カンキツの健康機能性成分β-クリプトキサンチンを高含有化する遺伝子セット
要約 カンキツ果実に蓄積されるβ-クリプトキサンチンはカロテノイド代謝系の中間に位置しており、高含有品種・系統では上流のフィトエンシンテース遺伝子座に対立遺伝子PSY-aが、下流のゼアキサンチンエポキシダ...
要約 「春いぶき」、「吉備路」および「八ツ頭」では、慣行法である地下茎分割繁殖に比べて、根ざし繁殖により、増殖効率が高まる。根ざし繁殖で得られた苗は、地下茎分割繁殖に比べ、本ぽに定植するまでに50日程...
要約 フキ新品種「愛経2号」は、高温期の収穫において、葉柄切り口の腐敗及び葉身の黒変が遅く、日持ち性に優れる。 キーワード フキ新品種、高温期、腐敗、黒変、日持ち性 背景・ねらい 愛知県のフキ生産は、出...
シソ科ハーブ類栽培で発生する害虫種と防除薬剤の登録データの取得
要約 シソ科ハーブ類に19種の害虫の発生を確認した。このうち、ワタアブラムシ、クロゲハナアザミウマ、ナミハダニ(赤色型)など7種は激しい被害を起こす。また、アセタミプリド水溶剤はシソ科ハーブ類のアブラ...
要約 「春いぶき」は、困難とされていたフキ栽培品種の交雑に成功し、育成した品種である。本品種は、群馬県内在来「水ブキ」に比べ、フキノトウ(花穂)の収穫量が極めて多く、品質においても優れた特性を有する...
要約 「水フキ」の保温開始は、S級品(葉柄長40cm)を収穫する場合、5℃以下の低 温積算時間で1,500時間経過後、L級品(同60cm)を収穫する場合、完全に休眠が打破される1,710時間経過後からが適当である。 キー...
要約 加工食品のラジカル捕捉活性を測定した結果、イチゴジャムやフキ佃煮の活性が高かった。黒大豆の煮豆・きな粉・豆乳・味噌のラジカル捕捉活性は、原料大豆より高まったが、イチゴジャム、赤カブ糠漬け、そば...
要約 夏山林間放牧における日本短角種繁殖雌牛の牛群は、血縁や飼養農家によるサブグループを基礎に新植地をえさ場に、広葉樹林帯を休息場に、林道・搬出道を移動に利用して、数百ヘクタールの広域を行動する。 ...
要約 フキ無菌植物の葉柄切片から効率的に不定芽を誘導するためには、不定芽分化用MS寒天培地のショ糖濃度を4~5%とし、葉身側の切断面を培地に接するように置床する(反転置床)。分化した不定芽の発根培養では...
要約 山間地域の農家住民が望む経済基盤強化のためには、「特産物生産」「直売」意向農家を中心に加工所・直売所の活用やレストラン・地元観光施設との連携によって地場農産物の生産・消費拡大を図り、農業所得の...
要約 北海道でふきの葉柄内部を食害する主要害虫はフキノズイバエ(ハナアブ科)であり、その2種類のうち年1化型が主体である。幼虫は葉柄を食害したのち、晩秋に蛹化する。成虫は早春に現われて産卵するので、粒...
要約 フキ在来系統の系統選抜と培養過程における試験管内選抜を行い、葉柄の緑色が鮮やかで、みずみずしく、歯切れが良く、秀品率向上と収量増加が認められる優良系統「のびすぎでんねん」を育成した。 背景・ね...
黄色蛍光灯とフェロモン剤を用いた施設葉ジソ(オオバ)の鱗翅目害虫の防除 高知農技セ
要約 黄色蛍光灯とハスモンヨトウ交信攪乱用フェロモン剤とを併用処理することで、施設葉ジソに発生するハスモンヨトウのみならず、ベニフキノメイガ、コクロヒメハマキの一種の発生をも同時に抑制できる。高知県...
要約 露地ほ場における夏季の太陽熱土壌消毒は、ハクサイ黄化病の防除に高い効果を示した。また、太陽熱土壌消毒後のDCIP剤かん注処理は防除効果をさらに高める効果がある。 背景・ねらい 本県では、ナス、フキ、...
要約 水稲は83%の市町村で栽培され、31%で振興されている。しかし、労働力で68%、収益性で47%が問題をもっている。野菜類は労働力で40%、収益性で35%が問題を持つが、生産見通しは各作目とも現状維持が40%~60%の...
要約 加工品の形態で最も多いのは漬物であり、次いで味噌、菓子、ジャム、ジュースとなる。市町村当たりの加工組織数は12.8カ所、従事者数は28人、また、年間就業日数は69日と零細である。生産見通しは増加傾向に...
天敵ヒメハナカメムシ類への影響を考慮したナス害虫の薬剤防除法
要約 ナス畑に生息するヒメハナカメムシ類に影響が少ない選択性殺虫剤を使用することで,これらの天敵を温存して,ミナミキイロアザミウマ及びワタアブラムシの発生を抑えることができた。 背景・ねらい ワタアブラ...
要約 試験管内で培養中のフキ苗を0℃、暗黒下に保つことで、5か月間保存できる。常温培養においても、アブシジン酸を添加した無窒素MS培地を用いて培養することで、1か月間の生育抑制が可能である。 背景・ねらい ...
フキ培養苗の軟弱化防止のための通気処理を併用した無糖液体培養方法
要約 培養フラスコ内のファイバーチップに培養苗を植え付け、1日7時間フラスコ内に空気を通気しながら、しょ糖2%を含むMS液体培地で培養後、無糖液体培地と置換する方法によって、フキ培養苗の軟弱化を防止し生育...