窒素とリン...
要約 国内のコムギ品種「中相州」の未熟胚由来カルスを用いて懸濁細胞培養系を確立した後、プロトプラストの単離・培養を行い、コロニー形成、カルス形成、シュート形成、発根を経て、稔性のある完全な植物体を...
要約 水稲から切り替えた畑期間3か年において、小麦の前後作への飼料作物の導入や冬作飼料作物後作へ大豆を組入れることによりトウモロコシを主体とした主要な水田畑作物(飼料作物、麦、大豆)組合せによる3年4作...
成果の内容・特徴