要約 「ふじ」および「つがる」の単植園で結実を確保するためには、「ドルゴ」、「メイポール」、「スノードリフト」等の中から開花期の異なる2品種を選択し、ポット大苗等の苗木移植や樹冠頂部への高接ぎによ...
要約 リンゴ「岩手7号」は9月下旬に成熟する赤色品種である。樹姿は開張性、樹の大きさおよび樹勢は中程度で、果皮を被う色は濃赤色から暗赤色で、着色が容易な品種である。果汁多く、酸味が穏和で食味良好であ...
要約 リンゴ新品種「ゆめあかり」は、10 月中旬に収穫可能な中~やや大玉の中生種である。腰高の果形に鮮紅の果皮色を呈し、外観は優れる。多汁で緻密な肉質を有し、微酸系の食味である。室温で約2週間、冷蔵(...
要約 本道のりんご主要品種に対する「JM台木」等の品種特性を調査した。「ハックナイン」には「JM1」「JM5」「JM7」「JM8」「ランセップ」「M.9」が、「つがる」には「JM7」「JM8」が、「さんさ」には「JM2」「JM...
要約 リンゴ新品種「秋田紅あかり」は10月下旬~11月上旬に収穫可能な大玉の晩生種である。鮮紅色の果皮に果点が浮かび上がる特徴的な外観を有し、糖度が比較的高く、冷蔵で翌2月下旬まで貯蔵可能であり、主要な...
要約 「放育印度」は「印度」にガンマ線を急照射して、選抜したリンゴ斑点落葉病耐病性の突然変異品種で、その耐病性程度は主要品種の「ふじ」並みで、「ふじ」に準じた防除基準で栽培できる。果実形態及び品質...
要約 「放育印度」は「印度」にガンマ線を急照射して、選抜したリンゴ斑点落葉病耐病性の突然変異品種で、その耐病性程度は主要品種の「ふじ」並みで、「ふじ」と同じ防除基準で栽培できる。「放育印度」の果実形...
要約 リンゴ「千秋」に「ひめかみ」を交配し、着色が良好で甘酸適和な食味を有する中生のリンゴ新品種「緋のあづま」を選抜、育成した。福島県での成熟期は9月下旬~10月上旬で、「つがる」と「ふじ」の間に出荷...
ウイロイド保毒のカラタチ台カンキツに見られる台木の剥皮症状と樹勢低下
要約 カンキツエクソコーティスウイロイド(CEVd)以外の数種ウイロイドが複合感染したカラタチ台カンキツにも、CEVdによるのと同様に、台木部の激しい剥皮症状と著しい樹勢低下が見られる。 キーワード ウイロイド...
要約 リンゴゆず果病の病原体はリンゴゆず果ウイロイド(AFCVd)である。本ウイロイドの検定は電気泳動法により2~3日で、被検樹に指標植物の NY58-22(クラブリンゴの1種)を高接ぎして果実病徴を観察する生...
リンゴ新わい性台木「JM7」を用いた「ふじ」の生育及び果実特性
要約 果樹試験場リンゴ支場で育成されたリンゴわい性台「JM7」は、「ふじ」を穂品種とした場合M.26よりわい化効果が高く、熟期が早まり果実品質も優れており、省力的低樹高栽培に適した台木として期待される。 背...
要約 リンゴゆず果病の病原体はリンゴゆず果ウイロイド(AFCVd)である。本ウイロイドの検定は電気泳動法により2~3日で、被検樹に指標植物のNY58-22(クラブリンゴの1種)を高接ぎして果実病徴を観察する生物検定法...
リンゴさび果ウイロイド(ASSVd)によるニホンナシ奇形果病(新病害)
要約 ニホンナシ品種「新高」と「吉野」で発生していた果実の奇形障害は,リンゴさび果ウイロイド(ASSVd)を病原体とする新規の病害であり,その病名をニホンナシ奇形果病と提案した。RT-PCR法による本病...
要約 わい性台木利用樹を高接ぎで一挙に品種更新する場合、主幹はそのままにして側枝に高接ぎして更新する方法が、地上50cmの主幹部を剪定して高接ぎする方法より早期多収が得られた。 背景・ねらい わい性台樹も...
要約 わい性台使用樹(成木)の品種更新に際し、主幹部をせん去する高接ぎ更新法は、3~4年の短時間で更新前の収量まで回復し非常に効率的である。 背景・ねらい リンゴのわい化栽培のおいても新品種の導入や優良系...