要約 「奥羽PL6」は、東北地域中部では“中生の晩”に属する粳種である。土壌Cd(カドミウム)濃度が高い圃場において、安定して玄米Cd濃度が低い。玄米Cd低吸収性QTL(qLCdG11)を保有し、交配後...
要約 いもち病ほ場抵抗性遺伝子pi21を単離し、既知の抵抗性遺伝子とは異なる構造と機能を持つこと、この遺伝子は我が国の陸稲など、ごく一部のイネのみが持つことを明らかにした。また、pi21は食味...
いもち病圃場抵抗性遺伝子 pi21 を持つ極良食味の新品種候補系統「中部125号」
要約 「中部125号」は温暖地東部では中生の早に属する、中間型の水稲粳種である。陸稲「戦捷」からいもち病圃場抵抗性遺伝子 pi21 を導入する際に、 pi21 座と密接に連鎖する不良形質をDNAマーカー選抜によって除...
要約 陸稲「関東糯197号」は温暖地東部では早生の早に属する糯系統である。耐干性・耐冷性に優れ、安定して多収性を示す。餅食味は滑らかさに優れ、良食味である。茨城県で奨励品種に採用される。 キーワード リ...
早生で安定多収・高品質な陸稲「関東糯197号」の奨励品種採用
要約 陸稲「関東糯197号」は「キヨハタモチ」より成熟期が早く強稈・多収で、耐干性が強く栽培特性が優れる。また、千粒重が「キヨハタモチ」より重く大粒で外観品質・餅品質も優れるため、奨励品種に採用する。 ...
要約 陸稲「ひたちはたもち」は温暖地東部では早生の早に属する糯系統である。耐干性・耐冷性に優れ、安定して多収性を示す。餅食味は滑らかさに優れ、良食味である。茨城県で奨励品種に採用される。 キーワード ...
要約 餅硬化性と正の相関を示すピーク温度と糊化開始温度を指標として、陸稲「関東糯172号」の餅硬化性の遺伝を検討した。F2とF3世代の分離から、関東糯172号の餅硬化性に関連するピーク温度には単一の優性遺伝子...
要約 陸稲育種で玄米粗蛋白質含量の低い系統を得るには、出穂期における株最長稈の止葉の葉色による選抜が有効である。しかし、いもち病抵抗性や株の生育量の低下に注意して選抜する必要がある。 背景・ねらい 陸...
陸稲の餅硬化性簡易検定法の開発および「関東糯172号」の高度硬化性
要約 ラピッド・ビスコ・アナライザーの熱糊化特性を指標とする陸稲の餅硬化性の簡易検定法を開発した。また、アフリカ陸稲の後代である陸稲「関東糯172号」が従来の日本の陸稲にはない高度硬化性を示すことを明...
要約 多収で、耐干性が強く、餅食味の優れる中生種の陸稲「ゆめのはたもち」を奨励品種として採用する。 背景・ねらい 本県の奨励品種である「農林糯26号」は、生育量が大きく長穂であるため、高い収量性を持つも...
陸稲の餅硬化性簡易検定法の開発および「関東糯172号」の高度硬化性
要約 ラピッド・ビスコ・アナライザーの熱糊化特性を指標とする陸稲の餅硬化性の簡易検定法を開発した。また、アフリカ陸稲の後代である陸稲「関東糯172号」が従来の日本の陸稲にはない高度硬化性を示すことを明...
要約 陸稲育種で玄米粗蛋白質含量の低い系統を得るには、出穂期における株最長稈の止葉の葉色による選抜が有効である。しかし、いもち病抵抗性や株の生育量の低下に注意して選抜する必要がある。 背景・ねらい 陸...
要約 陸稲「関東糯168号」は関東地方で中生の晩に属し,耐干性極強で,水稲糯品種並に餅食味極良の糯種である。茨城県では「ツクバハタモチ」,栃木県では「農林糯26号」,群馬県では「ナツハタモチ」に替えて普及を...
要約 陸稲「関東糯168号」は関東地方で中生の晩に属し,耐干性極強で,水稲糯品種並に餅食味極良の糯種である。茨城県では「ツクバハタモチ」,栃木県では「農林糯26号」,群馬県では「ナツハタモチ」に替えて普及を...