照度計を用いた大豆個体群の葉面積指数及び地上部乾物重の簡易推定
要約 曇天日のような散乱光が卓越した条件であれば、開花期頃までの大豆群落内相対照度の対数から、葉面積指数、地上部乾物重を簡易に推定できる。 キーワード 大豆、ダイズ、開花期、葉面積指数、乾物重、相対照...
要約 リュウホウのちりめんじわ粒は作付条件に関わらず、子実水分が急激に低下する成熟期2~5日前から増加する。播種期を遅くすることで子実水分低下は緩慢となるため、晩播栽培による抑制効果が認められる。 ...
積雪寒冷地における不耕起V溝直播機の無代かき条件での水稲播種性能
要約 積雪寒冷地における不耕起V溝直播機の水稲播種性能は、事前の代かきや鎮圧作業を省略しても、慣行の水稲直播機と同等以上である。 キーワード 不耕起V溝直播機、水稲乾田直播、播種性能 背景・ねらい 温暖...
グレーンドリルを汎用利用した水稲乾田直播の寒冷地向け播種体系
要約 麦の高速播種に用いられるグレーンドリルは、播種床を硬めに仕上げ、播種後にカルチパッカで鎮圧することで、乾田直播に利用できる。深さ15mm程度に播種するための播種床の硬さは、人が片足のかかとに全体重...
FOEASの地下水位制御は大豆の根粒窒素固定、光合成を高めて増収させる
要約 新規地下灌漑システム(FOEAS)による地下水位制御により、大豆の出芽苗立ち、光合成が向上するとともに、根粒窒素固定量は大幅に高まる。その結果、地力窒素が乏しい圃場においても増収が期待できる。 キー...
要約 乾土状態でのスクミリンゴガイの生存期間を実験的に調べた結果、生存率には貝のサイズや潜土の有無が影響し、完全な乾燥状態では大貝の一部が最長11ヶ月、湿潤状態では中・大貝のごく一部が29ヶ月以上生存し...
要約 ちりめんじわの発生には子実肥大盛期前後の作物体の老化が関係し、施肥等による生育後半の栄養状態の改善が発生低減に有効である。亀甲じわは成熟期後の乾燥過程において発生するが、収穫時期を早めることに...
要約 亀甲じわは単粒子実水分が13%未満に乾燥した後に、種皮が吸湿すると子葉から種皮が剥離し、立毛中に吸湿と乾燥の繰り返しによって、発生と消滅を繰り返しながら増加する。そのため、従来より早い時期に収穫...
要約 コンバインのアンローダに設置した光電センサにより測定される穀粒の排出時間とGPSによる作業軌跡から、収穫質量・位置を自動記録する装置。収穫質量を5~10%程度の精度で推定する。市販コンバインに後付...
要約 大豆品種「エンレイ」のちりめんじわ粒の発生を軽減するには、コンバイン収穫による刈り取り開始時期は、子実平均水分22%の頃である。また、子実平均水分22%程度の大豆の貯留限界は4日である。 キーワー...
要約 エンレイの子実水分は電気抵抗式の水分計を用いて測定できる。子実をサンプリングし、単粒の水分を測定して平均した後、換算表を用いて平均子実水分を推定する。水分計は携帯式なのでほ場でも測定でき、コン...
要約 小麦を水稲のコンバイン収穫跡に浅耕播種する場合には、外周明渠とフレールモアによる再生稲処理に加えて、小明渠浅耕処理を組み合わせて実施することで、コンバイン旋回跡の解消や圃場の乾燥につながり、播...
要約 大豆品種「エンレイ」のちりめんじわ粒の発生を軽減するには、コンバイン収穫による刈り取り開始時期は、子実平均水分22%の頃である。また、子実平均水分22%程度の大豆の貯留限界は4日である。 キーワー...
地域産大豆への加工用需要を利用した中山間小規模大豆産地の維持
要約 中山間地域の小規模大豆産地は、強い需要をもつ加工業者との原材料大豆の高価格安定取引、豆腐製造の付加価値を産地や地域への還元、流通販売経路の短縮等のもたらす経済効果によって、大豆産地を維持するこ...
大豆油精製副産物を用いた低コレステロール高トコフェロール卵の生産
要約 植物ステロールを主成分とする大豆油精製副産物を若齢の産卵鶏に給与すると、生産性や卵質は 変わらないままで、コレステロール含量が有意に10%低下し、トコフェロール含量が10倍に増加して、 低コレステロ...
要約 乳脂肪中の共役リノール酸割合の増加に効果のある脂肪酸カルシウムを乳牛に効率的に給与するには、 大豆粉と組合せたペレット化が有効である。 キーワード 乳牛、ペレット化、脂肪酸カルシウム、共役リノー...
葉にエタノール液をつけて潅水要否を判断する大豆サチユタカの簡便な潅水指標
要約 大豆の水ストレスを上位葉の葉裏中央部にエタノール液を付着させ気孔開度を測定して把握する。サチユタカの場合、開花時期・莢伸長時期では90%エタノール液が、子実肥大時期では85%エタノール液が浸潤しな...
要約 トラクタのロータリ整地板に取り付け、ロータリ両端に市販の培土板を装着することにより、畦立同時播種を良好に行うことが可能で、排水効果が高く、大豆の出芽安定に寄与できる簡易畦立機を開発した。 キー...
キーワード 乳牛、共役リノール酸、乾燥豆腐粕 背景・ねらい 共役リノール酸(CLA)は脂肪を構成する脂肪酸のひとつで、発ガン抑制、血中コレステロール低下作用等の機能性を有することが認められており、反芻家...
要約 カドミウム汚染土壌にマグネシア系土壌硬化剤「マグホワイト」を混合して、マグネシウムアパタイトを生成し、カドミウムを結晶構造に取り組むことで、大豆のカドミウム吸収を抑制することができる。 キー...