水田転換畑でのプラウ耕体系とスナッパヘッダを用いた子実用トウモロコシの高速作業体系
要約 水田転換畑での子実用トウモロコシ栽培では、播種床造成をロータリ耕体系からプラウ耕体系に変えることで収量を維持しつつ高速作業が行え、倒伏による被害を軽減でき、収穫にトウモロコシキットを装着した国...
要約 空知型4年4作(移植水稲-大豆-小麦-乾田直播水稲)の水田輪作栽培体系において、移植水稲では無代かきの疎植栽培等、乾田直播水稲では前年整地等の技術を導入すると、省力化や大豆収量向上により、大規模経営...
要約 水稲乾田直播栽培において、作業分散のために早晩性の異なる品種を組み合わせる場合、日長反応性により作期間の生育日数の変動に品種間差を生じるため、播種時期によって成熟期の差が短縮するなどの作期変動...
要約 水田用に開発した作業幅2.5mで5本爪のスタブルカルチは、耕深15cmでは稲株の埋没率70%以上が可能で耕起後の表面の凹凸も小さい。作物収穫後の耕起時に前作の株やわら等の有機物を土中に混和できる。 キーワ...
要約 水田農業の将来の担い手である80~100ha規模の経営が業務用多収品種と水稲乾田直播を組み合わせた大規模水田輪作を導入すると、60kg当たり米生産費は15ha以上層の平均に比べ1~4割低くなり、小麦-大豆2毛作...
稲麦サイレージ二毛作は食用麦との二毛作に近い経済性が見込まれる
要約 麦ホールクロップサイレージは飼料としての評価が高く、稲麦サイレージ二毛作は 農地と収穫機の有効利用、作業競合の軽減等の合理性もある。その経済性は、現行の助成 制度では平均的条件で食用小麦をやや下...
雇用型法人経営におけるGAP導入による経営改善効果とその要因
要約 雇用型法人経営においてGAP導入をより幅広い経営改善に結びつけるためには、管理項目の遵守のみに留まらず、それら管理項目をベースに役割分担や情報共有などをすすめ、従業員が農場運営に関与する仕組みを...
大規模経営の存在する地域では離農率は高いが耕作放棄地率は低い
要約 近畿、中国、四国において土地利用型大規模経営が存在する地域では、存在しない地域と比較して、販売農家(水田作経営)の離農率および総農家数減少率は高いが、経営耕地面積減少率および耕作放棄地率は低い。...
複数の圃場情報を効率的に確認できるPMS圃場情報表示プログラム
要約 PMS(作業計画・管理支援システム)に入力された複数の圃場情報の確認、評価が効率的に行える表示プログラムである。PMSで地図上の圃場を右クリックすることで起動し、複数の圃場情報をレーダーチャート表示す...
要約 実家の耕作放棄を防止するための支援として、他出子弟は、農作業手伝いを選び、金銭支援を避ける傾向がある。経営主の子以外、県外居住の他出子弟は農作業手伝いを避ける傾向があり、あとつぎの他出子弟は、...
要約 大規模水田作経営においては代かきおよび収穫作業時間に占める圃場間移動時間の割合が11~15%に達しているが、これには孤立圃場数割合が32~66%と多いことに加え、特に代かきでは水利施設の不十分さから計画...
要約 すでに遠方への耕地分散が進行している静岡では圃場区画、自宅からの距離、団地化状況についての重要度がほぼ同程度あるのに対し、集落内の耕作地が多い滋賀では自宅からの距離の重要度が高く、区画の重要度...
高温登熟条件下における収量・品質面から見たコシヒカリの移植時期の晩限
要約 近年の高温登熟条件下において砂壌土水田でコシヒカリを栽培した場合、5月中旬以降の移植では移植時期が遅いほど収量・品質が低下するが、この傾向は6月1半旬で特に顕著である。これより、収量・品質面から...
要約 飼料用稲栽培は専用品種の湛水直播栽培とそれに適した施肥などの技術導入により、主食用品種の移植栽培より収量増加が可能である。また、収量増加に伴う経費負担を上回る収益向上が見込める。 キーワード 飼...
飼料用稲の生産と利用による生産組合型耕畜連携営農モデルの策定
要約 数戸の畜産経営が中心となり、地域内の耕種の担い手経営グループとともに15ha規模程度の飼料用稲の収穫調製作業を担う生産組合が中核となる地域営農モデルである。栽培には他の耕種農家も加わる。組織内で余...
要約
飼料用稲の生産と利用による広域連携型耕畜連携営農モデルの策定
要約 農協などの畜産経営の支援組織が中心となり、コントラクター組織を設立し100ha規模の飼料用稲生産で耕種・畜産・関連業など幅広い耕畜連携体制をつくる営農モデルである。規模の経済性の発揮や経営資源の相...
要約 小畦立て播種栽培は、水田大豆の湿害を軽減し、慣行平畦栽培に比べて概ね10 %増収する。小畦立て播種機は、代かきローターをベースに簡単に組み立てることができ、1行程で3~4条の施肥・播種作業が高能...
キーワード 面的集積、農地利用調整 背景・ねらい 効率的かつ安定的な土地利用型農業経営を確立するためには、担い手に対する面的な農地集積を行っていくことが求められる。そのため、水田農業の担い手として個別...
基白・背白粒発生軽減のための最高分げつ期までの「コシヒカリ」の生育指標
要約 出穂期以降の葉色を適正に維持し、基白粒や背白粒の発生を抑えるためには、最高分げつ期の葉色を葉色カラースケール値で4.1に誘導するとともに、移植後1か月目の茎数増加量を22本/m2/日以下にすることが...