凍土層下の非凍結土壌のマトリックポテンシャルを計測するためのテンシオメータ
要約 地上部と凍土層部を断熱し、中に小さな熱源を入れることで測器内の水の凍結を防止し、土壌凍結期間を通して凍土層下の非凍結土壌のマトリックポテンシャルを計測する。これにより、積雪・土壌凍結地帯の冬季...
春・秋の収量性と越冬性に優れるオーチャードグラス新品種「はるねみどり(北海29号)」
要約 オーチャードグラス「はるねみどり(北海29号)」は、早生で越冬性に優れる。1番草と4番草が多収で、早春から晩秋まで利用できる。3年目収量は高い。北海道および東北北部に適応し、採草・放牧に利用できる...
寒地転換畑のダイズ根粒菌密度と根粒着生に及ぼす作付け前歴の影響
要約 寒地転換畑のダイズ初作圃場では土着根粒菌密度が低く、ダイズの根粒着生が劣る。ダイズ栽培後の水稲作付けが1作ならば菌密度の低下はない。長期の水稲連作跡では根粒菌密度が低下する。 背景・ねらい
...
要約 ペレニアルライグラスから3種類のフルクタン合成酵素(6G-FFT、1-FFT、1-SST)の遺伝子が単離でき、これらの遺伝子は連鎖群3と7に座乗する。このうち,1-FFT遺伝子は低温馴化過程で発現が増加する。6G-FF...
耐倒伏性が強く多収な"中生の早"のサイレージ用トウモロコシ新品種「きたちから(北交64号)」
要約 寒地向きサイレージ用トウモロコシの新F1品種「きたちから(北交64号)」は、“中生の早”の熟期で、北海道の道央北部、十勝中部および網走内陸部の気象条件が良好な地域を適地とする。本品種は、耐...
雌穂重割合が高い根釧地域向けサイレージ用トウモロコシ新品種「ぱぴりか(北交62号)」
要約 寒地向きサイレージ用トウモロコシの新F1品種「ぱぴりか(北交62号)」は、“早生の早”の熟期で、栽培限界地帯である根釧地域を適地とする。本品種は、初期生育に優れ、多収で、乾物中の雌穂の割合...
要約 全国に分布する耕作放棄地と考えられる土地の面積を都道府県別に集計した。各放棄地の分布する地点の気象条件から、それが草地として利用された際の潜在的な草地生産力を推定した。 キーワード 牧草、イネ科...
シバ育成品種「朝萌」を用いた低コスト芝生グラウンド造成・管理技術
要約 シバとケンタッキーブルーグラスを組み合わせた造成と月1~2回の芝刈・集草を行い、施肥量・施肥時期に留意することによって、球技等アマチュアの広範な利用に適する芝生グラウンドが低コストで維持できる。...
要約 放牧牛一頭当たり、放牧地:24a、兼用地(ASP):67a、野草地:66aの放牧面積を目安に、草地利用管理体系図に基づいた草地の利用管理を行うことにより、粗飼料無補給型の周年放牧の実施が可能である。 キー...
フルクタン合成酵素遺伝子の導入によるペレニアルライグラスの耐凍性の強化
要約 コムギのフルクタン合成酵素遺伝子の導入により、ペレニアルライグラスのフルクタンの蓄積量が増大し、耐凍性が強化される。 キーワード フルクタン合成酵素遺伝子、ペレニアルライグラス、耐凍性、形質転換...
要約 ペレニアルライグラスから3種類のフルクタン合成酵素(6G-FFT、1-FFT、1-SST)の遺伝子が単離でき、これらの遺伝子は連鎖群3と7に座乗する。このうち,1-FFT遺伝子は低温馴化過程で発現が増加する。6G-FF...
越冬性に優れたオーチャードグラスのロシア遺伝資源の育種への利用
要約 オーチャードグラスのロシア遺伝資源とロシア遺伝資源から育成された系統は、耐凍性および耐雪性に優れる。いずれも秋季は休眠開始が早く、越冬後の糖の残存量が多く、春の萌芽が良好である。 キーワード オ...
イネキチナーゼ遺伝子を導入したイタリアンライグラス形質転換体の作出
要約 パーティクルガン法によりイネキチナーゼ遺伝子をイタリアンライグラスに導入し、冠さび病に対する抵抗性が増大した組換え体を得る。 キーワード イネ科牧草、イタリアンライグラス、遺伝子導入、発現解析 ...
要約 品種フェリーナは東北地域の草地の基幹草種であるオーチャードグラスと比較して、耐寒性と雪腐病耐性は同等であり、耐湿性と収量性は高い。品種パウリタと品種エバーグリーンはオーチャードグラス並の収量で...
要約 黒毛和種哺乳子牛にローラーミル粉砕トウモロコシを50%含む別飼飼料を給与すると蒸煮圧ぺんトウモロコシ給与に比べ放牧草乾物摂取量が3~19週齢の平均で20%増加する。粉砕トウモロコシの給与適期は放牧草...
要約 品種フェリーナは東北地域の草地の基幹草種であるオーチャードグラスと比較して、耐寒性と雪腐病耐性は同等であり、耐湿性と収量性は高い。品種パウリタと品種エバーグリーンはオーチャードグラス並の収量で...
アルストロメリアの汁液硝酸およびカリウム濃度の変動とその要因
要約 アルストロメリア葉身汁液の硝酸およびカリウム濃度は施肥量を反映し、診断指標として利用可能である。しかし、特に硝酸濃度は採花量と連動した季節変動や年次変動など栄養状態以外の条件で変動する割合が大...
オオモンシロチョウとモンシロチョウにおける蛹の体表炭化水素組成の差異と寒地適応性
要約 休眠蛹・非休眠蛹間で体表炭化水素の厚さと組成を比較すると、オオモンシロチョウでは、それぞれ800nm、160nmで、組成は変わらず飽和度はともに高い。モンシロチョウでは、それぞれ195nm、11nmで、飽和度は...
イネキチナーゼ遺伝子の導入により冠さび病抵抗性が付与された形質転換イタリアンライグラスの作出
要約 パーティクルガン法によりイネキチナーゼ遺伝子をイタリアンライグラスに導入し、冠さび病に対する抵抗性が増大した組換え体を得る。 キーワード イネ科牧草、イタリアンライグラス、遺伝子導入、発現解析 ...
要約 地中海型トールフェスクの放牧における採食時間は既存品種より長い。家畜による嗜好性は春、秋を通して良好である。 キーワード トールフェスク、地中海型、嗜好性、放牧、飼料作物育種 背景・ねらい
...