集落共同作業組織への水稲直播栽培導入の影響と組織運営改善効果
要約 集落共同作業組織に水稲直播栽培(ショットガン直播)を導入すると、作業時期の分散により機械装備台数が削減できる。また、移植補助労働の削減により10a当たり春作業時間は20%強の減少が見込まれる。機械償...
要約 北海道の 20 ~ 30ha 規模の畑作経営では、キャベツの移植栽培にトレーラ伴走方 式の機械収穫を導入することによりキャベツ作の拡大をはかることができる。直播栽培と 機械収穫を組み合わせた直播・機械収穫...
要約 ホウレンソウの移植栽培を導入することにより、直播栽培よりも、夏作野菜の栽培期間は2週間延長でき、また、ホウレンソウは高価格期の1月から出荷することが可能になる。移植栽培ホウレンソウの糖、ビタミン...
要約 種籾を粘土ひもに隙間なく付着させたのち、これを溝板コンベヤで切断・回転させ、5~7粒の種籾を含んだ直径約9mmの複粒化種子を連続的に造粒する装置である。1~2人作業で時間当たり6万粒弱(30a相当...
要約 水稲種子5~7粒を粘土で合着して球状に成形した複粒化種子を用いた水稲の直播栽培体系を確立した。造粒は専用の装置で行い、播種は汎用性のある傾斜ベルト式播種機を用いる。この体系は寒冷地でも良食味品種...
要約 イボクサは、水稲播種時の耕うんによって埋没、枯死する。新たに発生するイボクサは、全て種子由来の個体であり、乾田期間中のビスピリバックナトリウム塩液剤と、入水後のシメトリン・モリネート・MCPB...
要約 イネ移植株を用いた耐ころび型倒伏性に関する1穂当たり押し倒し抵抗値には品種間差がみられる。年次により同抵抗値は変動するものの、品種間の順位には年次による相違はないことから、品種特性として評価で...
要約 「ふくいずみ」は、直播適性を備えた早生の晩の熟期の粳種である。強稈で耐倒伏性が優れ、苗立ち特性も良好である。いもち病、白葉枯病に対して中程度以上の抵抗性を備え、直播での収量が高く、食味、外観品...
要約 「夢あおば」は寒冷地南部では早生の晩に属する粳種で、中稈、穂重型の稲発酵粗飼料向き系統である。中生の主力品種の刈り取り前に稲発酵粗飼料用として収穫が可能で、耐倒伏性が強く、湛水直播栽培に適する...
要約 水稲「イクヒカリ」は寒冷地南部では中生の早に属する粳系統である。米飯は粘りがあって、「コシヒカリ」と同等の極良食味であり、特に、冷めたときには「コシヒカリ」に優る。直播栽培にも適する。福井県、...
要約 「北陸187号」は寒冷地南部では早生の晩に属する粳種で、中稈、穂重型の稲発酵粗飼料向き系統である。中生の主力品種の刈り取り前に稲発酵粗飼料用として収穫が可能で、耐倒伏性が強く、湛水直播栽培に適す...
要約 暖地水田作経営において,打込式代かき同時土中点播直播を核とする新技術体系の導入は,最大年間約270万円所得が増大する。経営規模が20ha以下の場合,水稲移植をやめ,汎用型直播機による全作物の作付けを行う...
トラクタダンプを用いた作業システムによる大区画水田の均平度改善効果
要約 大区画水田に生じる凹凸による均平度の悪化は、熊本県で開発した均平化作業システムで改善することができる。これにより、湛水深が均一になり、圃場内に生じる水稲の収量むらを解消する効果が期待できる。 ...
要約 有機物を連用し地力の高まった水田で水稲品種「ヒノヒカリ」の点播栽培にリニア型50日溶出とシグモイド型45日抑制55日溶出の被覆尿素を1:2の配合割合で全量基肥に使うと、窒素を慣行施肥量の最大30%程度減...
要約 代かき同時土中点播機を麦・大豆播種に汎用利用できる。北部九州の稲・麦・大豆の水田輪作体系において、高品質・早生の水稲、小麦、大豆の新品種・系統と、播種同時打込み施肥などの開発技術の採用により、...
打ち込み点播栽培における「コシヒカリ」の品質向上のための播種適期
要約 打込み式代かき同時土中点播栽培における「コシヒカリ」は5月上旬播種では品質が低下し、5月下旬播種では収量が減少するため、播種適期は収量が確保でき品質も安定する5月中旬である。 キーワード イネ、...
要約 長稈の酒造好適米品種「祝」において、打ち込み式代かき同時土中点播栽培技術を導入する場合は、点播間隔を広くすることにより移植栽培並みの耐倒伏性が得られる。 キーワード イネ、祝、長稈品種、湛水直播...
要約 覆複合肥料を全量基肥施肥し、5月中旬に打込み式代かき同時土中点播機で乾籾換算4kg/10a程度を播種し、落水出芽法による栽培体系により、耐倒伏性、収量、品質において安定した結果が得られ、春期の労働時...
要約 コシヒカリの湛水直播栽培において点播は条播に比べ茎質が向上する。このことより、収量、倒伏面からみた点播の適正籾数は28,000~30,000粒/m2である。 キーワード コシヒカリ、点播、倒伏、適正籾数
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要約 「コシヒカリ」の湛水土中点播栽培における1株当たりの播種面積を小さくすることにより低節位および高節位の無効分げつの発生が少なくなり茎質が向上する。その結果、1穂籾数が確保されるとともに、倒伏が軽...