石礫のある条件でも利用可能なV字刃本暗渠機「カットドレーナー」
要約 V字刃本暗渠機「カットドレーナー」は、V字刃の土塊の持上げ・破砕作用で圃場内の石礫の直径が30cm未満であれば、深さ80cm程度までに、最大60cm幅の破砕溝とその側方に7cm幅の開削溝を作り、内径50mm暗渠管...
九州北部2年4作(稲・麦・大豆・麦)大規模水田スマート一貫体系の作業モデル(案)
要約 九州北部2年4作におけるスマート農業一貫体系は、田植機・トラクタの自動運転作業による規模拡大効果、ドローンやIoTセンサー、自動運転(収量)コンバインによる作業・生育・収量の見える化や水稲追肥作業外...
本暗渠未整備の水田転換畑のチゼルプラウ耕は排水性を改善しダイズの収量を改善する
要約 本暗渠未整備の水田転換畑圃場においてダイズ播種前にチゼルプラウ耕を行うと圃場の排水性が改善され、ダイズの苗立ち率が高まり、収量が向上する。 キーワード ダイズ、チゼルプラウ、転換畑、排水対策 背...
養魚ため池の貯留水を雨季水稲と乾季畑作に利用することで収益増が期待される
要約 ラオス中部の中山間農村では、養魚用ため池の貯留水の活用により、雨季初期に水が...
中山間水田作での飼料用米直播、大豆晩播と用排水技術による所得効果
要約 中山間集落営農法人の水田作において、飼料用米の鉄コーティング湛水直播、除草体系を改善した大豆「あきまろ」の晩播栽培、地下水位制御システムを...
難防除雑草マルバルコウ防除のための大豆品種「あきまろ」狭畦晩播栽培体系
要約 マルバルコウ多発圃場でも晩播適性大豆品種「あきまろ」の30cm狭畦の晩播栽培を行い、FOEASにより苗立ちを確保し、適期に土壌処理剤、選択性茎葉処理剤の全面散布、非選択性茎葉処理剤の畦間株間散布を実施...
要約 大豆品種「シュウリュウ」は、東北地域における成熟期が中生の早でダイズモザイクウイルスに強く、収量が安定して多く、しわ粒が少ない白目大粒で豆腐などの加工に適する。 キーワード ダイズ、中生の早、ダ...
中山間地域における「水稲・大麦・大豆」2年3作体系の経済的効果
要約 集落営農法人に大麦・大豆の不耕起栽培を利用した「水稲・大麦・大豆」2年3作体系を導入すると、単位面積あたりの建物・農機具費や労働費を削減できる。収入面では、大麦は収量比例の「畑作物の所得補償」の...
要約 小区画ほ場やほ場の分散等により、既存の汎用コンバインの導入が困難な地域においても利用可能な小型汎用コンバイン。4tトラックに積載可能であり、水稲収穫作業において脱穀選別損失の発生を3%程度に抑え、...
大豆作における集落営農法人の広域的連携による地域支援システム
要約 地域を基礎に全集落営農法人が参加して形成される広域的な連携組織は、大豆作での大型機械の共同利用を通じてコスト削減と収支改善を可能とし、法人同士の相互支援的な対応や地元実需者との連携の下で、法人...
要約 中山間地域の集落営農法人において麦・大豆作は主力となる構成員の所得確保に寄与する。麦・大豆作の導入には低コスト化(10%程度)を可能とする新技術の採用を基礎的条件とし、併せて1.5~1.6倍の増収を実...
良質で栽培適性に優れる青大豆新品種候補系統だいず「東山青211号」
要約 だいず「東山青211号」は「信濃青豆」より晩熟な青大豆系統である。種皮、臍、子葉が緑色で外観品質に優れ、豆腐の食味が良い。着莢位置が高く倒伏は少なく、ダイズモザイク病と紫斑病に抵抗性である。 キー...
地域産大豆への加工用需要を利用した中山間小規模大豆産地の維持
要約 中山間地域の小規模大豆産地は、強い需要をもつ加工業者との原材料大豆の高価格安定取引、豆腐製造の付加価値を産地や地域への還元、流通販売経路の短縮等のもたらす経済効果によって、大豆産地を維持するこ...
中山間地域における「サチユタカ」の麦跡不耕起密条播種による晩播栽培
要約 麦跡不耕起密条播種法は、麦作の明渠を利用し、条間30cmの不耕起播種を行うことで梅雨期に苗立ちを確保する無中耕・無培土の栽培法である。中山間地域で「サチユタカ」を7月上旬の晩播で苗立ち数を平方メー...
要約 収穫・調製機械利用を通じた集落営農連携は初期投資の負担軽減と固定費の共同負担により、31%の費用節減効果を生む。連携を構築する中で技術対策(高収量・省力化)、実需者対策(高単価)を併用することで...
産地マーケティングによる中山間地域の特産作物産地システムとモデル経営
要約 中山間地域における特産作物産地化を図るには、産地マーケティングにもとづく、新作物・品種の試作、技術体系確立の役割を果たす「試作支援センター」が核になり、生産支援、販売体制を分担する役場・JAが...
要約 「東北148号」は極小粒で栽培適性及び納豆加工適性に優れている納豆用ダイズ新品種候補である。「鈴の音」と比べ成熟期が遅い中生の中で、耐倒伏性に優れ、収量性が並からやや高い。また、納豆用としては初...
要約 早生で実需者評価の高い「エンレイ」を奨励品種に採用し、岐阜県中山間地域において普及をはかる。 キーワード ダイズ、エンレイ、奨励品種、早生種
背景・ねらい 岐阜県では自給率向上を目標にダイズの...
19.IKONOS衛星データを用いた水田利用タイプの判別手法
要約 高解像度のIKONOS衛星データと水田区画のGISデータを用いて、中山間地域等における水稲作田と耕作放棄田を区画単位で高精度で迅速に判別することができる。農業工学研究所・地域資源部・土地資源研究室 背景...
要約 だいず栽培において不耕起播種機を用いると、降雨による播種作業の遅れも少なく、作業能率1.7~2.7h/haと省力的に作業できる。また、中耕培土が不要となるため、集団転作等の大規模栽培においては、慣行並...