要約 ユリ類葉枯病菌の分生子形成は近紫外光に強く依存している。このため、近紫外線除去フィルムを用いて、育苗期の葉枯病が防除できる。 背景・ねらい 葉枯病はユリ類の重要病害で、育苗期から発生する。本病...
要約 促成栽培ナスに発生する多剤耐性灰色かび病菌に対しては、メパニピリム水和剤およびフルジオキソニル水和剤の2週間おき散布で防除効果が高い。 背景・ねらい
施設栽培の果菜類に発生する灰色かび病は、...
エンドウ褐紋病菌のベンゾイミダゾール系薬剤耐性菌の発生と代替薬剤
要約 エンドウ産地より分離されたエンドウ褐紋病菌よりベンゾイミダゾール系薬剤の耐性菌が確認され、耐性菌率は72%と高い。現地の防除試験においても同系薬剤の防除効果の低下が認められる。代替薬剤としてはト...
微生物農薬を主体とした体系散布によるナス灰色かび病の防除と耐性菌抑制
要約 ナス灰色かび病の環境に優しい防除手法として、微生物農薬(バチルス ズブチリス水和剤、商品名:ボトキラー水和剤)を組み入れた体系散布により、化学合成農薬の使用を削減し慣行と同等の防除効果を維持し...
ネギ小菌核腐敗病の病原菌追加とジカルボキシイミド系薬剤による体系防除
要約 ネギ小菌核腐敗病にはBotrytis squamosaのほかB.cinereaも関与している。ジカルボキシイミド系薬剤の苗浸漬処理と土寄せ時2~3回散布の体系処理が有効である。B.cinereaの中にはベンズイミダゾール系薬剤に...
要約 ハウス野菜・花き類の灰色かび病(Botrytis cinerea)の薬剤耐性菌は全道に分布する。耐性菌の発生は薬剤散布方法と密接に関する。トマト灰色かび病のハウス管理による耕種的防除には、通風、灌水方法、ハウス...
要約 長崎県下のバレイショ栽培圃場からメタラキシル剤に耐性のジャガイモ疫病菌が分離された。県下各地より得た疫病菌は17菌株中12菌株が耐性を示し、耐性菌に対するメタラキシルのMIC値はいずれも200μg/ml以上...
要約 イチゴうどんこ病は、育苗中や栽培中のイチゴを気温30~35℃の高温条件に置くことによって発病を抑制できる。また、処理前にDBEDC乳剤やミクロブタニル水和剤などの薬剤を散布すると補完効果がある。 背景...
要約 1997年に県内で分離された褐条病菌のすべてがオキソリニック酸に、その76%がカスガマイシンに耐性である。また、1996・97年に本県を含む1府5県で分離されたもみ枯細菌病菌の82%がオキソリニック酸に耐性...
要約 平成6・7年度、四国地域で発生した花きの新病害、ファレノプシス乾腐病、カルセオラリア灰色かび病、ヒアシンス青かび病、ゴデチア立枯病、およびアネモネ炭そ病の病徴と病原糸状菌の特徴を明らかにしたこと...
要約 平成6・7年度、四国地域で発生した花きの新病害、ファレノプシス乾腐病、カルセオラリア灰色かび病、ヒアシンス青かび病、ゴデチア立枯病、およびアネモネ炭そ病の病徴と病原糸状菌の特徴を明らかにしたこ...
要約 浸種直前の水稲種子に対する60℃5~10分間の温湯浸漬は、主要な種子伝染性病害(イネばか苗病、イネいもち病、イネもみ枯細菌病及びイネ苗立枯細菌病)防除に有効である。 背景・ねらい 水稲病害の中で種子伝...
成果の内容・特徴
成果の内容・特徴