要約 発情後17~19日にオキシトシン負荷試験を実施し、負荷後0~90分までの血中プロスタグランジン代謝産物の推移を調べることにより、次の発情予定日までに黒毛和種雌牛の受胎性評価および受胎性の高い個体の選...
胚移植および人工授精における栄養膜小胞を利用した受胎率向上技術
要約 性判別体外胚の移植時に、栄養膜小胞を共移植すると受胎率向上が期待できる。また、長期不受胎牛の人工授精後に栄養膜小胞を子宮内に注入すると、受胎率向上が期待できる。 キーワード 牛、栄養膜小胞、性判...
ウシ低ランク胚における透明帯切開と2胚新鮮移植による子牛生産効率の向上
要約 ウシ低ランク胚の有効活用のために、透明帯切開と2胚移植を組み合わせることで受胎率が向上する。さらに2胚移植は流産がやや増加するが、双子生産によりその子牛生産効率は向上する。 キーワード ウシ、低ラ...
要約 妊娠認識のシグナルとして知られているウシインターフェロン(bIFN)τならびに特異抗体を作製し、測定系を確立した。類縁物質と交差反応が無く、bIFNτを特異的に検出し測定することができる。 キーワード 家...
生体由来ウシ子宮内膜のオキシトシン感受性試験を利用した子宮機能の評価
要約 生体より採取した子宮内膜は培養してオキシトシン感受性試験が可能であり、オキシトシンに対するプロスタグランジンF2α産生能の差異は子宮内膜の生理的機能評価の参考となる。また、子宮内膜の採取が卵巣機...
ウシの新鮮胚移植におけるカッティングニードルを用いた容易な透明帯切開方法
要約 ウシ低ランク胚の新鮮移植において、マイクロマニピュレーターを用いホールディングピペットとカッティングニードルにより容易に透明帯切開ができ、透明帯切開により受胎率が向上する。 キーワード ウシ、低...
要約 乳牛の繁殖成績は、周産期の健康、栄養充足ならびに発情発見技術によって大きく影響 キーワード 乳牛、繁殖、周産期、乳成分、初乳性状、発情発見、健康、モニタリング 背景・ねらい 乳牛の繁殖性向上のため...
放牧乳用育成牛への受精卵移植後の黄体ホルモン製剤(CIDR)の適用
要約 放牧乳用育成牛(受卵牛)における受精卵移植の受胎率を向上させるため、移植直後の受卵牛にCIDRを挿入した(7日間)。その結果、移植前日にHCG投与した受卵牛群が高い受胎率を示した。 キーワード 受精卵...
要約 発情排卵誘起処置で排卵した牛は最終処置日から3、4、5日目に排卵し、排卵の同期化は難しいと思われる。暑熱期と分娩後日数は発情排卵誘起処置の排卵に影響を与えると考えられる。 キーワード 乳牛、繁殖、...
要約 馬の性ホルモンは季節を問わず定期的に動いており非繁殖期(秋)も充分受胎可能である。また、精液賦活剤(メチルキサンチン誘導体:ペントキシフィリン)を凍結精液融解時に添加することで、精液の活力と受...
要約 乳用牛および肉用牛の発情発見を容易にするため、牛床から180[cm]の高さに乗駕発見棒を設置すると、牛が乗駕することにより発見棒は94.9%の確率で落下し、発情の兆候を知る有効な手がかりとなる。沖縄県畜産...
性周期同期化と受精卵移植を組合せた乳用放牧育成牛の繁殖管理法
成果の内容・特徴