拍動灌水装置による夏秋トマト栽培で尻腐れ果発生を抑制する施肥方法
要約 日射量対応型自動灌水装置(拍動灌水装置)と肥効調節型肥料(CRF)を組み合わせたトマト養液栽培において、アンモニア態窒素が少ないCRFを分施することにより、夏秋期に多発する尻腐れ果の発生を大幅に抑制でき...
トマトのハイワイヤー誘引栽培における基部側枝葉による果実糖度の向上
要約 トマトのハイワイヤー誘引栽培では、基部の強勢な側枝1本を5葉程度で摘心して残すことにより、収量を低下させずに果実糖度を高めることができる。 キーワード 糖度、基部側枝、トマト、ハイワイヤー誘引...
施設内土壌とすき込まれた稲わらでのホウレンソウケナガコナダニの発生消長
要約
ホウレンソウケナガコナダニの土壌中の発生消長や分布は、休作や耕耘等の栽培管理の影響を受ける。土壌にすき込まれた稲わらでは、土壌と異なるコナダニ密度の変化が生ずる。
キ...
施設栽培ニラにおけるニラえそ条斑病対策を目的としたネギアザミウマ防除体系
要約
ニラのネギアザミウマに対して、ベンフラカルブマイクロカプセル、クロチアニジン水溶剤、スピノサド顆粒水和剤の殺虫効果が高く、これら3薬剤を基幹とした防除体系により本種およ...
温室内の湿度制御によるミニトマトの病害発生抑制と生育・収量の向上
要約 ミニトマトの促成栽培で温室内の相対湿度を90%以下に制御すると、葉カビ病等の多湿に起因する病害の発生が抑制できる。健全葉が確保され草勢が向上するため収量が増加し、裂果の発生も抑制され可販果率も向...
温室内の湿度制御によるキュウリの病害発生抑制と生育・収量の向上
要約 キュウリのハウス抑制栽培で、温室内の相対湿度を90%以下に制御すると多湿条件で発生するべと病、褐斑病の発生を大幅に抑制できる。健全葉が確保されて生育はやや旺盛になる。 キーワード キュウリ、湿度制...
要約 生育前半の多量かん水が、前作の残存または施肥窒素を小ネギに利用されにくくしている。施肥改善として、油粕(窒素成分7.5kg/10a)をベースに被覆尿素40日タイプ(窒素成分7.5kg/10a)の施肥位置を全層また...
ヒマワリ「サンリッチオレンジ」の短日処理、移植栽培による品質向上技術
要約 ヒマワリ「サンリッチオレンジ」は短日処理によって、草丈が抑制され、茎が細くなり、品質が向上する。また到花日数が1~2週間程度短縮される。本葉2枚が展葉するまでセル成型トレイで育苗した苗の移植栽...
要約 沖縄県でのシンテッポウユリの早期出荷の品種は「オーガスタ」「雷山1号」が適し、露地生産も可能である。また、摂氏10度、15日間の吸水種子と摂氏10度、30日間の苗の低温処理、4時間の暗期中断による長日処...
非病原性フザリウム菌によるロックウール栽培トマトにおける根腐萎凋病の防除
要約 非病原性フザリウム菌をトマトのロックウール栽培において育苗期に接種すると根腐萎凋病に対し高い発病軽減効果が認められる。 背景・ねらい 施設栽培トマトでは抑制栽培を中心に根腐萎凋病が発生し大きな被...
要約 水稲は83%の市町村で栽培され、31%で振興されている。しかし、労働力で68%、収益性で47%が問題をもっている。野菜類は労働力で40%、収益性で35%が問題を持つが、生産見通しは各作目とも現状維持が40%~60%の...
成果の内容・特徴