要約 容量420mlの透明容器の内側壁面にダイズシストセンチュウ感受性ダイズの種子を貼り付けて圃場の土壌を詰めて圃場に埋設し,8週間後に根に着生したシスト数を外側から肉眼で計数する事によってダイズシストセ...
要約 DMI剤耐性キュウリうどんこ病菌のCYP51遺伝子(ステロール脱メチル化酵素遺伝子)には特異的な塩基置換変異があり、この変異を利用して設計したプライマーを用いれば、高度耐性菌をPCR法により検出できる。 ...
牛ふん堆肥を用いたアールスメロン栽培において土壌養分を集積させない養分管理のための圃場カルテ
要約 作付前土壌および牛ふん堆肥の加里含量から土壌診断基準値以下になるように堆肥施用量を決定し、堆肥、土壌の可給態窒素および無機態窒素から施肥窒素量を求める圃場カルテを用いる施肥は、同一圃場で牛ふん...
ピーマンPMMoV抵抗性(L3)品種の寒冷地における適応作型
要約 PMMoVの病原型P1,2に対する抵抗性L3遺伝子を有している品種「さらら」「京鈴」はハウス作型に適し、「みおぎ」は露地作型に適する。いずれも収量は慣行品種と同程度確保できる。 キーワード ピーマン...
要約 畑地における牛ふん堆肥の窒素利用率は、堆肥の全炭素(C)を1/15Mリン酸緩衝液抽出法による窒素(N’)または0.5M硫酸カリウム溶液抽出法による窒素(N’)で除したC/N’と高い負の相関がある。また、リ...
トマト黄化葉巻ウイルス(TYLCV)分離株間の遺伝子型簡易診断・識別法
要約 国内で既発生のTYLCV4分離株の遺伝子型を簡便に識別できるプライマーを用いたPCR法によって、トマト黄化葉巻病の診断とTYLCV遺伝子型の識別が1日でできる。 背景・ねらい 日本国内で発生するTYLCVには、長崎...
Dot immunobinding assay(DIBA)及びTissue print immunoblot(TPI)によるトマト黄化葉巻ウイルス(TYLCV)の簡易検出
要約 TYLCV抗体を利用したDIBA及びTPIによりトマト発病株からTYLCVを特異的に検出できる。これらの方法は特別な機材を必要としないためトマト黄化葉巻ウイルスの簡易診断技術として活用できる。 キーワード トマ...
要約 抑制キュウリにおけるリアルタイム診断には、土壌では簡易振とう法のEC、植物体では葉柄汁液中の硝酸イオンを用いるのが適当である。好適な生育を維持するためには、簡易振とう法ではECが約0.3~0.4mS/cm、...
要約 促成ナスの養液土耕栽培では、定植前の無機態窒素量から栽培期間中に供給される無機態窒素の総量を推定できる。土壌から供給される無機態窒素の総量が20mg/100g乾土程度の圃場では減肥率を慣行栽培の50~70%...
要約 病原性アグロバクテリウム菌の検出が可能なPCR用プライマーを新たに設計し、コロニーPCR法による病原性菌株の特異的検出法を開発した。本法により、リンゴ根頭がんしゅ病菌の簡易診断が可能である。 キーワ...
コロニー PCR によるリンゴ根頭がんしゅ病菌の診断法の開発
要約 病原性アグロバクテリウム菌の検出が可能な PCR 用プライマーを新たに設計し、コロニー PCR 法による病原性菌株の特異的検出法を開発した。本法により、リンゴ根頭がんしゅ病菌の簡易診断が可能である。 キ...
施設キュウリの養液土耕栽培における葉柄汁液を用いた簡易栄養診断
要約 キュウリの養液土耕(灌水同時施肥)栽培において、抑制栽培では上位節の主枝および側枝の葉柄汁液の硝酸イオン濃度を3000~6000ppm、半促成栽培では同様に5000~1500ppmで維持することにより、安定した収量...
要約 養液土耕(灌水同時施肥)栽培法を用いることにより、土壌中の無機態窒素量は低レベルで推移し、収量、品質を低下させることなく、窒素施肥量を慣行施肥の7割程度まで低減できる。また、キュウリの窒素吸収...
要約 養液土耕(灌水同時施肥)栽培法を用いることにより、土壌中の無機態窒素量は低レベルで推移し、収量、品質を低下させることなく、窒素施肥量を慣行施肥の5割程度まで低減できる。また、キュウリの窒素吸収...
DIBA法、ラテックス凝集反応法によるスイカ果実汚斑細菌病の迅速診断法
要約 DIBA(Dot Immuno-Blotting assay)法とその変法であるTBI(Tissue Blot Immuno-assay)法、ラテックスおよび黄色ブドウ球菌の死菌体を利用した凝集反応法による病原細菌の検出は、スイカ果実汚斑細菌病の迅...
要約 トマト植物体からの核酸簡易抽出とウイルス特異的プライマーを用いたPCRからなるトマト黄化葉巻病の簡易診断法を確立した。九州農業試験場・ 地域基盤研究部・病害遺伝子制御研究室 背景・ねらい トマト黄化...
要約 キュウリ黄化えそ症の病原はメロン黄化えそウイルス(仮称)であり、病名を「黄化えそ病」とする。病原ウイルスのヌクレオカプシドに対して作製した抗体を用いることで、本病の迅速診断が可能である。 背...
要約 近年、スイカ果実内部が異常となり商品価値のない果実が多くみられた。本病はメロンえそ斑点ウイルス(MNSV)に起因する新病害スイカえそ斑点病であり、病原ウイルスは迅速免疫ろ紙法(簡易RIPA法)...
要約 高品質なシクラメン(品種:「フォルテピンク」、「ミディ・コーラス」、5号鉢)を生産するための5号鉢定植後の葉柄中硝酸濃度の適正値は、生育初期から中期(6月~9月中旬)においては品種によって異なるが...
要約 シクラメン炭疸病潜在感染葉は、エタノール浸漬後に28℃・多湿条件で15~20日間静置すると、鮭肉色の分生子層が形成され、診断が可能である。 背景・ねらい シクラメン炭疸病は、シクラメン栽培における最重...