要約 豚ぷん尿の曝気処理後に発生する処理上澄液をニガウリに栽培期間中、施用(6mm/日の量を週5日)したところ、化学肥料施用と同等の収量が得られるが、土壌中のカリウムの集積が見られる。 キーワード 豚ぷん...
要約 ニガウリ新品種「試交4号」は、露地栽培の作型で収量が5.3t/10aと中長に比べて高い。雌花数が適度で、果皮色は濃緑色である。 キーワード 新品種、雌花数、露地栽培 背景・ねらい 「群星」「汐風」は、雌花...
要約 ニガウリの抗酸化活性の大部分は、還元型ビタミンCに由来する。ビタミンC含量は種衣>胎座部>果肉の順で高い。ビタミンCは交配後数日のうちに蓄積するが、その後果実の肥大とともに濃度は減少し、過熟果で...
要約 冬春期のニガウリのNFT養液栽培において、養分吸収特性を考慮した処方液を単肥配合で作成することにより慣行肥料コストを約5割削減し10アール当たり10トン以上の収量を得ることができる。 キーワード NFT、...
要約 ニガウリ"群星"の熟度は交配後の積算温日度に依存し、積算温日度約450~550℃が最も食べ頃である。600℃を超えると過熟であり、600~650℃で黄化が発生する。熟度の進行に伴いGOT等の酵素活性は低下し、黄化の...
要約 ニガウリ"群星"の熟度は交配後の積算温日度450℃前後に適熟となる。果実色は、熟度進行と共に明るく、黄色に変化することから、L*値及びb*値に反映され、果実表面突起は成熟とともに細かい突起密度が減少する...
要約 ニガウリ"群星"は収穫後も10℃以上では後熟し、交配後の積算温日度が650℃前後に達すると黄化が発生する。10℃未満では低温障害の発生が顕著であるが、完熟に近い程、重量減少率が低く、低温障害にも強い傾向が...
要約 奄美群島のサトウキビ栽培地帯では、ラセンセンチュウ類の発生が多く、次いでイシュクセンチュウ類、ネグサレセンチュウ類が多い。 キーワード サトウキビ栽培地帯、植物寄生性線虫類、ラセンセンチュウ、イ...
要約 ニガウリ新品種「か交5号」は果形や果皮色等の果実品質が優れ、初期収量や総収量等が多く、多収性である。本品種は多層被覆下のハウス無加温半促成作型に適する。 キーワード ニガウリ、育種、品種、か交5号...
要約 収量が多く、果実のこぶ状突起の尖りを抑えて収穫後の損傷を少なくした紡錘形果実の新品種「佐土原3号」を育成した。 キーワード ニガウリ、育種 背景・ねらい 紡錘形果実の需要増加に対応し、平成9年に「試...
要約 ニガウリ花粉の発芽は、温度摂氏25~30度で最も良好となり、摂氏35度以上の高温に3時間遭遇した花粉は、発芽能力が低下する。また、花粉の発芽が優れる時間帯は、雄花が開花する日の出前後である。鹿児島県...
野菜類の抗酸化活性の評価およびモロヘイヤにおける活性成分の同定(研究)
要約 種々の野菜の抗酸化活性を評価した。また、高い抗酸化活性を示したモロヘイヤから5種のフェノール性抗酸化成分を単離・同定した。 キーワード 野菜、抗酸化活性、モロヘイヤ、フェノール性抗酸化成分野菜・...
要約 沖縄本島のウイルス症状を呈するウリ科作物からは、ズッキーニ黄斑モザイクウイルス(ZYMV)、スイカ灰白色斑紋ウイルス(WSMV)が最も多く検出され、重複感染はパパイア輪点ウイルス(PRSV-W)とZYMV、WSMV...
ニガウリ葉に含まれる摂食阻害物質の同定と鱗翅目昆虫の摂食阻害
要約 ニガウリ葉より、広食性のハスモンヨトウと、より狭食性のアワヨトウに摂食阻害作用を示す、モモルディシンⅡおよび新規配糖体物質を単離、同定した。広食性昆虫に比べて狭食性昆虫での阻害度が高く、この差...