要約 モロヘイヤは粘りの成分である多糖類を多く含む。生食用の野菜として利用する場合は低温(5℃)保存が、また機能性強化食品素材として利用する場合には冷凍保存が適している。モロヘイヤの乾燥粉末より乳化剤...
背景・ねらい ある特定の地域に適応し、利用されている土着野菜(indigenous
vegetable)は種類が極めて多く、それらの形態的・生態的特性に基づく栽培法や増殖技術、また栄養成分および利用法については、十...
要約 野菜類に含まれる代表的なフラボノイドであるケルセチンは、ラット腸管からの吸収効率が脂質や乳化剤の共存下で有意に高まり、脂質と乳化剤を併用するとさらに吸収が良くなる。 キーワード ケルセチン、フラ...
要約 モロヘイヤは、β-カロテンを多く含み、栽培時期によりβ-カロテン含量が変動する。β-カロテンはマルチフィルムの色を黒色からシルバーに換えることにより最大11%、また基肥にCDU化成を施すと増加する。 ...
モロヘイヤ黒星病菌(Cercospora corchori Sawada)汚染種子の乾熱処理による種子消毒法
要約 モロヘイヤ黒星病菌(Cercospora corchori )による汚染種子を、通風式恒温器を用いて40℃で1日間予備乾燥し、続いて87.5℃で6日間乾熱処理する方法は、種子消毒法 として有効である。 背景・ねらい 1992...
要約 モロヘイヤの流通上好ましい温度は5℃であり、β-カロテンおよびビタミンCの減少を抑え、外観品質も保持できる。1℃においては、低温障害が発生する。 背景・ねらい モロヘイヤはβ-カロテンやビタミンCなど機能...
要約 モロヘイヤの開花は16時間連続日長又は暗期中断による長日条件で抑制される。また、生育初期に10℃・15日間の低温に遭遇すると開花が誘導される。従って開花を抑制した栽培をするには日長と低温に注意した栽...
野菜類の抗酸化活性の評価およびモロヘイヤにおける活性成分の同定(研究)
要約 種々の野菜の抗酸化活性を評価した。また、高い抗酸化活性を示したモロヘイヤから5種のフェノール性抗酸化成分を単離・同定した。 キーワード 野菜、抗酸化活性、モロヘイヤ、フェノール性抗酸化成分野菜・...
幼植物の生育不良要因としての土壌微生物性の関与を簡易に推定する方法
要約 幼植物の生育の悪い土壌と物理・化学性に問題のない殺菌土壌を1:4の比率で混合する。2週間静置した後、同じ植物を栽培した場合、初期生育の悪さが再現された場合には畑土壌の微生物性がその植物の生育不良要...
要約 モロヘイヤ種子から、ブロッターテスト法によって黒星病菌(Cercospora corchori Sawada)が検出される。また、育苗中やモロヘイヤを初作した本圃においても発生が認められることから、本病が種子伝染す...
要約 モロヘイヤは気温が高いほど生育が旺盛な短日植物である。そこで、作期拡大の方法は、3~4月まきトンネル栽培では育苗期の加温と電照により5月下旬から収穫でき、8月まきではハウス栽培で電照をすることによ...