省力的な採水法による六フッ化硫黄を指標とした地下水の年代測定
要約 井戸用採水器の使用により採水時間の短縮を可能にする六フッ化硫黄を指標とした地下水の年代測定法である。ポンプを使用しないため調査機材の簡素化・軽量化が可能であり、採水時間の短縮効果に加え、調査者...
要約 クヌギ林放牧による原木椎茸と肉牛生産で構成される林畜複合経営は、経営資源の家族労働力と繁殖牛、里山の汎用利用が行われ、単一経営と比べて各部門の作業労働や経費が低減されるため収益性が高く、生産物...
放牧方式等を反映した肉用牛繁殖経営の評価モデル構築と経営成果の比較
要約 肉用牛繁殖経営の評価モデルを構築し、放牧方式別の経営成果を比較すると、妊娠牛の季節移動放牧による子牛生産のコスト低減効果は、周年舎飼の10%程...
低コストで高強度な建設足場資材を利用した園芸ハウスの寒冷地への適用
要約 建設足場資材利用園芸ハウスは低コストであり、積雪を考慮して屋根勾配を20度以上とした構造とすることで、滑雪性が高まり積雪による倒壊を回避できる。さらに、ハウス内に保温カーテンを設置することにより...
要約 あなたの地域でもスギからセルロースナノファイバー(CNF)が作れます。山村地域や製材工場の片隅でもCNF を製造する方法を考案し、ベンチプラントでその製造実証試験を行いました。 背景・ねらい 新用途が...
高糖分WCS用稲を微細断し高密度輸送・サイロ調製する収穫体系
要約 高糖分WCS用稲「たちすずか」などを長稈対応微細断収穫機(ワゴンタイプ)で収穫し、ダンプトラックで飼料基地や牧場まで高密度輸送し、バンカーサイロなどで調製する体系により、片道輸送時間20分~30分の近...
要約 水田飼料作経営が、限られた労働力で経営の安定化を実現し、飼料増産を図るには、稲の飼料化のみでは限界があり、デントコーン等の導入が必要である。デントコーンの生産コストは飼料用稲の2分の1以下であり...
水田を利用した省力・低コスト肉用子牛生産に活用できる「水田放牧の手引き」
要約 水田放牧に適した牧草や飼料イネの栽培と放牧利用技術、放牧飼養による繁殖への影響、放牧に伴うリスクとその低減方策、環境への影響、営農への導入効果を解説した手引書である。水田を利用した省力・低コス...
低コストな高軒高ハウスと自動灌水装置等による夏秋トマト低段密植2作採り
要約 建設足場資材利用した高軒高ハウス、日射量対応型自動灌水装置および隔離床栽培の導入によるトマト低段密植2作採りは、温暖地中山間の夏秋作において、収量15t/10aを安定して達成でき、その約半分を単価の高...
中山間地の夏季のトマト育苗における冷水資源を活用した根域冷却技術
要約 中山間地の夏季のトマトポット育苗において、内径13mmの塩ビ管をポットの両脇に接するように設置し、管内に約16℃の冷水を日中通水して根域冷却を行うことで、苗の生育や活着が促進され、主に摘心段数が多く...
細霧ノズル付循環扇を用いた中山間地域向け低コスト細霧冷房システム
要約 細霧ノズル付循環扇を用いた低コストな細霧冷房システムを用い、時刻と温室内の乾湿球温度をもとに細霧噴霧量を制御すると、夏季日中のハウス内の気温を外気温並みに低下させることができ、高温によるトマト...
中山間地域におけるオオムギ生産による耕作放棄地の発生抑制・再生条件
要約 オオムギ生産とその加工・直接販売により追加所得を実現することで、農家が主体的に耕作放棄地を再生しうる。加工品の需要確保と農家の生産意欲を向上させることが、耕作放棄地の発生抑制および再生に重要な...
大豆作における集落営農法人の広域的連携による地域支援システム
要約 地域を基礎に全集落営農法人が参加して形成される広域的な連携組織は、大豆作での大型機械の共同利用を通じてコスト削減と収支改善を可能とし、法人同士の相互支援的な対応や地元実需者との連携の下で、法人...
中山間地に適する建設足場資材を利用した低コスト・高強度な園芸ハウス
要約 建設足場資材利用園芸ハウスは、改良スパイラル基礎杭を利用することで水平方向の力に対する変位を低減できる。間口5.4m片屋根型単棟で奥行きが30mを超えると、1平方メートル当たりの骨組み資材費が4,000円...
要約 航空撮影オルソ画像を用いた耕作放棄田の省力的な調査手法である。画像を目視判読して耕作放棄田であると判断できる水田と耕作放棄田である可能性のある水田を抽出し、後者のみを現地踏査して耕作放棄田であ...
要約 区画の傾斜や形状にフレキシブルに対応することができる平張型ハウスは、足場用鋼管に対応した省力埋設が可能な基礎杭や接合金具を利用することで、強度を確保しながら簡便かつ省力的に施工できる。 キーワ...
夏秋どりイチゴの増収・高品質化に役立つ二槽ハンモック気化冷却ベンチにおける送風システム
要約 四季成り性品種による夏秋どりで、送風システムを付加した二槽ハンモック気化冷却ベンチで栽培すると、花房数の増加と奇形果の減少により上物収量が増加する。送風システムの10a 当たりイニシャルコストは23...
夏秋トマト後作のセルリー養液栽培における根域加温の効率的な時間帯
要約 冬季のセルリーの培地耕において、温床線により最低15℃設定で根域加温する場合の根域温度は、朝方加温と終日加温では夕方までほぼ同様に推移し、収穫量も同等となる。朝方加温の電力コストは終日加温に比べ...
要約 中山間地域の集落営農法人において麦・大豆作は主力となる構成員の所得確保に寄与する。麦・大豆作の導入には低コスト化(10%程度)を可能とする新技術の採用を基礎的条件とし、併せて1.5~1.6倍の増収を実...
要約 ヤギはサルに対して関心を示す行動が認められ、サルが出没する農地付近でヤギを放飼することにより、猿害軽減効果が期待できる。 キーワード ヤギ、サル、猿害、放飼 背景・ねらい 本県の中山間地域ではサル...