要約 飼料イネ「はまさり」の小麦あと湛水直播栽培では施肥水準は総窒素成分で8~9kg/10a、苗立数は平米当たりで条播は75本前後、散播は75~150本を確保することで、移植栽培並みの乾物収量1.2t/10aが確保できる...
代かき同時打ち込み点播機の播種ロール改良による作業性向上効果
要約 代かき同時打ち込み点播機の播種ロールに、従来の播種穴3ヶ所に加え、新たに3ヶ所穴を開け改良することにより、田植機並みの作業速度0.8m/sでも6kg/10a程度の十分な播種量を確保できる。また、ha当たり作業...
肥効調節型肥料利用による水稲代かき同時土中点播栽培の全量基肥施肥法
要約 水稲代かき同時土中点播栽培における肥効調節型肥料を用いた全量基肥栽培は、施肥窒素量を慣行移植栽培と同量又は20%程度減じても倒伏の発生は軽微で、追肥栽培に比べ乾物重及び窒素吸収量が増加し、収量が...
要約 寒冷地における、代かき同時打ち込み式湛水点播直播栽培では、苗立ち率がおおむね60~70%であるため、播種量は乾籾で5kg/10a必要である。この場合、苗立ち本数は100~120本/m2程度となり、収量は480~500kg/...
播種後落水管理は土壌処理型除草剤の水稲生育に与える影響を軽減する
要約 水稲湛水土中直播栽培において、苗立ちを安定化させるために行う播種後落水管理は、土壌処理型除草剤の水稲に対する影響を軽減して苗立歩合を高め、稲体乾物重増加を安定化する。 キーワード 水稲湛水土中直...
要約 水稲湛水直播栽培において、露出種子割合を低下させることで落水期間中のスズメによる食害は軽減できる。播種後の露出種子割合が大きい場合には、1cm程度の浅水管理ではスズメの食害を受ける。 キーワード ...
要約 水稲の乾田土中早期湛水直播栽培は、省力効果が高いと同時に、その後の畑地化が促進される有利性をもつことから、田畑輪換による複合経営の強化を通して、地域の農業振興につながる技術体系である。 キーワ...
水稲直播栽培での播種後落水管理後の減水深と除草剤のヒエ防除効果
要約 水稲湛水直播栽培では、播種後落水管理後の減水深が大きくなる場合がある。減水深が2cm/日程度であれば除草剤のタイヌビエ枯殺効果は高いが、減水深が2cm/日を越えると枯殺効果が低下し残効日数も短くなるの...
要約 1/500のほ場勾配と水尻辺の明渠排水を施工した傾斜化水田は、水稲の不耕起直播栽培および麦・大豆の不耕起栽培による2年3作(大豆→麦→水稲)の輪作体系を組むと、当初施工したほ場勾配を崩すことなく排水性...
要約 水稲「コシヒカリ」の打ち込み式代かき同時土中点播(ショットガン直播)栽培において、約50日で溶出する肥効調節型肥料を主体とする直播専用肥料を基肥として施用すると、直播栽培の施肥法として従来指導し...
要約 高知県における「ヒノヒカリ」を用いた不耕起乾田直播栽培法では、春季代かきと除草剤を組み合わせた除草体系とともに、浸種による出芽の安定を図る。播種量は10a当たり8kg用意し、施肥には140日タイプの緩...
ホールクロップサイレージ用イネの湛水土中直播栽培における追肥施肥法
要約 ホールクロップサイレージ用イネを打込み式代かき同時土中点播直播栽培する場合の窒素追肥量は「クサユタカ」、「ホシユタカ」とも5kg/10aとし、時期は「クサユタカ」で出穂20日前、「ホシユタカ」で出穂30...
要約 近年の山形県内における水稲直播栽培は経営内で定着傾向にある。その要因として、播種方式の変化や技術確立により収量が移植栽培並に近づいたことがあるが、一方で、機械の導入により低コスト化が進まないな...
要約 山口農試が開発した水稲稚苗用移植機(田植機)を利用した水稲湛水直播機は、覆土用の鉄製チェーンと作溝機を装着し畑地でも利用できる。これを利用すれば水田における景観形成作物の直播栽培と省力管理が可...
要約 直播水稲の圃場内で発生する生育差の中で、出穂期の較差は苗立密度や出穂約1ヵ月前の葉色と密接な関連があり、「コシヒカリ」「どんとこい」ではこれらの生育情報を用いることにより予測することができる。 ...
稲、雑草の生育ステージ予測技術を活用した栽培管理支援システム
要約 品種,移植・播種日、栽培面積、管理作業別の時間等の入力により、除草、穂肥、病害虫防除、収穫の予定時期とその作業時間が日単位で出力されるソフトで、多様な営農条件下においても作業競合のない適正な作...
酸素補給剤無粉衣催芽籾を用いた飼料イネ湛水直播省力散播栽培法
要約 水稲湛水直播の酸素補給剤無粉衣催芽籾を用いた代かき同時播種または直後播種は、酸素補給剤粉衣籾より出芽は約20%劣るが、播種量を増量し落水出芽することで酸素補給剤粉衣籾と同等の生育収量が得られ、飼...
要約 生育量の把握が困難な散播直播水稲の乾物重、窒素吸収量が天空地上同期測定型分光反射測定装置を用いることにより、発育段階ごとに高精度で測定できる。また、発育段階予測法を活用することにより、発育段階...
要約 愛知県農業総合試験場で開発した、一工程で浅耕・鎮圧ができる浅耕鎮圧機を前作終了後に使用することで、不耕起V溝直播機(旧称:愛知式不耕起播種機)を用いた水稲不耕起直播栽培の適用地域の拡大が可能で...
要約 1/500のほ場勾配と水尻辺の明渠排水を施工した傾斜化水田は、水稲の不耕起直 播栽培および麦・大豆の不耕起栽培による2年3作(大豆→麦→水稲)の輪作体系を組む と、当初施工したほ場勾配を崩すことなく排...