モリブデン化合物とべんがらを用いた水稲湛水直播のための種子被覆法
要約 水稲湛水直播での硫酸塩に起因する苗立ち阻害はモリブデン化合物を種子に被覆すると軽減できる。耐水性ポリビニルアルコールを用いてべんがらを被覆した種子は流亡しにくくなる。両者を合わせた種子被覆は安...
水稲湛水土中直播栽培におけるピラゾレート粒剤の減量使用による雑草防除体系
要約 水稲湛水直播栽培において、落水出芽後の湛水時に、ピラゾレート粒剤を減量使用(1.5kg/10a)してノビエの発生を遅らせることで、一発処理除草剤の使用可能期間が拡大し、より十分な除草効果が得られる。 キ...
飼料用稲「べこごのみ」の湛水直播栽培によるWCS全刈り乾物収量10t穫り体系
要約 寒冷地北部の日本海側に適した飼料用稲新品種「べこごのみ」を用いると、大区画圃場におけるWCS全刈り乾物収量は、湛水直播栽培技術による9月上旬から中旬の収穫で10t/haの生産を安定して得られる。 背...
要約 水田転換畑でのヒマワリ栽培において、既存の麦・大豆用播種機に密植を防ぐヒマワリ種子用ロールを装着し、湿害を回避できる簡易畝立て同時播種方式と組み合わせることにより、適切な苗立間隔を確保でき、子...
要約 水稲の乾燥種子を鉄粉でコーティングして重くし、代かき後に湛水条件で、またカモが飛来する時は落水条件で、土壌表面に播種する。浮き苗の発生やスズメの食害は無く、苗立ちは安定する。農閑期にもコーティ...
要約 水稲の乾燥種子を鉄粉でコーティングして重くし、代かき後に湛水条件で、またカモが飛来する時は落水条件で、土壌表面に播種する。浮き苗の発生やスズメの食害は無く、苗立ちは安定する。農閑期にもコーティ...
要約 水稲乾籾を不織布に封入・貼付した再生紙マルチ直播シートを人力敷設機で敷設する湛水直播栽培法。代かき後落水し適度な土壌表面硬度になった田面に、直播シートを敷設することで、安定した出芽、苗立ちが確...
過酸化石灰粉衣籾の加温処理による湛水直播コシヒカリの出芽促進安定化技術
要約 過酸化石灰粉衣籾の30℃・24時間の加温処理はコシヒカリの水稲直播栽培における出芽及び初期生育の促進効果があり、最大の効果を得るためには、含水率20%程度の粉衣籾の加温処理と加温後速やかに播種を行う...
要約 水稲湛水直播栽培におけるカモ類の食害に対しては落水処理が有効で、スズメの食害は確実に土中播種することと湛水処理が有効である。 背景・ねらい 水稲湛水直播栽培を実施した場合、鳥害により壊滅的被害を...
要約 水稲の再生紙マルチ直播シートを水田に展開する敷設機を開発した。本機は歩行用管理機に装着し、ゴムスポンジ付鎮圧ローラ、車輪・足跡消し装置等を装備しており、代かき後自然落水し表面水がほぼなくなった...
要約 代かきした水田に、コーティング種子を一定の深さで播種することのできる、土壌表面硬度に応じて覆土量を制御する機構を持った、作溝覆土式の湛水土壌中条播機である。播種深さの安定により表面露出種子が減...
要約 M字型潤土直播栽培体系は、大区画水田を対象とした乗用管理機によるワンマンオペレータを前提とする機械化一貫栽培体系で、投下労働時間は73.5h/haと省力的であり、かつ収量の安定した栽培体系である。 背...
要約 水稲の乳苗移植直後から、落水し潤土状態の水管理を行うことで、苗の活着を向上安定させ、安定多収が得られる。 背景・ねらい 冷温被害の受けやすい高標高地域の水稲栽培は、ポットまたは型枠条播き、あるい...
要約 湛水直播において問題となる鳥害について、その発生状況とおもな加害鳥であるカルガモの生息状況について調査した。被害はカルガモの生息域である河川や湖沼に近い圃場ほど発生が多く、またカルガモの密度が...
潤土直播栽培の出芽・苗立ち期における鳥害を想定した被害許容苗立ち数
要約 潤土直播栽培では播種後の鳥害によって苗立ち数の減少が問題となるが、1㎡当たり20本以上の苗立ち数が確保されると大きな減収とはならない。 背景・ねらい 水田に直接種籾を播く直播栽培は、省力・低コスト...
要約 水稲無農薬栽培の水田にふ化 2年目の鯉をa当たり 50尾放飼することにより、雑草防除が可能である。 背景・ねらい 水稲の無農薬栽培においては、
雑草防除の労力軽減が最も大きな問題点として指摘されてお...
成果の内容・特徴