日本のイネ品種を背景とした準同質遺伝子系統による収量関連遺伝子の効果の検証
要約 「コシヒカリ」の遺伝的背景に、葉面温度を低下させる「タカナリ」型qCTD11を導入した準同質系統では、生産力検定試験に準じた栽培試験において「コシヒカリ」と比べ単位面積当たりの光合成活性や整粒歩合が...
農地利用状況の現地踏査に有用なモバイルGISアプリ「iVIMS γ(ガンマ)」
要約 モバイルGISアプリ「iVIMS」をカスタマイズしたもので、航空写真上の農地筆ポリゴンの属性値がプルダウンリストから選択入力できる機能等が追加されている。モバイル端末にインストールして活用すれば、農地...
土壌物理性簡易診断として圃場全面深さ60cmまでの土壌硬度を三次元分布で評価する
要約 GNSSレシーバーと貫入式土壌硬度計を用いて圃場全面に対し深さ60cmまで土壌硬度を測定した後、深さ1cmごとの土壌硬度等高線マップを作成し、土壌硬度の三次元分布を構築する手法である。土壌硬度の偏りを根...
車速連動ブロードキャスタの播種作業への適用による水稲乾田直播栽培の省力化
要約 車速連動ブロードキャスタを水稲乾田直播栽培での播種作業に適用できる。適正な作業幅は約8mであり、一般的なグレーンドリルによる播種作業に比べて所要時間を約1/3に短縮できる。表面散播での苗立ち率は砕...
要約 北陸地方の重粘土水田において、FOEAS整備後に転作を優先した圃場では排水が促され、施工10年後でも地下排水機能が維持される。また、RTK-GPSを用いると弾丸暗渠の位置をより正確に特定でき、維持管理に利用...
要約 電動モータ方式の播種機へ速度連動化装置を後付けすることで、重粘土での耕うん同時畝立て播種作業のような従来の速度連動播種機では対応できなかった低速作業でも作業速度に連動した播種が可能となる。 キ...
衛星データと水田区画データを用いた荒廃農地調査の踏査対象田の選別手法
要約 多時期の衛星データと水田区画データを用いて荒廃している可能性のある水田を抽出し、それを荒廃農地調査における踏査対象田とする手法である。本手法により踏査対象田を事前に選別すれば、すべての水田を踏...
要約 NaI(Tl)シンチレーション検出器、スペクトル分析器、高度計、GPS受信機等を使用した農地土壌を対象としたガンマ線測定技術である。土壌から放出される核種毎のガンマ線強度を、非破壊かつ面的に短時間で測定...
GPSの速度情報と肥料の流動性指標値により繰出量を調節できるブロードキャスタ
要約 簡易な測定器で測定できる肥料の流動性を示す指標値(FR値)、GPS受信機から得られる速度情報等に基づき肥料の繰出量を調節する機能を備えたブロードキャスタである。5kg/10a程度の少量散布にも対応し、基肥か...
要約 GPSの位置情報に基づき、任意の2地点を結ぶ基準直線に対して等間隔で平行な直線作業経路を作業者に指示し誘導する装置である。作業幅の広い作業に汎用的に利用でき、誘導経路間隔の設定、作業機の動作の開始...
農業共済の被害資料等の既存情報を用いたイノシシ農業被害発生リスクマップ
要約 農業共済組合が保有するイノシシ水稲被害評価資料等の既存被害情報と電子地図を用いて、広域的なイノシシ農業被害発生リスクマップが作成できる。 キーワード 鳥獣害、野生動物、イノシシ、GIS、被害予測、...
CANバス利用によりセンシングデバイスの共用が容易な自脱コンバインロボット
要約 GPS等のセンシングデバイスからの情報に基づき、予め計画した目標経路に追従して自律走行による収穫作業を行う。 CANバスを介した制御によりセンシングデバイスの着脱と共用は容易であり、ロボット農作業体...
要約 大規模水田作経営においては代かきおよび収穫作業時間に占める圃場間移動時間の割合が11~15%に達しているが、これには孤立圃場数割合が32~66%と多いことに加え、特に代かきでは水利施設の不十分さから計画...
要約 携帯型GPSと自動起動電源ユニットを用いることで、農業機械の作業軌跡データの自動収集が可能である。また、農作業履歴記録支援ソフトウェアにより農業機械の軌跡データとポリゴン圃場図から農作業が実施さ...
要約 大豆用コンバインにGPS、流量センサ、排出量センサおよび計測制御装置を搭載し、収穫しながら収量を計測する。圃場内の収量分布を約10%の誤差で計測できる。 キーワード 大豆用コンバイン、収量、GPS、圃...
要約 単独測位GPSの搬送波位相変化から得られる速度を積算することで、圃場内の位置を認識しながら、粒状物散布機の可変制御を行う技術である。軟弱土壌においてすべり率が変動する際にも速度に連動して正確な...
要約 RTK-GPSを設置した車両を圃場内部で走行させて取得したデータから、任意のメッシュサイズのグリッドデータに変換し、3次元マップを作成する技術。簡便かつリアルタイムに圃場高低差を視覚的に把握できる キ...
要約 水田作の大規模な経営体が日常業務で使用する生産管理システムは、圃場図を操作しながら、作業と資材など生産管理のデータをデータベースに保存する。また過去の管理データを参照したり、集計したりして作業...
トラクタに搭載したパソコン画面を見ながら行う田面の簡易均平化作業システム
要約 大区画水田における局所的な不陸は、掘削・盛土する位置とその土量とをパソコン画面上に表示する運土ナビゲーションシステムをトラクタに載せ、その画面を見ながらトラクタ後部のトラクタダンプを操作するこ...
トラクタに搭載したパソコン画面を見ながら行う田面の簡易均平化作業システム
要約 大区画水田における局所的な不陸は、掘削・盛土する位置とその土量とをパソコン画面上に表示する運土ナビゲーションシステムをトラクタに載せ、その画面を見ながらトラクタ後部のトラクタダンプを操作するこ...