要約 カンショ焼酎粕に麹菌(Aspellugirus awamori mut.)およびセルラーゼ(セルロシンT2)を作用させて製造した飲料は、ポリフェノール含量およびラジカル消去能ともに市販醸造酢と比べて遜色ない。ポリフェノ...
要約 紫サツマイモの蒸切干加工において、アスコルビン酸水溶液に浸漬処理した後に蒸煮することにより、蒸切干の色調が明らかに改善される。アスコルビン酸水溶液の濃度は2g/l、浸漬処理の温度は75℃が好適である...
要約 葉柄専用サツマイモのほふく茎を各節直下で葉も切断し、培養土に挿す(一芽挿し)と、25日前後で定植用の苗が少面積で大量に生産できる。苗養成時には、15℃以上の平均気温条件が必要であり、培養土は水田土...
要約 茎葉利用カンショ「すいおう」の地上部は繰返し収穫が可能であり、多収である。ホウレンソウ等と比べ、葉身の栄養性は同等以上、ポリフェノール含量は高い。ラジカル消去能や抗変異原性などの機能性にも優れ...
要約 軟化栽培したソバ芽生え、及び発芽後2日間軟化栽培しその後光照射し緑化したソバ芽生えには、C-グリコシルフラボンが露地栽培以上に豊富に含まれる。光照射によりアントシアニンが集積するとともに、黄化子...
要約 北海道米の高アミロース米はレジスタントスターチ含量が多く、ラットへの投与試験で盲腸内短鎖脂肪酸生成量が増加するほか、人血糖値の食後上昇量が低いなど、難消化性成分の機能性を活かした食品素材として...
要約 そば「とよむすめ」は草丈が高く、主茎節数が多く、分枝数・1株花房数は中で、直立分枝伸長型の草型を持ち、生態型は中間型である。多収でルチン含量がやや高い特性をもつ。 キーワード そば、直立短枝型、...
要約 桑品種「大唐桑」にコルヒチン処理を行って育成した桑新品種「ポップベリー」は、植え付け翌年から果実の収穫が可能なばかりでなく、従来みられなかった大粒果で、豊産性であることから、果実採取用に適する...
要約 水稲「めばえもち」は寒冷地南部では中生の早に属する糯種で、短稈で、偏穂数型の系統である。玄米の胚芽部分が一般品種の約3倍あり、水に浸漬した胚芽に含まれる機能性成分(ギャバ)量が多いことから発芽...
要約 イチゴ(品種:女峰)の継代培養細胞系から、選抜及びホルモンフリー化により赤色のアントシアニン生産培養系を確立した。増殖と色素生産に合成植物ホルモンを使用せずにイチゴのアントシアニンを効率的に生...
要約 ソバ植物体のポリフェノール量は、発芽直後が最も高く、抗酸化能は発芽直後と開花初期が高い。主要ラジカル消去成分として、子葉にはルチン、オリエンチン、イソオリエンチンが含まれるが、生育が進むにつれ...
要約 かんしょ「九州132号」の形状は長紡錘形で、皮色は紫、肉色は紫で、外観品質はアヤムラサキより優れる。収量はアヤムラサキよりやや多く、ベニアズマより少ない。高でん粉性で、切干し歩合はベニアズマ並に...
要約 ヒエ子実からラジカル消去成分として、ヒエでは検出例の無いN-(p-クマロイル)セロトニン、およびフラボンのトリシン、ルテオリンを単離・同定した。N-(p-クマロイル)セロトニンは、強力な合成抗酸化剤である...
要約 桑の椹の大きさ、重さは大唐桑、カタネオ、カナダ産桑A等の品種で優っており、糖度は多胡早生、自芽荊桑で高い。pHは白実が最も高く、イングリッシュブラックは低い。 背景・ねらい 最近、桑の多目的利用に...
茎葉利用のためのカンショ葉の栄養成分およびポリフェノール含量
要約 茎葉利用のためのカンショ葉はビタミン、ミネラルを豊富に含んでおり、機能性食品素材としての利用が可能である。抗酸化能など各種機能性が明らかにされているポリフェノール含量も他の野菜類に比べて高い。...
要約 「中国137号」は温暖地西部地域では中生の晩に属する粳種である。収量性は標準品種並であるが、新形質として巨大胚を持っている。 背景・ねらい 米の需要拡大を図るために、食の多様化、米の新規用途の開...