水田転換畑におけるダイズ白絹病菌の分布と成熟菌核の稲作期生存
要約 福井県の水田転換畑におけるダイズ白絹病菌は、少なくとも6つのMCGに分類され、その分布は圃場によって異なる。本菌の成熟菌核は、イネの移植期から135日間、水田で生存できる。 キーワード ダイズ、白絹病...
要約 自走式フレール型刈り取りロールベーラは飼料イネの他、牧草や飼料作物の収穫が可能であり、調製されたサイレージの貯蔵性は優れている。 キーワード 自走式フレール型刈り取りロールベーラ、サイレージ、貯...
要約 重粘土転換畑の作土粗孔隙の気相率、相対ガス拡散係数、通気係数には、相互に直線関係が認められる。各回帰式の回帰係数は栽培される作物によって異なり、その値は毛管径などを用いた毛管モデルで説明できる...
要約 タンパク質含量が高く醤油適性の優れる小麦「タマイズミ」を奨励(認定)品種として採用する。 キーワード 小麦、醤油用、タマイズミ、高タンパク質 背景・ねらい 栃木県では小麦、六条大麦、ビール大麦が合...
要約 濃厚飼料中の玄米割合が30%でも肥育成績の低下や肉質への影響は見られず、黒毛和種去勢牛の肥育において大麦の代替としての玄米利用は可能である。 キーワード 玄米、黒毛和種去勢牛、肥育、脂肪酸組成 背...
要約 重粘土転換畑の作土粒孔隙の気相率、相対ガス拡散係数、通気係数には、相互に 直線関係が認められる。各回帰式の回帰係数は栽培される作物によって異なり、その値は毛管径などを用いた毛管モデルで説明でき...
要約 秋播き性の高い大麦をリビングマルチとした大豆栽培では、無中耕・無除草剤でも抑草効果が高く、大豆の最下着莢主茎節高が高まって機械刈り取り適性が向上する。 キーワード リビングマルチ、大豆、無中耕、...
イネの鉄耐性、オオムギ赤かび病抵抗性の高精度・高能率QTL分析
要約 複雑な遺伝子構成を持ったイネの鉄過剰耐性やオオムギの赤かび病抵抗性等の量的形質座位(QTL)の精密分析が、適当な組換え自殖系統に対してHEGS(High Efficiency Genome Scanning:高能率ゲノム走査法)を...
要約 耐倒伏性にすぐれ安定して多収が得られる二条大麦品種「ニシノホシ」を奨励品種に採用する。 キーワード 二条大麦、ニシノホシ、奨励品種、耐倒伏性、安定多収 背景・ねらい 本県ではビール大麦品種として採...
細粒グライ土輪換畑における籾殼浅層暗渠による排水改良と大豆生育改善
要約 細粒グライ土輪換畑において、籾殻浅層暗渠が表面停滞水の早期排除効果を高め、畑地化を促進する。また、排水効果は少なくとも2年間持続し、大豆の苗立ち率および収量が向上する。 キーワード 籾殻浅層暗渠...
要約 本暗渠を施工した重粘土水田に、浅層暗渠を施工して転換すると、含水比が低くなり砕土率は高くなる。浅層暗渠により施工1年目から砕土率は高くなり、大豆、キャベツの収量も増加する。 背景・ねらい 水稲の...
要約 早生、多収で品質及び加工適性に優れた裸麦「イチバンボシ」を奨励品種に採用し、普及を図る。 背景・ねらい 本県では担い手不足、生産者の高齢化、麦価の低迷等により、麦類の作付面積は平成元年以降漸減傾...
要約 六条皮麦で「ミノリムギ」に比べ倒伏に強く、大粒で精麦特性が良好な早生種「ファイバースノウ」を奨励品種に採用する。 背景・ねらい 「ミノリムギ」は、昭和43年に奨励品種に採用されて以来、食用良質大...
暖地水田作経営における代かき同時土中点播直播導入の効果と経営類型間差
要約 複数の水田作経営類型に水稲代かき同時土中点播直播技術を導入すると、水稲作付面積が2.1~3.5haの規模拡大が可能で、晩播適性品種の導入でさらに拡大が可能となる。また134~367万円所得増となる。野菜(な...
要約 この品種は「アサマムギ」並の早生種である。倒伏に強いもち性の六条皮麦で、精麦白度が高く、麦飯食味の官能評価が高い。 背景・ねらい 北陸、東北、東山地域における六条皮麦の主力品種「ミノリムギ」は、...
要約 もち性の六条皮麦で、精麦白度が高く、麦飯食味の官能評価が高く、倒伏に強い「アサマムギ」並の早生種「セツゲンモチ」を奨励品種に採用する。 背景・ねらい 長野県では良質で越冬性の高い「ミノリムギ」と...
要約 「シュンライ」は、裸麦の「イチバンボシ」より 3日程度晩熟で、「シロガネコムギ」より11日程度早い六条大麦品種である。製茶用麦として、認定品種に採用した。 背景・ねらい 本県の大麦(皮麦)奨励品種...
要約 麦あと湛直水稲栽培でのイチモンジセセリ(イネツトムシ)第2世代幼虫の発生量は同時期の移植水稲に比較して多く、6月上旬(大麦あと)より6月下旬(小麦あと)では更に多い。実測孵化日は、湛直栽培などの...
二条大麦新認定品種「きぬか二条」の特性とドリル播きによる安定栽培
要約 二条大麦「きぬか二条」は、オオムギ縞萎縮病抵抗性、うどんこ病には「強」で、醸造特性が優│れる。安定栽培のためドリル播きとし、播種量1.0(標準)から0.8kg/a、施肥窒素量0.6kg/a(標準)で良質多収が得...
二条大麦新認定品種「タカホゴールデン」の特性とドリル播きによる安定栽培
要約 タカホゴールデンは早生、強稈で、オオムギ縞萎縮病・うどんこ病抵抗性、大粒、多収等の優れた栽培特性を持っている。播種適期は11月1から11日で、11月20日の晩播も可能である。施肥量は、はるな二条並とす...