無加温ハウスにおける「田辺」ダイコン、「天王寺」カブの採種時期の早期限界
要約
無加温ハウスで「田辺」ダイコン、「天王寺」カブを採種栽培する場合、慣行の採種時期より1か月早く収穫(早刈り)しても発芽率60%以上の種子が採種できる。この場合の乾燥種子の1...
要約
クリ「岸根」は、1年生苗木をさらに1年間苗圃で育成して定植すると良い。育成中に新梢を摘心し、定植時に枝の切り返しを行うことにより樹冠が早く拡大し、初期収量が多くなる。ま...
要約 固有種を数多く産する海洋島の小笠原諸島は、外来生物の影響で独自の生態系が被害を受けています。外来生物の生態系への影響を解明し、外来生物制御と固有種保全に関する管理方法を提案しました。 背景・ね...
要約 サイレージ用トウモロコシ一代雑種の親品種である自殖系統「Ho90」(エイチオーキュウジュウ)は、早生のフリント種で、組合せ能力が高く、耐倒伏性およびすす紋病抵抗性に優れ、一代雑種品種の親系統として...
多収で紫肉色の安定した加工用カンショ新品種候補系統「沖育96-1-15」
要約 「沖育96-1-15」は、いもの変形が少なく外観の良い多収系統である。紫肉色が濃く均一で安定しているため、加熱後の発色が良く加工用に適している。 キーワード サツマイモ、紫肉色、沖育96-1-15、多収、加工...
要約 モモの溶液受粉用の液体増量剤に、花粉管伸長を促進するペクチンメチルエステラーゼやポリガラクツロナーゼ、柱頭への花粉の付着量を増やすキサンタンガムを添加することによって、溶液受粉の結実率を向上...
要約 クラブリンゴの「Dolgo」、「Ormiston Roy」、「Makamik」、「Eley Purple」、「Pink Perfection」、「Beverly」、「Adams」は、花材として出荷するのに適している。 キーワード クラブリンゴ、花材、交雑和...
要約 「Aldenham Purple」、「Midget」、「Snowdrift」に対して花弁落花直後又は休眠期に前年枝の数芽を残して、強く切り返すと、40 %程度以上の腋花芽着生率を確保できる。また、この剪定法においては、受粉専...
長い新梢の腋花芽を利用すると、クラブリンゴの開花期間を延長できる
要約 リンゴの受粉専用品種としてクラブリンゴを用いる場合、「Ormiston Roy」、「Makamik」、「Redbud」については、枝長が長い新梢を用いることにより、開花期間を1~3日程度延長することができる。 キーワー...
要約 リンゴ「岩手7号」は9月下旬に成熟する赤色品種である。樹姿は開張性、樹の大きさおよび樹勢は中程度で、果皮を被う色は濃赤色から暗赤色で、着色が容易な品種である。果汁多く、酸味が穏和で食味良好であ...
要約 加工・業務用カボチャにおける直まき、自然受粉、着果節位以上の側枝を放任する省力整枝栽培の生育・収量は、慣行栽培と同等である。一斉収穫を組み合わせると管理作業時間は慣行栽培の約5割に削減され、大...
多収で食味の良い焼きいも向き新品種候補系統「沖育01-1-7」
要約 カンショ新品種候補「沖育01-1-7」は、皮色が赤、肉色が淡黄色で食味の良好な多収系統で、変形が少なく揃いが良いため、焼きいもに適している。 キーワード サツマイモ、焼きいも、沖育01-1-7、多収 背景・...
要約 既存品種の自家受粉により育成した実生苗の中から草姿、開花期、花色、葉色などの点で元株より優良な形質のある3系統を選抜し「かいミント」と命名した。そのうち2系統は、コンパクト性に優り、1系統は大...
ウメ新品種「紅の舞」における結実確保のための人工受粉法と収穫基準
要約 ウメ新品種「紅の舞」の人工受粉に用いる受粉用品種は、交雑和合性から「織姫」「梅郷」「玉織姫」が適し、人工受粉法では毛ばたき受粉の効果が高い。収穫適期はカラーチャート値3で、満開90日後と95日後を...
要約 高知県内で育成されたスモモ新品種「鯨山」は「大石早生」や「ソルダム」との交配親和性があり、糖度も高い。7~8分着色時が収穫適期で、25℃で貯蔵しても6日以上の日持ち性がある。 キーワード スモモ、...
二条大麦の赤かび病防除適期は穂揃い10日後頃の葯殻抽出期である
要約 国内の二条大麦は閉花受粉性で、開花期(ほぼ穂揃い期)に葯が抽出しないが、開花10日後頃に葯殻が穎花の先端から押し出されてくる。この時期が赤かび病およびかび毒蓄積に対し急激に感受性が高まる時期であ...
要約 「富有」を雨よけ栽培することで、収穫時期を1ヶ月遅らせて贈答用高級果実として出荷できる。樹上で生育する期間が長くなるため、果実が大きく、果色が良く、糖度も高くなる。併せて防虫ネットをハウスサイ...
要約 ハウスビワ栽培で、耕種的防除として開花期から天井部ビニルの被覆を行うと、腐敗果の発生率は慣行栽培に比べ1/4~1/6に低下する。果実腐敗の原因となる各種菌類の出現頻度は園地毎に異なるが、本防除法はい...
要約 「スイカ久安1号」は市販品種の雌花着生数に比べ、およそ2倍の両性花を着生する。本系統は、雌花あるいは両性花の着生数が多く、短期間での集中着果が容易なスイカ品種を育成するための育種素材として利...
イチゴ10月どり栽培における自然換気型細霧冷房と遮光資材による昇温抑制効果
要約 自然換気型細霧冷房と遮光率60~70%程度の資材を組み合わせることでハウス内温度を降下させることができる。70%の遮光資材では、「とちおとめ」の第1次腋果房の花芽分化を30%程度促進させることができ10...