緑肥景観作物による北日本夏季のセイヨウミツバチ殺虫剤曝露被害低減技術
要約 養蜂場近くに緑肥景観作物の花畑を用意することで、セイヨウミツバチが餌の少なくなる夏季に作物や農地周辺の雑草に訪花して起こる殺虫剤使用に伴う被害を低減できる。 キーワード セイヨウミツバチ、殺虫剤...
トマト果実の糖度およびグルタミン酸含量の予測・制御プログラム
要約 1作分の栽培環境、植物体内の変動および品質データをAI技術で比較解析することによって、品種や産地に拘わらず、トマトの糖度およびグルタミン酸含量を予測できる。また、目標糖度やグルタミン酸含量の入力...
1-Methylcyclopropeneによるキュウリの生産調整法
要約 エチレンの作用阻害剤1-Methylcyclopropene(1-MCP)はキュウリの雌花率を下げる効果があり、着果調整に活用できる。1-MCPの処理濃度と雄花が発生する日を予測するモデルを活用し、計画的にキュウリ果実の生産...
水蒸気移動を考慮した地中熱ヒートポンプの採熱効率の数値シミュレーション手法
要約 水平型地中熱ヒートポンプの熱交換器の採熱効率を評価する際に、冷房時の地温上昇に伴う水蒸気移動による熱輸送の影響で数値シミュレーションの結果が実測値と乖離する問題に対し、見かけの熱伝導率を温度の...
バンカー法構築のための4種天敵アブラバチの寄主アブラムシリスト
要約 天敵コレマンアブラバチ、ギフアブラバチ、ダイコンアブラバチ、ナケルクロアブラバチは、それぞれ4種、2種、3種、8種の害虫アブラムシ類に寄生可能であり、ムギ類やソルゴーで増殖するアブラムシ類5種の中...
安価かつ簡便にハウスの遠隔監視に使えるIoT機器「通い農業支援システム」
要約 通信機能付きマイコンと小型パソコンを組み合わせ、配布プログラムを利用する本システムで、ハウスの状態を遠隔地でも生産者がスマートフォンで確認できる。材料費2万円でハウス内の温度等を定期的に確認し...
DNAバーコーディングによるセイヨウミツバチが利用する花粉種組成の定量的分析手法
要約 セイヨウミツバチが巣箱に持ち帰る花粉団子の一部を個別に秤量した後、DNAバーコーディングを用いて種同定し、種(属)ごとの重量を合算する方法である。本手法により、セイヨウミツバチが花粉資源としてどの...
要約 UECS規格に対応したセンサや制御対象間のデータの流れをユーザーが編集し、スクリプトを記述することで複合環境のロジックを作成するソフトウェアである。初心者モードでは選択肢を選ぶだけで簡単にロジック...
施設野菜類の主要アブラムシを防除するための2種アブラバチ混合製剤
要約 ナケルクロアブラバチとコレマンアブラバチの1:1混合マミー製剤あるいはバンカー型製剤により、施設野菜類の主要アブラムシであるワタアブラムシ、モモアカアブラムシ、チューリップヒゲナガアブラムシ、ジ...
要約 女性従業員の定着には、性別を問わない権限付与といった動機付け方策が重要である。併せて、ワークライフバランスを考慮した就業条件整備や女性従業員同士のサポート体制等の職場改善方策、消費者交流等の農...
多層保温被覆資材と水蓄熱を導入したハウスの内張資材開閉タイミング決定法
要約 多層保温被覆資材と水蓄熱を導入したハウスにおいて、熱動態を計算することで、時刻または日射量による内張資材開閉閾値に対する燃料使用量の変動分布図または曲線が作成され、これを用いてハウス内張の開閉...
多日射条件時の茎数増加が促成栽培トマトの生育・収量に及ぼす影響
要約 トマト促成栽培において、多日射条件下における側枝追加伸長による収量の増加の要因は、面積あたりの花房数および着果数が増加することによって果実への分配率が高まることであり、光利用効率の向上や積算受...
要約 微量の薬剤が網糸に練り込まれている新開発の防虫ネットは、微小害虫に対する忌避効果がある。虫がネットに直接触れると薬剤を感知し、長時間留まり続けることができない。また、目合いは0.75mmであるが、従...
要約 木質バイオマスを燃料として燃焼熱を温水に変換して貯湯し、ラジエーター式放熱器で放熱してハウスを温風暖房するシステムである。貯湯式であるため出力調整が容易であるとともに、小型バーナーで複数棟のハ...
要約 水分が高く熱効率が悪いことが燃料利用の際の障害になっている切削チップ等の木質チップを、発電廃熱等を利用して静置で通風乾燥する方法である。フレコンを利用した1m3程度の小ロットの乾燥方法...
安定生産のために地温情報を組み入れた畝立後太陽熱土壌消毒「陽熱プラス」
要約 現場の地温の実測、あるいはアメダスデータを利用した日最高地温推定値から、消毒効果や土壌窒素無機化量等を評価する。畦立後太陽熱土壌消毒に適した肥料を組み合わせることで、実エンドウ施設栽培やトマト...
要約 多層断熱資材の中綿にナノファイバーを使用した断熱資材の利用マニュアルである。ナノファイバー断熱資材は従来の多層断熱資材と比べて断熱性能は同等であるが、軽量・薄型化され取扱性が改善し、施設園芸に...
施設園芸用栽培ベッドを接触検出して自動直進する小型電動台車走行システム
要約 薬剤散布や運搬作業を省力化するために、栽培ベッドのフレームをローラで接触しながら検出し、栽培ベッドに沿って自動で直進する小型電動台車走行システムである。薬剤散布ノズルや荷台を装着し、無人で作業...
要約 ベッド間距離(条間)を自在に変更できる機構を有するトマト用移動栽培ベンチである。通路部分の大幅削減、また、生育ステージが異なる栽培ベンチの組み合わせにより、栽植密度を慣行の1.6倍に増加させること...
低コストで高強度な建設足場資材を利用した園芸ハウスの寒冷地への適用
要約 建設足場資材利用園芸ハウスは低コストであり、積雪を考慮して屋根勾配を20度以上とした構造とすることで、滑雪性が高まり積雪による倒壊を回避できる。さらに、ハウス内に保温カーテンを設置することにより...