要約 このマニュアルは果樹・果菜類の受粉を助ける花粉媒介昆虫の調査に有用な手法を中心に、受粉のしくみや花粉媒介昆虫の見分け方等について解説したものである。このマニュアルを用いることで、花粉媒介昆虫の...
アレルギー性、抗アレルギー性一次評価用DNAチップの開発と利用
要約 食品成分の抗アレルギー作用及びアレルギー性等を一次評価できるDNAチップの開発を行った。本DNAチップを用いて、食品成分の炎症反応抑制効果及びマスト細胞活性化抑制効果等が評価できた。 キーワード ア...
豚舎汚水から回収されたリン酸結晶(MAP)の土壌中における溶解性
要約 豚舎汚水から回収されたリン酸結晶(MAP)中のリン酸は、水溶性ではなくク溶性である。その為、酸性の国頭マージで速く溶解し、埋設後5ヵ月目には過リン酸石灰と同等の溶解率を示す。また、MAPに含まれる窒...
要約 ハウスニガウリにおいて、被覆燐硝安加里肥料(70日タイプ、40・100日タイプ混合)全量基肥で植穴施肥をすると3割減肥しても慣行栽培より収量が2割以上増加する。 キーワード ハウスニガウリ、植穴施肥、被...
ニガウリ及びその乾燥粉末に含まれるγ-アミノ酪酸(GABA)
要約 ニガウリにはγ-アミノ酪酸(GABA)が含まれる。その量は未利用部位である種子及び胎座に多い。ニガウリ全果を用いた乾燥粉末は、GABAを多く含む食品素材として利用できる。 キーワード ニガウリ、γ-アミノ酪...
沖縄県のネコブセンチュウ、ネグサレセンチュウの優占種および初検出種
要約 沖縄県の亜熱帯作物圃場等で検出される農業上重要な植物寄生性線虫は、アレナリアネコブセンチュウ沖縄型(以降センチュウを略)、サツマイモネコブ、モロコシネグサレ、ミナミネグサレA型が優占種で、キタ...
要約 雨よけニガウリ栽培では、かん水同時施肥を行い、さらに、水分センサーを用いてpF2.3をかん水開始点とし1mm/回かん水すると、全量基肥及び週1回追肥に比べて後期収量が多くなり、商品果率が向上する。 キー...
要約 雨よけニガウリ栽培では、垂直面横誘引で主枝の仕立て本数を5本/株、初期の栽植密度を500株/10aとすると、収穫初期(5~6月)の収量が最も高い。また慣行の誘引・仕立て方法と比べても収穫初期の商品果収量...
要約 ニガウリの雌花は、雌ずいの花柱内に3箇所の花粉管誘導組織があり、花粉は受粉後直ちに発芽し、花粉管の伸長が始まる。花粉管は柱頭、花柱内を束になって伸長し、受精4時間から8時間後に始まり、12時間後に...
要約 ニガウリの養分吸収特性を考慮した液肥組成による養液土耕栽培は、クリンカアッシュや草炭を幅0.5m深さ0.2mの土層に容積比1/3混和の局所管理で平畦にすると、慣行栽培以上の収量が得られ、かつ塩類集積の少...
要約 本県オリジナルのニガウリ品種の育成を目的に、苦みが弱く、果実の突起がなだらかで、雌花着生が安定し、多収なF1品種「熊研BP1号」及び「熊研BP2号」を育成した。 キーワード ニガウリ、F1新品...
要約 「宮崎N3号」は、果実が白色の品種である。サラダ感覚での利用や彩色料理など従来のニガウリとは異なる利用が期待できる。 キーワード ニガウリ、育種、F1品種、白色果、宮崎N3号 背景・ねらい ...
要約 「宮崎N4号」は、果実の表面が平滑で突起がなく、輸送の際に傷みの少ない品種である。普通栽培と半促成栽培に適する。 キーワード ニガウリ、育種、F1品種、宮崎N4号 背景・ねらい ニガウリの消...
要約 「宮崎N2号」は、果実が1人が1回に食べる適量と予想される大きさの品種である。雌花の着生数が多く、収量は通常の品種に比べて多い。普通栽培および半促成栽培に適する。 キーワード ニガウリ、育種、F...
要約 「宮崎N1号」は、強勢で果色の優れる紡錘形果実品種である。普通栽培と半促成栽培に適する。 キーワード ニガウリ、育種、F1品種、宮崎N1号 背景・ねらい 現在宮崎県内で普及している「佐土原3号...
南向き斜め誘引栽培と収穫前数日の晴天によるニガウリのビタミンC含量の増加
要約 茎葉に日光がよく当たるように誘引面を南に向けて栽培することにより、ニガウリのビタミンC含量は1割程度高まる。ビタミンC含量は天候によって大きく変動し、晴天が続いた後は高ビタミンC果実を収穫すること...
要約 ウリ科果菜類では、植物の種類によってトマトハモグリバエ成虫の産卵選好性が異なる。ヘチマやスイカはトマトハモグリバエ成虫に好んで産卵されるが、ニガウリは産卵対象とならない。 キーワード トマトハモ...
ニガウリのハウス半促成及びトンネル早熟栽培における養分吸収特性と吸収量
要約 ニガウリの養分吸収は、カリウムとカルシウムが多く、特にカリウム吸収量は窒素の約1.5~2倍である。また、窒素、リン酸、カリウム吸収量は、ハウス半促成栽培(収量880kg/a)では、それぞれ3.2、0.5、4.7kg...
要約 紡錘形ニガウリのハウス栽培では、子づる2本を主枝として18節くらいで摘心し、発生する側枝を2~5節で摘心する誘引法とする。栽植株数はa当たり78株くらいがよい。10月頃から5月頃まで栽培する場合、途中、...
南向き斜め誘引栽培と収穫前数日の晴天によるニガウリのビタミンC含量の増加
要約 茎葉に日光がよく当たるように誘引面を南に向けて栽培することにより、ニガウリのビタミンC含量は1割程度高まる。ビタミンC含量は天候によって大きく変動し、晴天が続いた後は高ビタミンC果実を収穫すること...