大規模温暖地水田作経営における長ネギの機械化栽培体系の導入効果
要約 大規模温暖地水田作経営における長ネギ栽培に、機械化による規模拡大および複数品種の栽培による出荷期間の延長を組み合わせた機械化栽培体系を導入することで、長ネギ部門の労働生産性が向上し、労働報酬の...
要約 東北および北陸地域におけるタマネギの春まき夏どり作型の開発により、これら地域での生産性が慣行の秋まき作型より向上し、端境期出荷も可能となる。公表した栽培マニュアルから、適品種選定等栽培技術情報...
重粘土FOEAS圃場でのネギ・ブロッコリー栽培における水位制御の効果
要約 重粘土FOEAS圃場では、地下水位を定常的に畝面下-30cm程度に設定する制御によるネギ・ブロッコリーの生育促進効果は小さいが、夏季の土壌乾燥時の定植直後など、一時的に地表付近まで給水することによる生育...
定植前のネギ苗へのリン酸カリ溶液施用はネギの増収とリン酸減肥を可能にする
要約 ネギ苗をリン酸濃度1.15%に調製したリン酸カリ溶液に定植前に浸漬することによって、初期生育が顕著に促進され、収量が有意に増加する。それによって、圃場へのリン酸施用量を50%以上削減しても、慣行と同等...
冬季のトンネル畦間マルチによる初夏どり一本太ネギの高品質多収栽培法
要約 初夏どりネギ栽培では、2畦単位でトンネル及びマルチ被覆する「トンネル畦間マルチ」栽培を行うことにより、上物収量が多くなる。千葉県の北総地域における本栽培法の播種適期は10月上旬で、この場合の定植...
要約 カリフラワー、キャベツ、ケールおよびコールラビは、緩効性肥料を含む培地に播種し、追肥を 行わないで灌水のみで慣行の2~3倍の程度の期間セル育苗すると、育苗期間中は出蕾せず、虫害発生程度が 低下し...
要約 秋冬取り作型における根深ネギの平床挿し苗栽培は慣行溝植え栽培より、11月以降の窒素の吸収量が多く、収穫期の生育は優れる。また、根は畝上部に多く分布し、総根量も多い。 キーワード ネギ、平床栽培、生...
要約 ピートモス:ボラ土:籾殻=1:1:1を培地とした高設ベンチを用いて、培地の窒素量を25g/m2、水分を40~50%に維持すると、作業姿勢の改善と培地への塩類の集積及び廃液の排出を回避しつつ小ネギが栽培で...
要約 生育前半の多量かん水が、前作の残存または施肥窒素を小ネギに利用されにくくしている。施肥改善として、油粕(窒素成分7.5kg/10a)をベースに被覆尿素40日タイプ(窒素成分7.5kg/10a)の施肥位置を全層また...
要約 砂丘畑のネギ栽培において、「被覆尿素入りネギ専用肥料」を使用した植え溝への少量株元施肥は、慣行畦間施用に比べ施用回数が2回増加するが、M品以上の収量性を落とさず施肥量削減を図ることが可能な施肥...
要約 短葉性ネギは、平植え栽培が可能である。育苗はセル育苗とし、1穴当たりの播種粒数を1粒に、定植は2条にすることで、生育が促進され揃いが向上する。また、土寄せは2回でよく、1回目は定植後20日頃、2回目は...
要約 越冬夏どりネギ栽培において、晩抽性品種「春扇」を9月下旬に播種し、11月上旬の定植時に被覆尿素肥料を全量基肥条施用する栽培法は、本県の平均的な降雪においては越冬可能で、翌春の抽だいの発生も少なく...
要約 砂丘未熟土における葉ショウガの養液土耕栽培では、定植40日後から約25日間NPK濃度を各120mg/l、その後収穫までの約25日間各160mg/lの点滴施肥を行うことにより、現地慣行(約50kg/10a)より大幅に少ない施肥...
要約 赤ネギの新品種「茨城園研1号」を育成した。在来の赤ネギは分けつ性が強いのに対して、本品種は分けつが少なく、葉鞘が太くなる。また、葉鞘は濃い赤紫色を呈し、外観が極めて優れ、柔らかく、食味も良い。...
要約 ペーパーポット苗を用いた根深ネギの全量基肥栽培において、定植直前に肥効調節型窒素肥料(細粒品)の育苗箱施用及び本圃のリン酸増肥により、定植後初期生育が向上する。 キーワード 根深ネギ、全量基肥栽...
要約 乾田土中早期湛水直播栽培を行うことで畑地化が促進され、エダマメは転作2年目まで増収し、ネギは転作2年目で連作畑並の収量が確保される。乗用管理機体系は歩行型体系に比べ作業時間が少なく省力化となり、...
要約 施設栽培において定植前に深さ20~60cmに残存する硝酸態窒素は,深根性作物であるトマト栽培では根群域が制限されない限り追肥窒素と同様に評価できる。下層に残存する硝酸態窒素はハウス建設後年数が経過し...
要約 露地野菜栽培において日常行われる個々の農作業が環境へ及ぼす窒素負荷の程度によってランク分けし、それを基に作成した点検表は、各野菜栽培における農作業管理別の窒素負荷を評価するために有効である。 ...
埴壌土および砂壌土での全量基肥溝施肥による秋冬ねぎの効率的施肥法
要約 秋冬ねぎの効率的施肥法として、被覆肥料を利用し全量基肥で植え溝に局所施肥することにより、全量基肥全層施肥よりさらに20~30%減肥できる。適正施肥量は窒素成分で埴壌土で15キロ/10アール、砂壌土で20キ...
春まき夏秋どりネギの窒素吸収パターンに合わせた全量基肥施用技術
要約 窒素吸収パターンに合った被覆尿素肥料の育苗箱施用や本圃の条施用で、9、10月どりネギの全量基肥栽培が可能である。本技術により、慣行栽培に比較して、育苗箱施用で約70%、条施用で50%の窒素成分が...