要約 蚕座への木酢液の原液散布は硬化病発病抑制に対して高い効果を示す。また、蚕の計量形質に与える悪影響は認められないことから、木酢液の原液散布による硬化病の発病抑制が可能である。 背景・ねらい 近年、...
背景・ねらい 蚕は、飼育環境(温湿度、光、有害物質等)に敏感に反応する。一方、永年の研究蓄積により、孵化や飼育をコントロールして希望する発育階程の蚕を随時供給する技術が確立されており、さらに最近では...
要約 基幹労働力2人。一蚕期飼育量15箱、年間飼育回数5~6回。稚蚕期は人工飼料育、壮蚕期は多段循環式飼育装置を利用した条桑育。上蔟方法は網取り条払い法による高能率体系化により上蔟作業を1日で処理できる。...
要約 キノコに多大の被害を与える細菌Pseudomonas tolaasiiは、病原毒素としてトラシンを生産する。今回、罹病ヒラタケから分離された非病原細菌が、トラシンの生産を完全に阻害し、キノコ腐敗病の防除に有効であ...
要約 木酢液による蚕核多角体病ウイルスの不活化効果、ならびに蚕核多角体病の発病抑制を認め、木酢液を蚕飼育中の核多角体病の防除剤として使用可能であると考えられる。 背景・ねらい 養蚕は桑園から運び込んだ...
除草剤ビアラホス剤の初冬期散布による翌春の桑園雑草および桑胴枯病の同時防除
要約 除草剤ビアラホス剤に土壌処理型除草剤であるトリフルラリン剤を混合し、初冬期に桑樹を対象として散布することで、ビアラホス単剤よりも、翌春の桑園雑草の抑制期間は延長し、さらに、桑胴枯病に対しても高...
要約 密植桑園の省力的簡易雑草防除法として春切及び夏全伐後に除草剤を桑園全面に上部より散布するトップスプレー法が有効であり、本法には既存の除草剤のうち21種が使用できる。これら除草剤は、登録量の最大量...
要約 中山間地域では、農業の国際化のもとで既存品目が衰退傾向を示す中で、地域特産物の開発と新たな流通ルートの開拓により、原料供給基地から最終商品供給基地へと脱却し、流通コストを削減することが生産振興...
要約 中山間地域では、農業の国際化のもとで既存品目が衰退傾向を示す中で、地域特産物の開発と新たな流通ルートの開拓により、原料供給基地から最終商品供給基地へと脱却し、流通コストを削減することが生産振興...
アメリカシロヒトリの周年飼育による核多角体病ウイルスの大量増殖
要約 アメリカシロヒトリを非休眠化して、人工飼育による周年飼育を行い、4齢幼虫に低濃度の核多角体病ウイルスを投与することで、生物農薬の原料となるウイルスの大量増殖が図られる。 背景・ねらい 養蚕の多回...
要約 桑種茎直播法による新桑園造成法と従来の苗木植付法の経済性を比較したところ造成時間は6分の1、造成費用は3分の1であった。また、本法は完全機械化桑園を造成するのに対応する。 背景・ねらい 養蚕経営上の...
要約 カツオブシムシ類による被害は製糸工場での乾繭保管中だけでなく、生繭を生産している養蚕農家段階でもその棲息が、又繭検定供用繭にもその被害が確認され、繭質の低下を招いている。 背景・ねらい 最近、製...
要約 これまでにβエクダイソンを利用することにより、蚕の熟化が促進され経過が斉一になり上蔟作業の省力化が図られることがわかった。この薬剤は平成6年度に市販される見込みであるため、この使用方法を作成した...
要約 昆虫病原ウイルスの宿主特異性の特性解明に必要な実験系を確立するため桑や街路樹の害虫であるアメリカシロヒトリ由来の培養細胞系の樹立を試み、本種孵化幼虫の細切片よりNISES-HCL92と命名した細胞系が樹...
成果の内容・特徴
成果の内容・特徴
成果の内容・特徴