要約 モニリア病やリンゴハダニ等を対象とした春期の病害虫防除において、効果の高い薬剤を組み合わせることで4月中旬の1回目と4月下旬の2回目の薬剤散布を統合して散布回数を1回削減する。これにより、春期...
要約 新しい切り花用バラの有望品種として「99-186-1」を交雑育種により育成した。花色は弁縁が明るく濃いピンクで、弁の中央部より下が薄いピンクとなるぼかし。花形は剣弁高芯の整形咲き、花弁数は30枚...
良食味で果面がきれいな早生の青ナシ「なつしずく」(系統番号:ナシ筑波50号)
要約 ニホンナシ新品種「なつしずく」(系統番号:ナシ筑波50号)*は、「平塚25号」に「筑水」を交雑して育成した早生の青ナシである。食味、果実肥大とも良好である。果面のさびが少なく、無袋栽培でも外観がき...
要約 ナシ黒星病発病予測モデルは、温度と濡れ時間の気象データから、病原菌の感染時期を推定し、発病程度を高い精度で予測できる。モデルの計算はインターネットに接続されたコンピュータから誰でも実行可能であ...
要約 気温と濡れ継続時間に対する感染・発病程度の関係がわかる病害であれば、パラメータの設定により適用可能な病害発生予測システムである。本システムは複数の気象データベースに対応し、インターネットを通し...
樹勢が強く、一次加工特性の高い中玉のウメ早生新品種「2M3−41」
要約 「新平太夫」と「織姫」を交配し、中玉のウメの新品種「福太夫」を育成した。樹勢が強く側枝の維持が容易で、成熟期は6月中旬で「紅サシ」より10日、「新平太夫」より約2週間早い。果肉歩合が高く、樹脂障害...
要約 残効期間の長い殺菌剤と固着性展着剤の利用により、年間の散布回数を8回とした防除体系で、リンゴの主要病害が防除できる。 キーワード リンゴ病害、散布回数削減、展着剤 背景・ねらい 秋田県のリンゴ病害...
要約 青森県の「りんご病害虫防除暦」では、夏期(7~8月)、約10日間隔で6回の薬剤散布を行っているが、薬剤の効果的な使用により散布間隔を15日とし、防除回数を1回削減できる。 キーワード リンゴ、病害虫、防...
要約 新しい切り花用バラ品種「ハイネス愛」を交雑育種により育成した。花色は浅緑黄、花形は剣弁高芯咲き、花弁数は比較的多く、花弁も厚くて硬いことから、日持ち性に優れ、比較的強い芳香を持つ。淡い黄色であ...
要約 ナシ新品種「王秋」は、チュウゴクナシとの雑種「C2」に「新雪」を交雑して育成した晩生の赤ナシ品種である。大果で果肉柔軟であり、肉質ち密で良食味である。腋花芽の着生が多く、短果枝の維持も容易で豊産...
要約 ニホンナシ新品種「秋麗」は、「幸水」に「筑水」を交雑して育成した中生の青ナシ品種である。好ましい風味を有し、肉質ち密で高糖度であり良食味である。栽培容易で収穫前落果も少ない。 背景・ねらい 「二...
要約 ナシ黒星病防除において保護殺菌剤である有機銅剤による萌芽直前防除は、生育初期の発病抑制対策として重要であり、生育初期のDMI剤による防除効果の安定を図ることができる。佐賀県果樹試験場・病害虫研究...
要約 ニホンナシ新品種「あきあかり」は、「162-29」に「ナシ平塚17号」を交雑して育成した早生の赤ナシ品種である。果実肥大良好で高糖度であり、良食味である。果実の日持ち性良好である。 背景・ねらい 現在、...
要約 北海道で発生している病害はきくで15種、ばらで10種、ストックで5種、きんぎょそうで4種、アルストロメリアで3種、サンダーソニアで2種である。また、害虫はきくで22種、ばらで24種、ストックで15種、きんぎ...
要約 うめの黒星病防除にスプリンクラーを用いた場合、薬剤散布量を10a当たり600㍑とすることで、慣行の手散布と同様の防除効果が得られ、高い能率で防除作業が可能となる。 背景・ねらい うめの高品質安定生...
「豊水」と「新高」の間に熟する、大果のニホンナシ新品種候補「ナシ筑波47号」
要約 ニホンナシ新品種候補「ナシ筑波47号」は「162-29」に「幸水」を交雑して育成したやや晩生の赤ナシである。「豊水」以降に成熟する既存の品種と比較して果実外観良好で、また果実品質優良であり、東北地方か...
要約 EBI混合剤はリンゴ黒星病の果実感染に対し、感染後3日までの治療効果と散布後12日以上の予防効果がある。圃場においてEBI混合剤を約15日間隔で散布することにより、防除効果を低減させることなく、落花直後...
要約 リンゴを無農薬で2ヶ年間栽培した結果、1年目から早期落葉など樹体への影響が顕著で、生産された果実は格外品または病害虫による被害果で、加工用仕向にも販売可能なものはなく、農薬を全く使用しないリンゴ...