要約 有機物を連用し地力の高まった水田で水稲品種「ヒノヒカリ」の点播栽培にリニア型50日溶出とシグモイド型45日抑制55日溶出の被覆尿素を1:2の配合割合で全量基肥に使うと、窒素を慣行施肥量の最大30%程度減...
要約 中山間地帯の高標高による冷涼気象地帯における飼料イネ栽培は、飼料イネ専用品種を用い、施肥を多めに行い多収とし、早めに落水して地耐力を確保し、専用収穫機を用いて収穫・調製する。 キーワード 飼料イ...
要約 水稲「越南176号」は寒冷地南部では中生の早に属する粳系統である。米飯は粘りがあって、「コシヒカリ」と同等の極良食味であり、特に、冷めたときには「コシヒカリ」に優る。直播栽培にも適する。福井県、...
要約 覆複合肥料を全量基肥施肥し、5月中旬に打込み式代かき同時土中点播機で乾籾換算4kg/10a程度を播種し、落水出芽法による栽培体系により、耐倒伏性、収量、品質において安定した結果が得られ、春期の労働時...
要約 長稈の酒造好適米品種「祝」において、打ち込み式代かき同時土中点播栽培技術を導入する場合は、点播間隔を広くすることにより移植栽培並みの耐倒伏性が得られる。 キーワード イネ、祝、長稈品種、湛水直播...
要約 水稲「イクヒカリ」は寒冷地南部では中生の早に属する粳系統である。米飯は粘りがあって、「コシヒカリ」と同等の極良食味であり、特に、冷めたときには「コシヒカリ」に優る。直播栽培にも適する。福井県、...
トラクタダンプを用いた作業システムによる大区画水田の均平度改善効果
要約 大区画水田に生じる凹凸による均平度の悪化は、熊本県で開発した均平化作業システムで改善することができる。これにより、湛水深が均一になり、圃場内に生じる水稲の収量むらを解消する効果が期待できる。 ...
代かき同時土中点播で適正な播種深さを確保するための露出種子の割合
要約 寒冷地における代かき同時打込み点播では、適正な深さに播種するため打込み強さの調整が非常に重要であり、その指標として、播種直後の代かき土壌表面露出種子の割合が利用できる。 キーワード 代かき同時土...
要約 水稲湛水直播栽培において、露出種子割合を低下させることで落水期間中のスズメによる食害は軽減できる。播種後の露出種子割合が大きい場合には、1cm程度の浅水管理ではスズメの食害を受ける。 キーワード ...
酸素補給剤無粉衣催芽籾を用いた飼料イネ湛水直播省力散播栽培法
要約 水稲湛水直播の酸素補給剤無粉衣催芽籾を用いた代かき同時播種または直後播種は、酸素補給剤粉衣籾より出芽は約20%劣るが、播種量を増量し落水出芽することで酸素補給剤粉衣籾と同等の生育収量が得られ、飼...
播種後落水管理は土壌処理型除草剤の水稲生育に与える影響を軽減する
要約 水稲湛水土中直播栽培において、苗立ちを安定化させるために行う播種後落水管理は、土壌処理型除草剤の水稲に対する影響を軽減して苗立歩合を高め、稲体乾物重増加を安定化する。 キーワード 水稲湛水土中直...
水稲直播栽培での播種後落水管理後の減水深と除草剤のヒエ防除効果
要約 水稲湛水直播栽培では、播種後落水管理後の減水深が大きくなる場合がある。減水深が2cm/日程度であれば除草剤のタイヌビエ枯殺効果は高いが、減水深が2cm/日を越えると枯殺効果が低下し残効日数も短くなるの...
要約 水稲「コシヒカリ」の打ち込み式代かき同時土中点播(ショットガン直播)栽培において、約50日で溶出する肥効調節型肥料を主体とする直播専用肥料を基肥として施用すると、直播栽培の施肥法として従来指導し...
要約 水稲乾籾を不織布に封入・貼付した再生紙マルチ直播シートを人力敷設機で敷設する湛水直播栽培法。代かき後落水し適度な土壌表面硬度になった田面に、直播シートを敷設することで、安定した出芽、苗立ちが確...
要約 水稲「こいもみじ」は、従来より低温条件である日平均気温が10℃以上の播種時期で一定の苗立が得られ、移植栽培と同等の品質・収量が確保できるため,広島県北部・高冷地域においても湛水散播直播栽培が可能...
要約 休眠覚醒の進行が遅いヒノヒカリ等の水稲種子では、乾熱処理と低温浸種の両処理を行うと最終発芽率が低下することなく発芽速度は速くなるが、休眠覚醒の進行が速いレイホウ等の種子では、同処理によって発芽...
要約 水稲湛水直播栽培の播種後落水管理により基肥の速効性窒素は湛水管理に比べ表面流去、揮散が多く、播種後60日で3/4が消失し、水稲による利用率は10%に満たない。しかし、追肥の速効性窒素肥料および基肥の...
要約 収穫翌年に使用する水稲種子は、脱穀・調製後に籾水分11%以下まで乾燥させて低温種子庫内ではなく室内冷暗所に密封保管すると、速やかな発芽と高い発芽率を得ることができる。 キーワード 種子、水稲、直播...
要約 飼料イネの収量を確保し、水田の地耐力を高め、飼料イネを大型機械で収穫するための土壌硬度を得るには、通常の中干後、乳熟期収穫では「幼穂形成期後から出穂始までの節水+穂揃期の落水」が、黄熟期収穫で...
要約 暖地水稲湛水直播栽培において出芽・苗立ちの安定及びスクミリンゴガイによる食害回避のために実施される播種後の落水管理によって、雑草発生が促進され、落水期間の延長に伴って雑草の発生期間が長くなる。...