要約 結球葉菜類栽培において、収穫後に残渣が大量に発生するが、胚軸部での切断収穫と収穫後の鋤き込みにより、土壌表面に露出する残渣を大幅に削減できる。また、年内最終の耕起を12月に行うことで、冬期の雑草...
要約 キャベツの肥料制限苗は定植直後のシカによる被害が軽減できることから、侵入防止柵の設置を定植作業後に行える。常設柵に比べ、耕起や定植時の作業性が良くなるとともに圃場全体が有効に利用できる。 キー...
促成イチゴ栽培で早期収量の増加と収穫の平準化が可能なクラウン温度制御技術
要約 開発したクラウン温度制御装置は、低コストでイチゴのクラウン部温度を精度良く制御できる。本装置を用いて、イチゴの促成栽培においてクラウン部を20℃前後で管理すると、第1次腋果房の早進化により2月まで...
要約 ダリアの茎頂培養苗は、挿し芽時の発根と初期生育に優れる。1対の展開葉を付けた穂木の 128穴セルトレイへの挿し芽により、2~3週間で定植苗が得られ、培養苗1個体から当年内に100球以上の 種球が得られ...
要約 水稲の「箱なし苗」は覆土量300-400gの種子付きマットを用いて、孔のないシートの上で無加温平置き出芽法で出芽させる。苗丈4-6cmの時に保温被覆を除去し、24-28日間育苗することにより慣行の土付苗に近い...
要約 水稲の「箱なし苗」は覆土量300-400gの種子付きマットを用いて、孔のないシートの上で無加温平置き出芽法で出芽させる。苗丈4-6cmの時に保温被覆を除去し、24-28日間育苗することにより慣行の土付苗に近い苗...
要約 夏秋キュウリ栽培において、前作の畝を利用する不耕起栽培にかん水同時施肥法を組み合わせることで、作毎に耕起する栽培と同程度の収量が得られ、大幅な省力化を図ることができる。 キーワード キュウリ、畝...
栽培畝及びアーチパイプの連年利用による年2作露地キュウリの省力多収栽培
要約 5月中旬にキュウリのセル苗を定植して養液土耕で栽培し、7月末まで収穫した後、畝とアーチパイプを残したまま茎葉だけを除き、2作目を8月上旬に定植して1作目と同様の管理により10月中旬まで収穫するこ...
要約 マツタケの個体識別法を開発し、マツタケが遺伝的に多様な生物種であることを証明しました。マツタケの個体識別ができることにより、未だ出来ていない人工栽培法の開発に適した菌株の選抜や栽培化試験の事後...
要約 スカビオサは、7月上旬には種し8月中旬に定植して、定植時から電照を行い、温度を5℃程度に保つと、11月から長期間連続して切り花することができる。また、仕立て方法は摘心栽培が適する。 キーワード スカビ...
要約 グラウンドカバープランツ37種を導入して越冬性、被覆の早さなど生育特性を 調査し、畦畔用として「ポテンティラ」、「クリーピングタイム」が有望。現地畦畔にミ ントを植栽したところ、2年目では畦畔全体...
高知方式養液栽培システムによる有機質成型培地を用いたナスの促成栽培
要約 高知方式湛液型養液栽培システムにおける有機質成型培地を用いたナスの促成栽培では、ロックウールと同等の上品収量が得られる。また、有機質成型培地は3年連用が可能である。 キーワード 有機質成型培地、...
トマト栽培におけるマルハナバチによるタバコモザイクウイルスの伝搬
要約 トマト(品種桃太郎)栽培において、花粉媒介昆虫として利用されているマルハナバチ(Bumbus terrestris L.)により、タバコモザイクウイルス(TMV)が伝搬される。 背景・ねらい 近年、トマト栽培にお...
要約 イチジクの雌品種であるサンペドロ型及び普通型品種には、夏果に雄ずいを着生するものがあり、その花粉は稔性があって、雌品種間の交配が可能である。 背景・ねらい イチジクは雌性雌雄異株で単性花しか着生...
要約 これまで官能によるしか評価方法がなかったブドウの肉質について破断試験による客観的評価法を開発し、得られた測定値を用いて肉質の種間・品種間差異を明らかにした。 背景・ねらい
ブドウ果実におい...
要約 かきのコンテナ栽培の用土は、安価、再現性及び管理性から川砂100%で、用土量40Lが適当である。 背景・ねらい かき栽培の収益性を向上させるには、栽培管理の省力化によるコストの低減と10a当たり収量を増加...