侵入害虫クロテンコナカイガラムシのオス成虫を誘引するフェロモンの構造決定
要約 侵入害虫クロテンコナカイガラムシのメス成虫がオス成虫を誘引する物質(フェロモン)の化学構造は(R)-(?)-セネシオ酸(2,2-ジメチル-3-イソプロピリデンシクロブチル)メチルである。この物質は(+)-&a...
合成フェロモンを利用してホソヘリカメムシのダイズ圃場への侵入時期を把握できる
要約 ダイズ圃場に設置したホソヘリカメムシの合成フェロモンにはダイズの開花後に成虫が大量に誘引される。フェロモントラップの誘殺ピークと前後し圃場内の成虫密度が上昇することから、本誘引現象は、成虫のダ...
要約 ハーブ類を栽培している大型施設(1,000m2規模)において、複合交信撹乱剤(アルミゲルア・ウワバルア・ダイアモルア・ビートアーミルア・リトルア剤)を200本/10a設置することにより、ハスモンヨトウ及びコ...
太陽熱消毒や防虫ネット等を利用したスイカ後作ホウレンソウの有機栽培
要約 ハウス太陽熱消毒、防虫ネット、フェロモン剤等を利用し、油粕、魚粉を主体とした施肥によりスイカ後作ホウレンソウの有機栽培が可能である。 キーワード ホウレンソウ、太陽熱消毒、有機質肥料、防虫ネット...
要約 露地野菜作において,持続的農業の技術は,とりくむ組織の構成農家への技術・経営的対応と,推進主体の性格により異なる。前者の充実する組織では,微生物資材等の費用がかかり,高度な栽培管理技術の導入が...
要約 キャベツの春まき栽培ではコナガ発生予測システムによる防除開始を6月からとする。防除間隔決定には簡易モニタリング法(中心・結球部被害指数0.4~0.5)を活用する。晩春まき、初夏まきは粒剤施用を基本とし...
要約 複数の作物がモザイク状に分散する野菜地帯において、複合性フェロモン剤を用いた交信攪乱法の適用は、多種の野菜類を加害するハスモンヨトウ、シロイチモジヨトウ、オオタバコガ、コナガの防除が可能である...
要約 春まき栽培キャベツにおけるコナガの防除開始時期を明確にし、適切な防除ができるよう、フェロモントラップ誘殺数とアメダス平均気温による発生予測システムを開発した。晩春まきでは定植時の粒剤施用がより...
黄色蛍光灯とフェロモン剤を用いた施設葉ジソ(オオバ)の鱗翅目害虫の防除 高知農技セ
要約 黄色蛍光灯とハスモンヨトウ交信攪乱用フェロモン剤とを併用処理することで、施設葉ジソに発生するハスモンヨトウのみならず、ベニフキノメイガ、コクロヒメハマキの一種の発生をも同時に抑制できる。高知県...
要約 ネギコガは休眠性を有し、岩手県では成虫態で越冬している可能性が高いことが明らかとなった。そのため既知の発育零点、有効積算温度による発生予察から適期防除が可能となり、ネギについては年間3~4回の農...
要約 フェロモントラップによるコナガの誘殺数から、夏穫りキャベツでの幼虫密度を推定する予測式を作成した。 背景・ねらい コナガはアブラナ科作物の主要害虫であるが
効率的な防除のための発生予察方法が確...