ヘアリーベッチを用いたリビングマルチ栽培の飼料用大豆への雑草防除効果
要約 ヘアリーベッチのリビングマルチは、飼料用大豆の雑草防除手段として有効だが、防除効果は雑草の種類により異なり、オオイヌタデやシロザが優占する圃場では効果が大きく、ホソアオゲイトウやイネ科雑草が優...
くず大豆および大豆ホールクロップサイレージは発酵TMR原料として有用である
要約 くず大豆および黄葉中期に調製した大豆ホールクロップサイレージを、大豆粕等の輸入タンパク質飼料の代替として用いた発酵TMRは、泌乳牛に給与しても産乳性は代替前と変わらない。また飼料中の植物性エスト...
若刈牧草とホールクロップサイレージ大豆の連続栽培による高タンパク質飼料生産
要約 若刈りのイタリアンライグラスを収穫後、再生草をリビングマルチ利用してホールクロップサイレージ用大豆を栽培すれば、アルファルファの栽培が難しい地域でも、良質な高タンパク質飼料を自給できる。栽培・...
要約 我が国に分布するアレチウリの全遺伝的変異の9割が地域内に存在すること、河川敷集団の遺伝子型組成の変化と飼料畑からの推定種子流入地が一致していることから、アレチウリは全国の飼料畑に一次侵入集団を...
畑作酪農地帯における畑作受託による酪農コントラクターの運営安定化対策
要約 十勝管内A町農協コントラクターは、飼料作に加えて畑作からの受託を行うことで年間作業量の平準化を可能にするとともに、採算性を高めている。こうした展開には関連部署との連携に加え、作業精度向上、適期...
要約 乳牛におけるしょうゆ油の粗脂肪消化率とTDN含量は95.4、214.1%と大豆油と差がなく、乳牛用飼料として利用できる。しょうゆ油を600g/日給与すると乳脂率の低下が著しく、乳牛へのしょうゆ油の給与量は400...
イタリアンライグラスと大豆を組み合わせた高蛋白質粗飼料の無農薬栽培体系
要約 秋播き性のイタリアンライグラスを春播きし、収穫後の再生草をリビングマルチとして大豆を栽培すれば、農薬なしで粗蛋白質含量13~20%の飼料が乾物で約1000kg/10a得られる。本体系の雑草抑制力は強く、無...
分娩前の血中総コレステロール値の違いに基づくケトーシス予防法
要約 分娩14日前の血中総コレステロール(TCho)80mg/dl未満の乳牛はケトーシス発症リスクが高く、グリセリンとバイパスアミノ酸の併用投与によってケト-シスを予防できる。一方、分娩14日前のTCho80mg/dl以上の乳...
北海道における有機性廃棄物によるカドミウム負荷の実態と土壌・作物へのリスク軽減策
要約 北海道で発生する有機性廃棄物に由来するカドミウム(Cd)の農地への負荷量は、全耕地面積当たり年間0.27g/10aである。北海道施肥ガイドに準じた施用量の範囲では、作物のCd濃度はコーデックス基準値を下回っ...
グリセリンとバイパスアミノ酸の併用投与による乳牛のケトーシス予防
要約 移行期の乳牛に、25%グリセリンペレット製剤とルーメンバイパスアミノ酸を併用投与すると、体脂肪および体タンパク質動員が抑制され、ケトーシス予防と初回発情日数の遅延防止に効果がある。 キーワード 乳...
要約 乳脂肪中の共役リノール酸割合の増加に効果のある脂肪酸カルシウムを乳牛に効率的に給与するには、 大豆粉と組合せたペレット化が有効である。 キーワード 乳牛、ペレット化、脂肪酸カルシウム、共役リノー...
キーワード 乳牛、共役リノール酸、乾燥豆腐粕 背景・ねらい 共役リノール酸(CLA)は脂肪を構成する脂肪酸のひとつで、発ガン抑制、血中コレステロール低下作用等の機能性を有することが認められており、反芻家...
プロピレングリコールとバイパスアミノ酸投与による乳牛のケトーシス予防
要約 移行期の乳牛にプロピレングリコールとバイパスアミノ酸を投与したところ、脂質およびタンパク質代謝が改善され、ケトーシス予防とそれに継発する初回発情日数の遅延予防に効果がある。 キーワード 乳用牛、...
要約 沖縄の特産物「泡盛」から副次的に生産される「蒸留粕」をフィルターで濾過・圧搾すると「もろみ酢の原料液」と「泡盛もろみ酢粕」が生産され、その「泡盛もろみ酢粕」を乳牛飼料として購入飼料の大豆粕に代...
要約 熊本県旭志村において農業部門に流入する窒素の量は年間3059tで、流出する窒素は1317tであった。飼料の改善等各種技術を導入することにより217tの収支改善を行えることが推定される。 背景・ねらい 九州の畜...
背景・ねらい 育成すべき農業経営に対して諸施策を重点的・集中的に講じていくため,経営政策全体の見直し・再編に関する検討が行われ,平成13年8月に「農業構造改革推進のための経営政策」がとりまとめられた。...
暖地水田作経営における代かき同時土中点播直播導入の効果と経営類型間差
要約 複数の水田作経営類型に水稲代かき同時土中点播直播技術を導入すると、水稲作付面積が2.1~3.5haの規模拡大が可能で、晩播適性品種の導入でさらに拡大が可能となる。また134~367万円所得増となる。野菜(な...
第一胃内CP分解度のコントロールによる泌乳前期の乳蛋白質率向上
要約 泌乳前期の乳牛に対し、飼料中のCP含量を17%とし、第一胃内CP有効分解度を69%に調整した飼料の給与は、血液尿素窒素(BUN)量が低く推移し、分娩後21~42日間の乳蛋白質率が0.4%程度向上できる。 ...
要約 大豆皮はNDF等の繊維成分が高いにも拘らず,濃厚飼料並みの消化率を示した。そのため,低消化性の粗飼料と併用することにより,単純に濃厚飼料割合を増加させる場合よりも高い泌乳効果が期待できること...
要約 大豆皮はNDF等の繊維成分が高いにも拘らず,濃厚飼料並みの消化率を示した。そのため,低消化性の粗飼料と併用することにより,単純に濃厚飼料割合を増加させる場合よりも高い泌乳効果が期待できることが...