26.暗渠排水と地下灌漑機能を併せ持つ低コストな地下水位制御システム
要約 地下水位制御システムは、圃場に埋設した有孔管及び補助孔に用水を供給し、あらかじめ定めた地下水位を維持する地下灌漑機能と、暗渠排水機能を備えている。コストは従来の一般的な暗渠施工代を若干上回る...
要約 播種前に種子重量の1~2%の水を加えてから水稲用育苗箱に詰めて積み重ねることで、簡便かつ大量に、大豆の出芽率ならびに出芽揃いを高めるための種子水分の調整ができる。 背景・ねらい 発芽勢を高めて出芽...
要約 ジャスモン酸生合成遺伝子OPDAR1、タンパク質分解酵素様ドメインを持つ機能未知遺伝子Radc1、ポリアミン生合成遺伝子SAMDC1は、穂ばらみ期の冷温ストレスによりイネ葯で顕著な発現変動を示す。 キーワード ...
要約 サブソイラ孔を圃場周囲の排水溝と直結し暗渠と直交方向に加えて平行方向にも同時併用施工することで、大豆等の転換畑作栽培を安定させるための排水促進と乾燥時のかん水管理が効率的となる。 キーワード 転...
要約 オウトウの双子花は、樹冠上部の日当たりの良い部位に多く発生し、花芽のがく片形成期から雄ずい形成期の間の高温によって発生が助長される。双子花発生防止技術としては、7月中旬頃から9月上旬頃までに45%...
要約 麦収穫後に大豆を播種する場合、そのうね跡をロータリで浅く耕うんながら一工程で同時播種する方法は、省力的であるとともに、多湿土壌条件下における苗立ち歩合の低下程度が小さく、収量は標準耕起播種と同...
要約 水稲「兵系酒65号」、「兵系酒66号」は、「兵庫北錦」より耐冷性がやや強く、収量性、品質がやや優れる極早生の酒米品種である。高温登熟条件下での乳白米の発生が少なく、酒造適性の評価も良好である。 キ...
要約 カラーピーマンの長期どり栽培に適する作型は1月下旬播種、4月上旬定植であり、基肥は多収効果のあったロングショウカルを用いる。整枝法は主枝4本仕立て、側枝2節摘心を行う。また、主枝第12分枝節まで主枝...
要約 増糖には夏季のエチクロゼートとエテホンの散布、通気性多孔質シートの樹冠下被覆が、減酸には夏秋季のリン酸散布及び反射シートの樹冠下被覆が効果的である。愛媛県立果樹試験場・栽培育種室 背景・ねらい ...
中山間地域における白ネギ稚苗移植夏どり栽培の初期保温による生産安定技術
要約 中山間地域の稚苗移植による夏どり白ネギ栽培では、定植後からパスライトをべたがけで40日間、または有孔ポリをトンネル被覆して30日間保温すると初期生育が促進され、保温しないものと比較して生育が早まり...
要約 茶芽の切り枝は水分が少ないほど、高温障害がひどくなり、`おおいわせ' は`やぶきた'、`かなやみどり'、`さやまかおり'に比べ障害を受けやい。人為的な土壌乾燥処理により晴天日の日中の葉温が高くなる傾向...
要約 大豆の不耕起播種栽培において、かん水は多収技術として有効である。かん水時期は、開花期以前が収量向上に効果が高い。 背景・ねらい 大豆の高収を目指す方策として、農家が慣行で行っている夏季のかん水が...
要約 水稲の乾田直播栽培では、播種後の地下水位が10cmと高く土壌水分(含水比)が70~85%でも湿害を受けない。適土壌水分は50~80%であり、45%以下に乾燥すると出芽が劣る。播種直後では1日以上、出芽始期~盛期...
寒冷地南部の重粘土水田における畑転換後の土壌水分特性と作物収量
要約 北陸地域では秋冬季の多雨・積雪の気象条件や重粘な土壌条件により、転作作物の安定的な生産が困難である。そこで、畑転換後の土壌水分特性を調査したところ、畑転換初年目は土壌水分張力が低く推移し、転換...
要約 水稲「奥羽糯349号」はバリ島の紫黒米に由来する日本稲型の改良紫黒糯系統である。東北中南部では早生に属する中長稈の中間型系統で、穂いもち抵抗性および耐冷性は弱い。玄米果皮が濃い紫色を呈し、赤飯、...
要約 水稲「奥羽糯349号」はバリ島の紫黒米に由来する日本稲型の改良紫黒糯系統である。東北中南部では早生に属する中長稈の中間型系統で、穂いもち抵抗性および耐冷性は弱い。玄米果皮が濃い紫色を呈し、赤飯、...
要約 小麦は穂首黄化時期かそれ以前に生理的成熟期に達する。その時点の子実水分は40%以上であるが、ほとんどの成分・品質は既に安定していることから、早期収穫法の確立後は、穂首の黄化を小麦の早刈りの指標...
要約 冷害により不稔率が高かった稲ワラの飼料成分は、通常の稲ワラに比べ、デンプンと単少糖類含量が著しく高く、繊維成分は少ない。不稔率91%の稲ワラでは可消化養分総量(TDN)は67%に達し、不稔率と可消化成...
要約 イモグサレセンチュウに寄生されたニンニク鱗球の収穫後5日前後の50度C、6時間乾熱処理は高温障害もなく、鱗球内寄生線虫防除に有効であった。 背景・ねらい ニンニクのイモグサレセンチュウは被害の大きい...