安定生産のために地温情報を組み入れた畝立後太陽熱土壌消毒「陽熱プラス」
要約 現場の地温の実測、あるいはアメダスデータを利用した日最高地温推定値から、消毒効果や土壌窒素無機化量等を評価する。畦立後太陽熱土壌消毒に適した肥料を組み合わせることで、実エンドウ施設栽培やトマト...
土壌水分や土性の違いが主要な有機質肥料の窒素無機化に及ぼす影響
要約 灰色低地土における有機質肥料(菜種油粕、豚肉骨粉、魚粕、魚エキス)の窒素無機化率に及ぼす土壌水分変動(pF1.2~2.1)や土性(細粒質、中粗粒質)の影響は小さいが、中粗粒質に比べ細粒質では無機化が速...
露地早生ウンシュウミカンの全量施肥用配合肥料による省力施肥法
要約 露地早生ウンシュウミカンに複数のシグモイド型被覆尿素と無機、有機肥料を配合した全量施肥用配合肥料を、11月上旬に全量1回施用すると、慣行施肥に比べ収量・品質を落とすことなく、年間窒素施用量が20%...
要約 ハウス夏秋どりトマトの本圃において、収量や品質を低下させない無化学肥料栽培を実現するため、使用する有機質資材の種類、施用量および施用時期に関する栽培指針を策定した。また、本技術は土壌肥沃度に対...
要約 ミズナ周年施設栽培における栄養障害発生ほ場では、窒素施肥量を5kg/10a・作に減肥する。また、栄養障害を回避するため、窒素施肥量を慣行の47~67%(7~10kg/10a・作)に削減するか、夏季に緑肥を導入し、...
キャベツの有機質肥料栽培のための畝立て同時畝内作条局所施肥機
要約 15kWクラスのトラクタに装着でき、畝立てと同時に畝内に4条作溝局所施肥ができる作業機である。作業能率は1.2時間/10aで、有機質肥料を用いた初冬どりキャベツ作に適応できる。 キーワード キャベツ、畝内...
要約 茶葉抽出滓類はいずれも硝酸態窒素を取り込み、その量は炭素1g当たり10~12mgとほぼ一定である。窒素含量が多くC/N比が低い煎茶滓等は、ウーロン茶滓に比べて茶滓由来の窒素無機化量が多いため土壌中無機態...
要約 沖縄県八重山・南部離島地域の施設圃場では、交換性塩基や可給態リン酸含量が基準値より著しく高い傾向にあり施肥改善が必要である。また、2層目のち密度が高いほ場がみられ、物理性の改善も必要である。 キ...
要約 湿らせた濾紙と乾燥酵母あるいはオニオンパウダーを材料とした新型トラップを使用することにより、ホウレンソウケナガコナダニ成虫とロビンネダニ成虫の効率的かつ簡便なモニタリングが可能である。 キーワ...
要約 湿らせた濾紙と乾燥酵母あるいはオニオンパウダーを材料とした新型トラップを使用することにより、ホウレンソウケナガコナダニ成虫とロビンネダニ成虫の効率的かつ簡便なモニタリングが可能である。 キーワ...
要約 黒ボク土で熱水土壌消毒を行うと、土壌中の交換性カリウムやマグネシウムが減少するため、消毒後の土壌診断が必要である。また、土壌中の交換性マンガンの増加が起こるため、熱水の処理量は対象病害に合わせ...
成分調整ペレット堆肥の作業性とトマトおよびメロンにおける経済性
要約 家畜ふん尿堆肥を粒状に固めたペレット堆肥は、施設における堆肥の散布作業が機械化によって省力的に行うことができる。また、果菜類に菜種油かすを混合して成分調整したペレット堆肥を施用することで、トマ...
要約 脱脂処理をしない捕獲外来魚の加熱乾燥粉砕処理物は、トマトや軟弱野菜の施設栽培に有機質肥料として利用できる。窒素は無機化が速く、基肥、追肥として無化学肥料栽培の施肥体系に利用でき、新たな有機性資...
要約 ぼかし肥料の原料として菜種油かす及び魚粕に加え、土または米ぬかを用いることにより、電照ギク栽培におけるアンモニアガス障害の発生を抑制できる。福岡県農業総合試験場・化学部・作物栄養研究室 背景・...
要約 養水分を土壌に間欠ドリップで施用する養液土耕法で、カーネーションの栽培をすると、従来の土耕栽培よりも減肥が可能になる。また、施肥量調節の目安となる簡易栄養診断法による診断基準値も確立した。 背...
有機物連用における施設栽培キュウリ−トマト体系の効率的肥培管理技術
要約 有機物連用施設圃場のキュウリ-トマト栽培体系において、トマト栽培では連用4年目から有機物の減肥が可能である。また、有機物施用量は、作付け前土壌の腐植含有率から推測することが可能である。 背景・...
要約 基肥窒素を施用せず、生育に応じて液肥で追肥することにより、窒素の総施用量を慣行の55~61%に低減しても、同等の収量が得られる。高知県農業技術センター・生産環境部・土壌肥料科 背景・ねらい 近年、環...
要約 間欠ドリップ方式で養液を施用することができるシステムを用いたスプレーギクの土耕栽培における養液施用管理プログラムを作成した。また、簡易栄養診断法による診断基準を併せて確立した。 背景・ねらい 切...