要約 ソバ新品種候補「九州7号」は春まき品種「春のいぶき」と比較し穂発芽しにくく、春まき適期および10日ほど遅まきの条件においても多収で、容積重が重い。夏まき栽培では、夏まき品種「さちいずみ」と比較し...
地下水位制御システムを用いた梅雨明け後に播種する大豆の苗立ち向上技術
要約 地下水位制御システム圃場で梅雨明け直後の高温少雨期に大豆を播種する場合、播種後に設定水位を高くして圃場表面に水分を供給すると出芽率が向上し、苗の生育が揃う。播種前に圃場表面を湿らせておくと、土...
圃場排水性を改善して施肥・播種を1工程で行うチゼル式不耕起播種機
要約 条毎にチゼルで排水溝を作溝し、同時に施肥・播種を行うトラクタ直装式の不耕起播種機で、降雨後の排水が促進され、大豆収量は1割程度向上する。作業幅は1.5~2.4mで、条間は30~80cmまで変更でき、30kW(40P...
発芽期に冠水処理を行った大豆の根端のタンパク質発現量と代謝産物量の変動
要約 発芽期に冠水処理を行った大豆の根端では嫌気呼吸やGABA蓄積経路だけでなく、尿素回路やTCA回路からオキサロ酢酸経由でPEPに代謝される経路等の代謝活動も活発化する。 キーワード 大豆、発芽、湿害、冠水処...
要約 灌漑排水設備を有する転換畑に検定圃を設け、試験区周囲に額縁明渠を設置し、湛水処理を7月中下旬から8月上旬まで行い、還元状態とした土壌での萎凋程度を調査することにより、大豆の開花期以降の耐湿性を...
ダイズ調湿種子と殺菌剤種子粉衣の併用による冠水時の出芽安定化
要約 圃場の冠水時に出芽向上効果をもつダイズ種子の調湿処理は、高地温や冠水の長期化に伴い雑菌の影響を受けやすくなりその効果が低下する。そのため、調湿種子に殺菌剤を種子粉衣することにより出芽の安定化が...
要約 早晩性を異にするエダマメ4品種(「福成」、「湯あがり娘」、「新潟茶豆」、「庄内5号」)について、作成した温度と日長の多項式で表されるDVR(発育速度)推定式を用いて、直播栽培での出芽日、開花日お...
トラクタでの暗渠施工と心土破砕によるジャーガルほ場の排水性改善
要約 ジャーガルほ場の排水性改善対策として、農業用機械で暗渠施工と心土破砕を行うことにより、湿害の軽減が可能になる。 キーワード ジャーガル、湿害、トレンチャ、暗渠、心土破砕、排水性 背景・ねらい 沖縄...
要約 小明渠作溝による広高畦化と浅耕播種を組み合わせることでクラスト形成が抑制され、排水性が改善して麦跡ダイズの湿害が軽減される。これを実現するため開発した作業技術として、乗用管理機もしくはトラクタ...
要約 播種床が過乾燥となりやすい重粘質土壌では発芽に必要な水分ポテンシャルを長く維持するために、耕うん同時播種等により耕うんによる乾燥が進む前の土壌に播種し、鎮圧処理によって下層からの水分供給を促し...
トマト「越のルビー」の少量培地栽培における灌水施肥と培地の温度管理
要約 ミディトマト「越のルビー」の少量培地栽培はプラスチック製樋型ドレンベッドを用い赤外線フィルムとアルミ蒸着フィルムで2重に被覆する。一株2本整枝栽培(主枝第6花房上摘心)の一株当たり吸水量は1日当...
要約 小明渠作溝による広高畦化と浅耕播種を組み合わせることでクラスト形成が抑制され、排水性が改善して麦跡ダイズの湿害が軽減される。これを実現するため開発した作業技術として、乗用管理機もしくはトラクタ...
要約 播種床が過乾燥となりやすい重粘質土壌では発芽に必要な水分ポテンシャルを長く維持するために、耕うん同時播種等により耕うんによる乾燥が進む前の土壌に播種し、鎮圧処理によって下層からの水分供給を促し...
バレイショ畑における排水改善と表土処理による赤土流出防止対策
要約 バレイショ畑において暗渠排水や心土破砕等を行い、畦間にマルチングをするか表土を団粒化することにより赤土流出を大幅に低減することが可能である。 キーワード 暗渠排水、心土破砕、マルチング、団粒化、...
要約 慣行の大豆播種機の鎮圧輪を山形鎮圧輪に換えることで、降雨による大豆の出芽不良を軽減する。播種後3~5日間で100mm以上の激しい降雨があった場合および、その後にクラスト(土膜)を形成した場合に、出...
要約 慣行の大豆播種機の鎮圧輪を山形鎮圧輪に換えることで、降雨による大豆の出芽不良を軽減する。播種後3~5日間で100mm以上の激しい降雨があった場合および、その後にクラスト(土膜)を形成した場合に、出芽...
要約 赤肉メロン「ルピアレッド」の実くずれ果発生要因は、収穫近い時期の高温や湿害、硬 盤層による根張り不足、成熟後期の日照不足、着果前の強整枝などにより実くずれ果発生が助長 される。発生抑制のためには...
要約 播種前に敷きパットを用いた簡便な調整方法で、大豆種子の水分を15~16%に高めることにより、出芽が早くなり、苗立ちが向上する。また、水分調整した種子は10℃で約1ヶ月保存できる。 背景・ねらい 本県にお...
要約 麦収穫後に大豆を播種する場合、そのうね跡をロータリで浅く耕うんながら一工程で同時播種する方法は、省力的であるとともに、多湿土壌条件下における苗立ち歩合の低下程度が小さく、収量は標準耕起播種と同...
矮性のクロタラリア(Crotararia breviflora)の線虫密度低減効果と緑肥としての利用
要約 矮性のクロタラリア(C.breviflora)は、従来のクロタラリア(C.juncea)に比べて草丈が低く茎に柔軟性があるため、耐倒伏性が強くすき込み時の作業性に優れる。また、線虫対抗植物のラッカセイと同等の線虫...