要約 試料処理は調整の容易さや採取量等から加水の搾汁がよい。作物体中の位置で硝酸イオン濃度が異なるので採取位置を一定にする必要がある。また、天候で硝酸イオン濃度が変化することを考慮して、試料の採取は...
重粘土転換畑での促成トマトのかん水施肥栽培における最適施肥・灌水量
要約 有明海沿岸部重粘土壌転換畑での促成トマトのかん水施肥栽培は、有効土層からの豊富な養水分の吸収により、窒素施肥量6~12kg/10a、灌水量12~24t/10aで慣行施肥栽培と同等の収量・品質が確保できる。 キー...
キウイフルーツ葉柄汁液中のカリウムイオン濃度と果実貯蔵性との関係
要約 キウイフルーツ「ヘイワード」の貯蔵中果実硬度と葉柄汁液中カリウムイオン濃度との間に負の相関が認められ、6月の葉柄汁液中カリウムイオン濃度が高くなると果実の貯蔵性が低下する。 キーワード キウイフ...
施設キュウリの養液土耕栽培における葉柄汁液を用いた簡易栄養診断
要約 キュウリの養液土耕(灌水同時施肥)栽培において、抑制栽培では上位節の主枝および側枝の葉柄汁液の硝酸イオン濃度を3000~6000ppm、半促成栽培では同様に5000~1500ppmで維持することにより、安定した収量...
要約 育苗期の葉柄搾汁液をRQフレックスで測定し、硝酸態窒素濃度を100~250ppm、燐酸濃度を50~150ppmの範囲に保つと葉数、側芽数の多い苗となり、品質の良いシクラメンを出荷することができる。 背景・ねらい ...
要約 イチゴにおいて、葉柄汁液中の無機リン濃度を指標(指標値:200~400mg/l)とした簡易栄養診断により、リン酸の効率的な施肥管理が可能である。 背景・ねらい リン酸は、過剰による生育障害が現れにくいことか...
半促成トマトのロックウール栽培におけるリアルタイム栄養診断基準
要約 半促成トマトのロックウール栽培においてリアルタイム栄養診断の診断部位、診断時期を検討し、果房直下基部の小葉柄汁液の硝酸イオンとカリウムイオンの汁液診断基準値を策定する。 背景・ねらい ロックウー...
要約 高品質なシクラメン(品種:「フォルテピンク」、「ミディ・コーラス」、5号鉢)を生産するための5号鉢定植後の葉柄中硝酸濃度の適正値は、生育初期から中期(6月~9月中旬)においては品種によって異なるが...
要約 巻きひげ搾汁液の硝酸イオン濃度を小型反射式光度計で測定することにより、簡易にキュウリの窒素栄養診断を行い、窒素過剰による減収を防止できる。 背景・ねらい 施設キュウリでは前作残在窒素量を含めた施...
小型反射式光度計システムによるトマトの葉柄汁液中硝酸態窒素の簡易分析法
要約 トマトの葉柄汁液中の硝酸態窒素濃度の測定による栄養診断には、小型反射式光度計システムが、現場での簡易分析法として利用できる。診断に用いる葉柄は、硝酸態窒素濃度が葉位によって異なり、個体差も大き...