要約 カンキツに発生するワタアブラムシはナズナ等の雑草で越冬し、春季にカンキツを寄主選好する。夏季にカンキツに寄生せず、エノキグサ等の雑草に寄生する。本種はカンキツと雑草上の間を主に寄主転換しながら...
チリカブリダニを導入した施設栽培きゅうりにおけるワタアブラムシの防除法
要約 チリカブリダニを導入する場合のワタアブラムシの防除法として、導入する以前は、イミダクロプリド粒剤やオレイン酸ナトリウム液剤などでワタアブラムシの密度低下をはかり、導入後はチリカブリダニに影響の...
2種の天敵の同時放飼によるイチゴ・ナスのワタアブラムシの防除効果
要約 施設栽培イチゴおよび半促成栽培ナスのワタアブラムシに対してアブラバチとショクガ タマバエを放飼するとイチゴでは放飼2週間後から60日間、ナスでは放飼1週間後から35日 間ワタアブラムシを低密度に抑制...
要約 従来カキに寄生しなかったワタアブラムシが、施設栽培のカキに発生している。発生時期により体色に変化があり、葉の硬化後に発生した黄色のワタアブラムシは多くの殺虫剤に対し薬剤抵抗性の発達がみられる。...
ナミテントウ幼虫による半促成栽培ナスのアブラムシ類の防除効果
要約 半促成栽培ナスにおいて、アブラムシ類の発生初期にナミテントウ2齢幼虫を1シュ-ト当たり1頭(株当たり5頭)放飼すると、1週間後には1シュ-ト当たり(または10葉当たり)0.5頭以下に抑え、その後約4...
要約 1994~1995年にかけて、主に西日本でオオタバコガが多発生していることを明らかにし、近似種タバコガとの終齢幼虫における識別点を明確にした。また、我が国では寄主植物とされていなかった作物での発生を確...
天敵ヒメハナカメムシ類への影響を考慮したナス害虫の薬剤防除法
要約 ナス畑に生息するヒメハナカメムシ類に影響が少ない選択性殺虫剤を使用することで,これらの天敵を温存して,ミナミキイロアザミウマ及びワタアブラムシの発生を抑えることができた。 背景・ねらい ワタアブラ...
「宮内伊予柑」「セミノール」及び「ネーブルオレンジ」に適したCTV弱毒ウイルス
要約 カンキツトリステザウイルス(CTV)の弱毒系統M-23A接種「宮内伊予柑」、M-15A接種「森田ネーブル」及びM-10接種「セミノール」樹では、強毒ウイルス保毒樹と比べ樹体生育、果実肥大が良好になり収量が多く...
成果の内容・特徴