中早生で長期貯蔵性の優れるポテトチップ用バレイショ新品種「しんせい」
要約 「しんせい」は、枯ちょう期が中早生で、ジャガイモシストセンチュウ抵抗性を有する。チップ加工適性が優れ、収穫時期から翌年6月までの長期貯蔵でもチップカラーの低下が少ない。国産原料が不足する2月から...
汎用小型ドローンから陸稲圃場のイネと雑草を高精度で判別できる
要約 オブジェクトベース画像解析は、画素値の類似したピクセルの集合を1つのセグメントとし、セグメント単位で分類する高解像度画像に適した手法である。同手法を用いて、陸稲圃場のドローン空撮画像を解析する...
わい化栽培リンゴ「ふじ」での着色向上のための窒素施肥基準の策定
要約 わい化栽培「ふじ」における着色を考慮した窒素施肥基準を策定した。これまでの慣行窒素施肥量から、栽培地域の年平均気温により区分した必要施肥量に削減することで、収量や果実品質を低下させることなく、...
安定生産のために地温情報を組み入れた畝立後太陽熱土壌消毒「陽熱プラス」
要約 現場の地温の実測、あるいはアメダスデータを利用した日最高地温推定値から、消毒効果や土壌窒素無機化量等を評価する。畦立後太陽熱土壌消毒に適した肥料を組み合わせることで、実エンドウ施設栽培やトマト...
ピーマンでのジャガイモヒゲナガアブラムシ防除のためのギフアブラバチ利用技術
要約 ギフアブラバチは、施設栽培ピーマン等で発生するジャガイモヒゲナガアブラムシ防除のための生物農薬として利用できる。ギフアブラバチの利用法には成虫放飼法とバンカー法があり、バンカー法はジャガイモヒ...
カラーピーマン・パプリカ栽培における光照射追熟技術を用いた増収栽培技術
要約 果実表面の10%以上が着色しているカラーピーマン・パプリカの未熟果を収穫し、15~20°Cの温度を保ちながら光を照射すると、4~7日で出荷可能な状態に着色する(光照射追熟)。この光照射追熟により、夏秋...
ODSカラムを用いたビタミンCの高速液体クロマトグラフィー分析の効率化
要約 ビタミンCの高速液体クロマトグラフィー分析において、ODSカラムとポストカラム誘導体化検出法の組み合わせにより、アスコルビン酸とデヒドロアスコルビン酸の分離が改善し、測定時間を従来法の半分以下に、...
疫病・青枯病複合抵抗性台木用トウガラシ品種候補、安濃交1号および安濃交2号
要約 トウガラシ安濃交1号と安濃交2号は、疫病と青枯病に強度の抵抗性を有する。トウガラシ安濃交1号はトバモウイルス抵抗性遺伝子(L遺伝子)としてL4を持ち、安濃交2号は持たない。...
ポテトチップ原料用品種の選定と利用条件の設定によるバレイショの周年安定供給体制
要約 ポテトチップ原料用バレイショとして、暖地産では既存品種の「トヨシロ」と比較して「らんらんチップ」は収量が高く加工適性に優れる。北海道産では主要5品種について、チップカラーおよび芽長から品種ごと...
不織布ポットの埋設によるマルチカラー根染色法の野外試験への適用
要約 不織布ポットをあらかじめ埋設して植物を生育させ、掘り上げて乾燥させることで、野外試験でも0.5気圧程度の加圧で植物根ごとに異なる着色液を注入することができる。これにより混植した植物それぞれの根系...
要約 カラーピーマンの促成栽培においては、低濃度の追肥をかん水と同時に施肥することにより、土壌溶液中の硝酸イオン濃度の推移が緩やかになり、可販果収量が増加する。 キーワード カラーピーマン、収量、かん...
要約 植物ウイルスを検出するユニバーサルプライマーを利用し、球根花き6品目で延べ11ウイルスを遺伝子診断できる。このうち、フリージアのFreesia mosaic virusおよびラナンキュラスのRanunculus mild mosac vi...
要約 トウモロコシに代えて飼料米を66%配合した自家配合飼料を採卵鶏に給与しても、適切な配合設計に基づけば生産性に影響はなく、赤色化して規格外となった青とう(とうがらしの1種)の乾燥粉末を1%配合する...
要約 市販のフラットベッドスキャナを利用し、小麦種子横断面の胚乳色相を測定するシステムを新規開発した。これにより製粉による小麦粉色相の劣化要因を除外し胚乳自体の色相を効率的に測定できるとともに、小麦...
要約 中果系カラーピーマンの果実こうあ部の「ひび果」および「尻腐れ果」は、高気温で草勢が良く、果実の肥大が良好な場合に多発し、果実側面の「ひび果」、「変形果」および「小果」は高気温又は低気温、或いは...
キーワード カラーピーマン、着果制御、収量、主枝2本仕立て 背景・ねらい カラーピーマンは、近年の消費の多様化・高度化を背景に需要が伸びており、また販売単価も高値基調にあることから、消費者ニーズに対応...
カラーピーマンの雨よけ栽培における有望品種の果実特性と整枝法
要約 中果系のカラーピーマン「シグナル」の3色の果実は、A品率が共に揃って高く、1果重がほぼ同等であり、袋詰め出荷に適している。収量は、側枝3~4節(葉数10枚)摘心の場合に多い。 キーワード カラーピーマ...
要約 カラーピーマンのかん水同時施肥栽培において、時期別のかん水量を制御し、窒素施肥量を3割減肥で管理すると葉柄汁液中の硝酸態窒素濃度が1100~2000ppmで推移し、慣行栽培を上回る収量を確保できる。また、...
要約 トマトの茎の地際から、切り花着色液を0.5から5気圧まで段階的に加圧注入すると、野外において根を染められる。0-15cm土層では、株元はその株の根が占め、株間では両方の株の根が分布する。15-30cm土層では...
要約 生イモ中の還元糖量、チップ中のアクリルアミド量が顕著に増加する貯蔵温度域は8℃未満である。アクリルアミド生成に最も強く関与する生イモ中の成分は還元糖である。 キーワード ばれいしょ、貯蔵温度、ポテ...