省力化を目的とした土地改良区職員の水利施設管理労力の実態調査
要約 茨城県行方市の水田パイプライン灌漑地区を管理する土地改良区において、水利施設管理の省力化に資するため、施設管理労力を明らかにする。この土地改良区では、用水機場の管理に最も多くの労力を要しており...
人工光閉鎖型育苗と水耕栽培等によるトルコギキョウの年3作周年生産技術体系
要約 人工光閉鎖型育苗装置による大苗の計画生産と、NFT水耕栽培、病害対策、および複合環境制御システムを用いることで、1棟のハウスで年3作の栽培が可能である。ハウス3棟を用い、栽培期間を組み合わせることで...
水田輪作体系乾田直播栽培における収量マップを用いた基肥可変の施肥増収効果
要約 大区画圃場の水田輪作体系乾田直播栽培において収穫情報マッピングシステムの収量マップを利用して基肥窒素を可変施肥することにより水稲収量が7~17%増収する。基肥窒素の可変施肥による単収の増加により60...
要約 遠隔・自動制御が可能な給水バルブと落水口、通信基地局、サーバーソフトによって構成される圃場水管理システムは水稲作時の水管理状況のモニタリングやそれに応じた制御が可能となり、水管理労力を大幅に解...
要約 中小型トラクタに装着可能な自動操舵装置。目標地点の風景を画像装置に記憶させて直進走行することで1行程目から自動操舵が可能。2行程目以降は、前行程の作業跡と一定間隔を保つ追従走行を自動操舵にて行う...
地下かんがいによる水稲乾田直播の苗立ち安定化と寒地向け直播適性品種の生育指標
要約 乾籾を用いた水稲乾田直播では、地表面まで水位が上昇し始めたら入水を止めるという水管理を繰り返すことで苗立ちの安定化が可能である。「ほしまる」では播種から出穂までに簡易有効積算気温1,100°Cを...
農業機械上での通信制御の国際標準化を簡単にするソフトウエアライブラリ
要約 ISO 11783に準拠した情報通信機能を農業機械上のECU(電子制御ユニット)に簡単に実装するためのソフトウエアライブラリを開発した。基本的な情報の入出力、情報表示・操作用端末との通信、車両速度等の送受信...
省エネルギー効果の高いヒートポンプと温風暖房機のハイブリッド運転方式
要約 開発したハイブリッド運転方式は、ヒートポンプを主暖房、温風暖房機を補助暖房として両者を自動制御して温室暖房を行う。本方式は、慣行と比較して投入エネルギー、運転経費および二酸化炭素排出量の削減...
要約 水稲の通常期における田面水位及び乾田直播の発芽・苗立ち時、転換畑の地下灌漑時の地下水位などをあらかじめ設定した水位に自動調節する水位管理器。簡単かつ低コストで水管理の省力化・適正化を実現でき...
FOEASの地下水位制御は大豆の根粒窒素固定、光合成を高めて増収させる
要約 新規地下灌漑システム(FOEAS)による地下水位制御により、大豆の出芽苗立ち、光合成が向上するとともに、根粒窒素固定量は大幅に高まる。その結果、地力窒素が乏しい圃場においても増収が期待できる。 キー...
要約 流量計等のセンサ類と電子式調節弁を組み合わせて新たに開発した流量自動制御装置により、低粘度スラリーでは設定値に対する変動係数が約4%と高精度な散布が可能である。オペレータは作業速度の調整・制御に...
要約 トマト土耕栽培において、熱流束式水分センサーを用いると、pFテンシオメーターでは測定が困難な低土壌水分領域のかん水自動制御ができ、水分設定値に応じた高糖度トマト果実の生産ができる。 背景・ねらい ...
イチゴの高設栽培における熱流束式水分センサーを用いた自動かん水制御
要約 イチゴの高設栽培の水分制御に熱流束式水分センサーを用いることにより、培養土の含水率を精密に自動かん水制御できる。また、多孔質培養土では含水率79%で制御することにより排液率を削減し、慣行と同等の...
要約 かまいり製玉緑茶の炒り葉工程に放射温度計と温度指示調整器を設置し、加圧型重油バーナーの燃焼を自動制御することで、第1円筒部の温度を設定温度から設定温度の摂氏-10度までの範囲内で安定的に自動制御す...
要約 イチゴ栽培ベッドを各列2段にして吊り上げて配置することにより、慣行栽培の4倍の栽植密度を可能とする装置である。栽培ベッドは、駆動系による上下移動、シーソー動作により、配置を変えることができる。 ...
要約 土壌を主体とした培地を使用する袋培地栽培は設置及び撤去が簡単で低コストである。また、かん水をpFセンサを用いた潅水制御器により排液率を5%以下に抑え環境負荷軽減できる栽培である。 キーワード ト...
pF制御自動灌水同時施肥システムによる環境にやさしいトマト栽培
要約 福島農試開発の本システムでは、夏秋トマトの第3花房開花期以降の灌水開始点はpF2.3が適当であり、供給する液肥濃度は0.5dS/mが適する。本システムでのトマト栽培は減肥が可能で、硝酸態窒素の土壌残留が少...
要約 杉バーク培地に土を25%混和すると、水みちのできやすい乾燥培地においても水の横方向への拡散、培地あたりの保水量が向上し、pF値が潅水状態をよく反映するようになり、促成トマトの簡易隔離床栽培において...
pF制御自動灌水同時施肥システムによる環境にやさしいキュウリ栽培
要約 福島農試で開発したシステムで供給する液肥濃度は、半促成栽培が0.7dS/m、抑制栽培は0.5dS/mが適当と考えられる。このシステムによるキュウリ栽培法は、減肥が可能で、硝酸態窒素の土壌残量が少ないなど、環...
要約 開水路の下流制御方式の水理構造とゲート自動制御のパラメータが明らかにな り、水位制御の安定化を可能にする。この下流制御方式の開水路への適用により、送配水効率の向上(節水)や操作の省力化などが実...