要約 里地放牧技術の診断票を用いた放牧実施経営の診断結果から、放牧技術レベルの向上には放牧馴致や放牧面積の確保が、耕作放棄地の解消や地域の放牧普及には多頭経営をターゲットに放牧技術を集中的に移転する...
要約 他出子弟の帰省・農作業手伝い行動に影響をあたえる要因には,実家世帯の家族構成・労働力の状況,他出子弟の世帯主との続柄,他出子弟の居住地からふるさとまでの距離等がある。他出子弟のライフステージ...
要約 地すべり崩土内部での進行的な破壊と、過去のすべり面に沿った再活動のすべりを適切に考慮した応力変形解析手法によって詳細な変形予測が可能になり、傾斜地農地における地すべり発生箇所の概定を行うため...
要約 新品種「エグゼ」シリーズは、花形が桔梗様を有する一重咲きで、早晩性は中生のトルコギキョウである。「エグゼパープル」は花色が青味紫色、「エグゼピンク」は花色が紫ピンク色である。 キーワード トルコ...
要約 雌子牛に適正量の飼料を給与した放牧育成は、舎飼育成と同等以上の発育が可能であり、肥育期における増体や肉質についても舎飼育成と比べて遜色がなかった。 キーワード 黒毛和種雌牛、育成、放牧、舎飼、肥...
GISによる農産物直売所の商圏確認と効率的な広報・宣伝活動の可能性
要約 直売所の来店者の属性をアンケート調査により把握し、GISを利用すれば直売所の商圏が確認できるとともに、商圏の狭い直売所では来店可能性の高い潜在的消費者を絞り込め、効率的な広報・宣伝活動に役立て...
要約 ワサビの畑栽培におけるセル成型育苗法は、秋播きの場合128穴セルトレイを使用し、市販の葉菜類用育苗培地に緩効性肥料を1L当たり2.5~5.0g混入した培地を用い、約70日間育苗する。本育苗法は慣行育苗に...
要約 農産物直売所の利用頻度や購入金額は、50歳代から70歳代で高い。その世代は、健康に対する意識や、地元産食材に対する志向が高く直売所の利用頻度との関連が推察される。 背景・ねらい 中山間地域を中心に定...
要約 ホウレンソウの抗酸化活性は収穫物の周辺温度が高い場合に低下率が大きく、小売店もしくは消費者到着まで2日を要する流通形態においては、数時間以上持続する15℃以上の温度条件により3∼4割低下する事例があ...
要約 育成した「タラノキ徳島1号」は、初期生育の揃いが良く樹勢が強く、刺も極少ない。ふかし芽は、長く太いため重量は重たく、多収である。また、ふかし芽の毛茸がほとんどないため、ふかし芽は鮮やかな緑色で...
要約 チョウジソウとエチゴトラノオの挿し木は梅雨期がよく、挿し木と貯蔵条件はチョウジソウが、20~25℃の12時間日長3,500lux以上で、9週間までは穂木貯蔵がよい。エチゴトラノオは、20℃の8時間日長3,500lux以上...
要約 「利根白」は、群馬県在来「紫」の自然交配による実生から選抜された品種である。秋季の株養成時において茎が倒伏しにくく、時季はずれの萌芽が少ない。また、緑化栽培において、収量が多く、軟白部に赤みの...
要約 ナバナ、ミズナ等を検定植物とし、赤カブ栽培予定圃場の土壌を通気性のある素材のポットに入れて底面給水で管理すれば、土壌中の休眠胞子密度が103個/g乾土以上の低密度から発病し、根こぶ病の発病が予測で...
要約 秋整枝後の茶株面から6cm下までの表層部分における古葉は、一番茶新芽の窒素含有量への寄与率が高い。二番茶後にせん枝する茶園では、二番茶を早期に摘採する方が、秋季におけるこの部分の葉重が大きくなり...
栽培畝及びアーチパイプの連年利用による年2作露地キュウリの省力多収栽培
要約 5月中旬にキュウリのセル苗を定植して養液土耕で栽培し、7月末まで収穫した後、畝とアーチパイプを残したまま茎葉だけを除き、2作目を8月上旬に定植して1作目と同様の管理により10月中旬まで収穫するこ...
要約 夏秋キュウリ栽培において、前作の畝を利用する不耕起栽培にかん水同時施肥法を組み合わせることで、作毎に耕起する栽培と同程度の収量が得られ、大幅な省力化を図ることができる。 キーワード キュウリ、畝...
給餌条件でコナガの増殖抑制に必要なコナガサムライコマユバチの放飼比率
要約 蜜源を設置したコマツナ栽培ハウスでは、株あたり0.05頭のコナガ幼虫に対して、少なくとも1:6.4の放飼比率でコナガサムライコマユバチの雌成虫を放飼すれば、増殖を抑制できる。 キーワード アブラナ科葉菜...
要約 「イクヒカリ」は「キヌヒカリ」と同程度の熟期で外観品質が良く、良食味である。そこで「キヌヒカリ」の品質低下が問題となっている地域における代替品種として「イクヒカリ」を奨励品種に採用する。 キー...
要約 国内や地域での農産物自給を支持し、地産地消に地域の優れた農産物の供給を期待している人ほど地域農産物を購入する傾向にある。末子が小学生の女性が地域農産物の有力な潜在的購入者であり、この階層への集...
要約 香川県において2004年に台風23号で決壊したため池の60%は、貯水量が1000m3未満のかなり小規模なため池である。決壊率は、最大1時間雨量が100 mm/hを超えると急激に増大する。決壊したため池には老朽化が進...