量管理養液栽培でキュウリ葉に発生する白化症状の原因はリン酸過剰である
要約 キュウリの量管理養液栽培において、著しい葉の白化症状が発生する場合がある。原因はリン酸過剰症による水溶性マグネシウム等の移行の阻害である。 キーワード キュウリ、白化症状、リン酸、過剰障害、量管...
要約 促成長期栽培で年間40kg/㎡のトマト果実を生産した場合、約20kg/㎡の廃棄物(残渣)が発生し、6割は葉、4割は果実である。残渣は堆肥化処理により現物重量で17%に減少でき、肥料成分として21g/㎡のリンが回収...
要約 トマト個体群落内の光の減衰率は、閉じた群落では同一品種において栽植密度や草丈により異なることはないが、傾斜地では平地よりも光減衰率の小さい場合がある。受光特性の違いは1日のうちの特定時刻の個葉...
夏秋トマト後作のセルリー養液栽培における根域加温の効率的な時間帯
要約 冬季のセルリーの培地耕において、温床線により最低15℃設定で根域加温する場合の根域温度は、朝方加温と終日加温では夕方までほぼ同様に推移し、収穫量も同等となる。朝方加温の電力コストは終日加温に比べ...
不織布製ポットを利用したトマトの多収少量培地耕「独立ポット耕」
要約 トマトの独立ポット耕は、ベンチ上で1株毎に根域、給液及び排液を独立させた不織布製ポットで栽培する少量培地の栽培システムであり、土壌病害の伝搬が抑制でき、長期多段栽培すると、40t/10aの収量が得ら...
傾斜地の低コスト施設を利用した夏秋トマト栽培を核とする栽培体系
要約 平張型傾斜ハウス及び傾斜地用養液供給装置を使用した夏秋トマト栽培体系と、これに冬作物を付加した周年利用体系である。夏秋トマト作では、慣行の簡易雨よけ栽培と比較して栽培期間が前後に延長できて収量...
傾斜地養液栽培システムによる夏秋トマト・促成ブルーベリーの栽培体系
要約 傾斜ハウス及び養液栽培システムを用いて、5~12月には夏秋トマト、1~5月にはブルーベリーのコンテナ促成栽培を行うことで、慣行に比べ長期の作物生産ができる。トマトでは収量が増加し、ブルーベリーでは...
傾斜地域に対応した養液栽培体系における夏秋トマト作の経済性評価
要約 平張型傾斜ハウスと養液栽培装置を組み合わせた夏秋トマト栽培は、慣行の雨よけ栽培に比べ、収量で約75%、販売額で約94%、所得で約157%それぞれ増加する。また14.0t/10aの収量水準は、農業所得の確保に...
要約 傾斜ハウスを冬季に有効利用できる山菜(コゴミ)のふかし栽培技術である。養成した根株を 1月中旬頃に掘り取り、傾斜ハウス内の装置でふかし栽培し、4月上旬までに収穫を終える。根株養成 ほ場10a当たり...
要約 千葉県香取市山田地域を対象とした、バイオマスの生産・収集・変換・利用に至るモデルである。構想作成から、運営組織立ち上げ、諸手続の実施、プラント群の設計・設置、運転・性能の確認、物質・エネルギ...
養液・電照栽培したパッションフルーツの秋実には、機能性成分が多く含まれる
要約 パッションフルーツの果実に含まれる主カロテノイドは、ζ-カロテンである。機能性成分とされるζ-カロテンとアスコルビン酸の含量は収穫時期の影響を受け、養液・電照栽培した秋実に多く含まれる。 背景・...
要約 粉砕杉皮を高温、高圧で成型・固化した固形培地は、バラの養液栽培に利用でき、ロックウール栽培と同等の品質、収量が得られる。 キーワード バラ、杉皮、樹皮、固形培地 背景・ねらい 本県では低コストで環...
養液・電照栽培したパッションフルーツの秋実には、機能性成分が多く含まれる
要約 パッションフルーツの果実に含まれる主カロテノイドは、ζ-カロテンである。機能性成分とされるζ-カロテンとアスコルビン酸の含量は収穫時期の影響を受け、養液・電照栽培した秋実に多く含まれる。...
中山間傾斜地の夏秋トマト養液栽培における樹皮培地の利用と給液管理法
要約 中山間傾斜地の夏秋トマト養液栽培において、中山間地で豊富な樹皮を培地として用い、天候や生育ステージに応じた給液管理を行うと、ロックウールの場合と同等の収量が得られる。タイマーのみの安価な給液制...
養液栽培イチゴ第1腋花房に及ぼす定植から開花期の気温と培養液濃度の影響
要約 高温期、特に日中の高温は、養液栽培イチゴの生育を旺盛にし、第1腋花房の開花期が遅れる。培養液濃度が高いほど開花期が遅れ、高温期でその傾向が著しい。定植から開花期までは、培養液濃度0.4~0.8dS/mと...
要約 パプリカの早熟栽培において「フィエスタ」の台木としては「スケットC」、「伏見甘長」および「スケットK」がよい。「スペシャル」の台木は「伏見甘長」がよい。 キーワード パプリカ、早熟栽培、台木、「フ...
傾斜ハウス及び傾斜地対応型養液供給システムによる夏秋トマト栽培体系
要約 通常ハウスの建設が困難な傾斜地で、均一な給液により畝間の収量差を解消した養液供給システムを構築し、傾斜ハウスを利用した夏秋トマト栽培体系を開発した結果、慣行雨よけ栽培に比べ、殺虫剤使用量が削減...
傾斜ハウス及び傾斜地対応型養液供給システムによる夏秋トマト栽培体系
要約 通常ハウスの建設が困難な傾斜地で、均一な給液により畝間の収量差を解消した養液供給システムを構築し、傾斜ハウスを利用した夏秋トマト栽培体系を開発した結果、慣行雨よけ栽培に比べ、殺虫剤使用量が削減...
栽培槽に水抜きを設けないエブ&フロー方式装置によるトマト苗生産技術
要約 開発した装置は、自作装置によるトラブルを回避するため給排水兼用管を備えて栽培槽に水抜きを設けないものであり、水漏れ等のトラブルは少ない。これにより中山間傾斜地のトマト育苗が容易となり、コスト削...
要約 液肥は、毎日午前9時に点滴チューブから一定量(年間施用量÷365日)を1回施用する方法で、10a当たり年間窒素施用量は、バラ栽培では約80kg、ガーベラ栽培では約40kgが適当である。 キーワード 液肥、隔離ベ...