要約 乾田直播の除草体系は、播種後湛水するまで畑状態の期間が長いため、従来は3回(液剤+液剤+粒剤)体系であったが、新除草剤(シハロホップブチル・ベンタゾンNa塩)の導入によって除草効果が向上し、2回...
要約 干拓地の大区画圃場において、緩効性肥料、施肥播種機及び同機に装着可能な農薬散布機を用いて乾田直播を行い、乗用管理機、農業用無人ヘリコプタ、コンバイン体系で10a当たりの収量が 550kg以上、圃場作業...
いもち病抵抗性遺伝子Pi-ta2をもつ水稲「ササニシキ」の同質遺伝子系統「東北IL7号」
要約 水稲「東北IL7号」は「ササニシキ」にいもち病真性抵抗性遺伝子 Pi-ta2を戻し交配により組み込んだ同質遺伝子系統である。多系品種「ササニシキBL」を構成する他の同質遺伝子系統と混合栽培することにより、...
要約 イネの重要病害であるいもち病、ばか苗病、もみ枯細菌病等の種子伝染性病害の根絶を目的とし、無病化種子として、玄米を人工資材で二重被覆した「玄米人工被膜種子」を開発した。本種子の利用により種子消毒...
要約 ツマグロヨコバイの卵寄生蜂6種の内、優占種はParacentrobia andoiとGonatocerus spp.であり、イネ苗トラップ法では春と秋に多数捕獲できる。越冬期にはメヒシバ、イヌビエ、スズメノカタビラ、オヒシバ等の...
要約 再生紙マルチに不織布とホットメルト接着剤を用いて水稲種子を固定し、代かき直後の水田に敷設することにより、点播直播が可能となる。 背景・ねらい 国際競争力の強化のため稲作の低コスト化、省力化、高品...
要約 再生紙を田面に敷き詰めながら移植を行う再生紙マルチ栽培により水田雑草防除が可能である。水稲の生育量が確保しにくく、低収量となりやすいが、充実苗の使用、密植によりその欠点が改善される。 背景・ね...
要約 可視から中間赤外に感度をもつ小型の分光センサによって,水稲群落のバイオマス,葉面積指数,窒素含有量など生育診断の基礎となる生育情報を非破壊で迅速に推定する手法を開発した。 背景・ねらい 作物の...
要約 水稲跡小麦について生育中期の形質による倒伏の予測を行った。「農林61号」は茎立期に草丈×茎数値が2万を越えると倒伏の可能性があり、1万増加するごとに倒伏程度は1増加する。また茎立後は1日当たり5...
要約 水稲品種の「日本晴」のいもち病抵抗性同質遺伝子系統を育成した。本系統は、6つの異なるいもち病抵抗性遺伝子をもち、生育・収量、品質・食味特性などいもち病抵抗性遺伝子型以外の諸特性は「日本晴」と同...
要約 縞葉枯病、ツマグロヨコバイ、トビイロウンカ(Bph-1)及び穂いもちに抵抗性の病害虫複合抵抗性系統「愛知97号」を育成した。熟期は「葵の風」並で育成地の熟期区分では中生で収量性が高く、外観品質、食味...
要約 倒伏や縞葉枯病・いもち病に強く、良質で良食味の水稲新品種「岐系108号」を育成した。本品種の普及により、生産安定と作期の拡大により低コスト化が図られ、一方で、減農薬により環境に優しく安全な食品の...
水稲複合抵抗性新品種「玉系88号(彩の夢)」の育成と準奨励品種採用(予定)
要約 耐倒伏性極強、縞葉枯病抵抗性、ツマグロヨコバイ・萎縮病抵抗性、良質多収で減農薬栽培が可能な晩生の水稲新品種「玉系88号(彩の夢)」を育成した。野菜あと等の肥沃地や小麦あと栽培を対象に準奨励品種に...
要約 水稲「奥羽346号」は中長稈の中間型系統で、東北中南部では中生に属する粳種である。本系統は極良食味でいもち病抵抗性が強く、耐冷性、耐倒伏性、白葉枯病抵抗性も強い。千粒重はやや大きく多収で、宮城県...
要約 播種のみならず粒状の肥料・農薬を汎用的に散布可能なトラクタ直装型定幅散布機を基幹作業機とする水稲の潤土表面散播作業を体系化した。定幅散布機のha当たりの催芽種籾・肥料・農薬の散布時間は,いずれも...
要約 多口パイプ噴頭に送風機から風を送ることにより、空気の力で圃場内に水稲種子や粒状肥料、粒状農薬を一定した幅に散布することを目的とする水田管理用の定幅散布機を開発した。本機の散布精度は高く、催芽籾...
要約 水稲収穫後、水田に稲わらを表面施用し、全窒素濃度約6mgL-1の畑地湧水を連続潅漑したところ、10月から12月の間は、稲わら施用水田の窒素除去速度は、無施用水田のほぼ2倍となり、稲わら施用により水田の窒...
大区画ほ場造成初年目における不耕起乾田直播による水稲の安定栽培法
要約 造成直後の大区画ほ場に、肥効調節型肥料の播種溝条施による不耕起乾田直播栽培を適用すると、作業工程が少なくなり労働時間を画期的に低減できる、大型機械の沈下などの障害がない、生育ムラの発生を極小に...
要約 水稲収穫後、水田に稲わらを表面施用し、全窒素濃度約6mgL-1の畑地湧水を連続潅漑したところ、10月から12月の間は、稲わら施用水田の窒素除去速度は、無施用水田のほぼ2倍となり、稲わら施用により水田の窒...
要約 多口パイプ噴頭に送風機から風を送ることにより、空気の力で圃場内に水稲種子や粒状肥料、粒状農薬を一定した幅に散布することを目的とする水田管理用の定幅散布機を開発した。本機の散布精度は高く、催芽籾...