要約 原料米100gで従来の原料米500g規模の試験醸造法で得られる清酒に近い品質にするには、発酵開始温度10℃、昇温1日1℃、目標温度15℃とし、発酵終了時のもろみの減少量を33.5gにすればよい。 キーワード 清酒...
要約 香川県の地酒用酒米品種として「さぬきよいまい」を育成した。「さぬきよいまい」は本県の奨励品種である「オオセト」に比べて、成熟期が12日程度遅く、多収で千粒重が重く、タンパク質含有率が低く、酒造適...
要約 地域特産物としての地酒のイメージアップを図るため、香味に優れた新規性のある清酒用酵母を富山の花から分離し育種を行い、その酵母の特徴を活かし、富山県や地域のイメージにマッチした清酒の製品化を図る...
要約 米の調理加工過程における吸水や粒内水分分布は、炊飯後、加工後の米の品質を左右する大きな要因である。MRIにおける三次元グラジエントエコー法により、空間分解能65×65×130 μm3、で1画像の測定時間最短...
要約 「山田錦」とほぼ同熟で、耐倒伏性や収量性に優れた酒造好適米品種「山口酒1号」を育成した。心白は粒の中心部に線状で発生し、砕米は少なく、タンパク質含量及び酒造適性は 「山田錦」並に良好である。 キーワー...
要約 酒米品種の選抜において、酒造適性として重要な吸水性は玄米千粒重、心白発現率、心白率および最高粘度を、消化性はアミロース含有率を調査することによって、選抜初期段階で簡易に評価できる。 キーワード ...
要約 岩手県水稲奨励・準奨励品種(H15年度現在)について、DNAマーカーを利用した混入米のDNA鑑定技術を確立した。 キーワード 混入米、DNA鑑定、DNAマーカー 背景・ねらい 近年、食を巡る消費者の安全・安心に対...
酒造好適米用水稲新品種「総の舞」の育成と奨励品種採用(予定)
要約 酒造好適米用品種「総の舞」は、早期栽培での熟期が中生で、耐倒伏性、いもち病抵抗性及び耐冷性が強い。玄米千粒重は26gで粒厚が厚く、多収である。心白発現率は70~90%で、心白はやや小さく、酒造適性に...
要約 水稲「兵系酒65号」、「兵系酒66号」は、「兵庫北錦」より耐冷性がやや強く、収量性、品質がやや優れる極早生の酒米品種である。高温登熟条件下での乳白米の発生が少なく、酒造適性の評価も良好である。 キ...
要約 高級酒用酒米新品種「佐香錦」を育成した。「五百万石」よりも5日程度晩生で、多収である。玄米品質は「五百万石」並みで良質である。醸造適性は「五百万石」を上回り、きき酒評価は「山田錦」と同程度であ...
要約 水稲「南海145号」は、南海113号/山田錦の組合せから育成された醸造用系統で、強稈、多収である。心白の発現、タンパク質含量は「山田錦」に近く、醸造適性が高い。宮崎県総合農業試験場・作物部・育種科 背...
要約 「吟吹雪」は「日本晴」より晩熟の中生の晩熟期の酒造用品種である。良質多収で、山田錦と遜色ない酒造適性を有し、特に吟醸酒用として需要が見込まれる。地力中庸以上の県下中南部の平坦地への普及を図る。...
要約 豚肉の柔らかさ、保水性、筋肉内脂肪含量は、豚の品種や三元交雑豚の止め雄品種の違いにより異なり、魚油や酒米の飼料添加の影響を受けない。保水性と産肉形質との関連は無く、発育の早い豚の肉質は柔らかい...
要約 「美山錦」は極早生の水稲酒米品種で、現在県内で栽培されている主な品種の中では多収であり、平成5年の冷害年も減収程度は小さく、タンパク質含量もやや低い。基肥量はコシヒカリ並とし、追肥は出穂前15日...
成果の内容・特徴