要約 従来のフィールドサーバは電源ケーブルの敷設が必要であった。フィールドサーバに内蔵された小型の太陽電池のみで駆動する省電力化技術により、水田等電源ケーブルの敷設が難しい場所にフィールドサーバを設...
青色カラー粘着トラップによるイチモンジセセリの防除適期の予測
要約 カラー粘着トラップによるイチモンジセセリの発生予察は可能であり、第1世代成虫の誘殺急増期より約10日から2週間後が防除適期である。トラップ色は濃青色が適している。 キーワード イチモンジセセリ、発生...
水稲のいもち病とフタオビコヤガの防除要否判定のためのモニタリング法
要約 いもち病は幼形期 5 日後もしくは止葉始から 1 週間間隔で見歩き調査をし葉いもち病斑 がなければ出穂前の防除は不要である。フタオビコヤガは 6,7,8 月の各下旬に 10 株の被害株 率・葉率を調査し、被害株...
要約 江蘇省宜興市梅林集水域からのは、域内施肥窒素量の8.5 %にあたる y-17 背景・ねらい 太湖周辺地域は、中国で最も経済発展を遂げた地域のひとつであるが、水系の富栄養化が深刻な問題となっている。これに...
要約 フラットベッドスキャナを用いて得られる湿潤土壌の画像をパソコンで解析し、その赤色輝度平均値を求めることにより、土壌の全炭素含量を簡易に推定することができる。 キーワード 土壌全炭素、簡易推定、ス...
要約 中山間地域の水田一枚ごとの区画界を、レーザープロファイラーから得られる地表面の高密度標高データを用いた湛水シミュレーションにより自動的に認識する手法が開発され、これにより地理情報データベース構...
中国紅壌丘陵地帯水稲二期作地域におけるアンモニア揮散とその制御〔研究〕
要約 中国湖南省祁陽県においては、水田からのアンモニア揮散ポテンシャルが極めて高い。肥効調節型肥料の適切な利用により、アンモニア揮散による肥料成分の損失と環境負荷を大幅に軽減し、収量の維持向上と減肥...
要約 「余剰水量からみた硝酸性窒素の残存許容量」と「作物による窒素持出量」の合計量を窒素環境容量と定義する。圃場への投入窒素量がこの範囲内であれば浸透水中の年平均硝酸性窒素濃度は環境基準(10mg/L)以...
要約 静岡県内の農耕地土壌は、土壌表層だけでなく、下層でも塩基類やアニオン類の 濃度が高い事例がみられる。 背景・ねらい 県内の従来の土壌調査では肥培管理が土壌深部まで及ぼす影響についてのデータが少な...
水移動上の土地利用連鎖状態に基づく流域単位での自然窒素浄化量の予測手法
要約 評価対象流域内の発生源別窒素流出量をフレーム値×各原単位×流出係数で算出し,その総和(流出ポテンシャル)と実測の窒素流出負荷量との比を流達率(土壌蓄積量と浄化量の大きさで変動)とする。浄化量の...
免疫化学測定法による河川水中の除草剤メフェナセットおよびシメトリン等の測定
要約 河川水中の除草剤メフェナセットおよびシメトリン等の測定手法として免疫化学測定法(ELISA)は簡便な操作で高感度測定が可能である。この測定法はガスクロマトグラフ法と良好な一致を示し,河川水中の環...
要約 農薬は施用直後から河川水中で検出されるが、流出ピークは気象状況等で使用基準の時期より遅れたり、一時的に水質評価指針値を超える場合がある。水田田面水中の除草剤の半減期は2~5日で、水口近傍排水口...
要約 高活性除草剤 ベンスルフロンメチルの免疫化学測定法は,高価な機器や熟練した技術を必要とせず,2~4時間の操作工程で環境試料中のベンスルフロンメチルをppbレベルで定量できる。 背景・ねらい ベンス...
要約 遠隔操作による、水田の汎用化に対応する水管理を制御・計測できるシステムである。本システムはパソコンを利用し、電話回線を通じて、4種類の水管理プログラムを、それぞれ現地に送信し制御する。あわせて...
イネミズゾウムシ・アカヒゲホソミドリメクラガメの防除要否判定モニタリング法の改良
要約 イネミズゾウムシ成虫密度の調査適期は積算温度(13.8℃以上)で70~100日度の期間である。調査株数50株で食害株率70%に達するか否かで防除要否を判定する。また、アカヒゲホソミドリメクラガメは、好適植物の...
要約
要約 誘導ケーブルを水田に埋設し、そこからの信号をガイドにした車両走行システムを開発した。本システムを利用した自動走行車両は、水田において高精度の直進走行性が実現される。また、誘導ケーブルからの信号...
要約 生産者自らが防除要否を判定し、発生量に対応した適切な防除が実施できるよう、簡便な防除要否判定法を開発した。調査時期予測法を明らかにしたことと、逐次抽出調査法を取り入れて調査を大幅に簡略化したこ...
エンドメンバー法による河川水に対する農耕地排水の寄与率の推定
要約 農耕地を流れる河川の水質モニタリングの一環として,水田落水期の平水時に,農村集水域で複雑に混ざり合っている渓流水,集落排水,農耕地排水の寄与率を,一種の物質収支法ともいえるエンドメンバ-法を用...