大規模温暖地水田作経営における長ネギの機械化栽培体系の導入効果
要約 大規模温暖地水田作経営における長ネギ栽培に、機械化による規模拡大および複数品種の栽培による出荷期間の延長を組み合わせた機械化栽培体系を導入することで、長ネギ部門の労働生産性が向上し、労働報酬の...
要約 カンショ「スズコガネ」は種小いもを圃場に直接植え付ける省力的な直播栽培に適しており、貯蔵性に優れ、線虫抵抗性を備える。焼酎製造時の純アルコール収得量は「コガネセンガン」と同等以上であり、焼酎の...
要約 メロン根域制限栽培の防根透水シート埋設作業において、作溝からシート固定までの4工程を1工程で行えるシート埋設機である。本機を用いると、従来の埋設作業を大幅に省力化でき、メロン根域制限栽培は、慣...
要約 開発した方法は、120°の角度で連結した二面鏡、姿勢安定板、リング照明を配置した画像取得部で構成し、1台のカメラでエダマメ莢の全周囲画像を取得することが可能で、傷部や褐変部の検出に利用できる。 キ...
要約 大区画ほ場(50a、うね長100m)でのチャの摘採や防除、整枝、中耕等の作業時間は、乗用型の摘採機や防除機、施肥・深耕機等を用いることにより慣行の可搬型摘採機を中心とした体系の34~92%で行える。 キー...
要約 夏秋ギク「精の輝」は7月から10月出荷の作型で無側枝性が発現し、摘芽・摘蕾作業が省力化される。また、奇形花が少なく、草姿、花色(濃黄色)、花形(抱え咲き)が良く、有望である。 キーワード 「精の輝...
要約 本機は、採種用タマネギ母球を畝上・列状に配布する作業機である。本機を使った配布作業は運転者と母球供給者の2人組作業で行い、固定種の母球配布の場合、作業能率は人力作業の1.5倍である。 キーワード 採...
ホウレンソウ収穫後の残根が土壌消毒の効果に及ぼす影響【山口県農試】
要約 ホウレンソウ作付け前に土壌消毒を行う場合、前作で萎凋病に罹病したホウレンソウの根が土壌中に残っていると、土壌消毒の効果は低下する。 キーワード ホウレンソウ、萎凋病、残根、土壌消毒 背景・ねらい ...
要約 慣行のキャベツ作体系に、乗用型移植機、ブームスプレーヤ、移植時の少量灌水技術を導入することにより、傾斜地での栽培においても作業時間は約40%省力化でき、収量も対照と同程度以上である。 キーワード ...
要約 慣行のレタス作体系に、乗用型移植機、ブームスプレーヤ、クローラ型運搬車装着式トンネル掛け機、移植時の少量灌水技術を導入することにより、傾斜地の栽培においても作業時間は40~50%省力化でき、収量も...
要約 産業用無人ヘリコプターによる大豆カメムシ類の防除は、地上防除とほぼ同等の防除効果が得られ、省力的防除技術としての実用性が高い。 キーワード 大豆カメムシ類、産業用無人ヘリコプター、省力的防除 背...
要約 だいず新品種「青丸くん(東北141号)」は、成熟後も種皮および子葉が濃い緑色をした青豆で、成熟期は既存の青豆よりもかなり早く多収である。倒伏抵抗性が強く難裂莢性なので、機械化栽培も容易である。既...
要約 耕うん爪間に直刃を付加したロータリ耕うん機を用いて作業をすることで、耕うんトルクを増加させずに圃場で土中越冬しているスクミリンゴガイの殺貝効果が向上する。九州農業試験場・水田利用部・機械化研究...
産業用無人ヘリコプター利用によるかんきつのアブラムシ類、ゴマダラカミキリの薬剤防除
要約 産業用無人ヘリコプターによる高濃度少量散布は、かんきつのアブラムシ類とゴマダラカミキリに対して、高い防除効果が期待でき、特に傾斜地園での省力防除手段として有力である。アブラムシ類に対してはイミ...
要約 重粘土水田地帯における転作野菜の生産拡大を図るためには、排水改善や栽培管理用機械の作業受託、あるいはリース事業が必要である。また、機械化に適した圃場を野菜作農家に集積するための土地利用調整や、...
要約 そばの不耕起・狭畦栽培は、慣行栽培(耕起・中耕培土有)に比し倒伏がやや多いが成熟期の遅れもなく、同程度の収量を得ることが出来る。雑草は播種前の茎葉処理除草剤の散布で防除できる。基肥と窒素追肥に...
カンキツ作における園内作業道・小型機械導入の規模拡大・所得増大効果
要約 園内作業道・小型機械化技術のカンキツ作経営への導入は,ハウスミカンがある場合は新技術を導入しない時と比べ面積で100a,所得で8.5%の増加をもたらす。また,ハウスミカンがない場合は,新技術を導入...
要約 カンショのマルチ栽培におけるマルチ除去作業の機械化を図るため、トラクタ直装型マルチ除去機を利用した除去技術を開発した。マルチ除去機を使用することで、フィルムの剥離作業を 1.0hr/10a程度、回収作業...
要約 20m×50mの10a圃場で、機械導入のためライザ管を短くしてスプリンクラをキャベツ高さ内に設置し、圃場両端にパートスプリンクラを配置して10m間隔の6本立ち(パート2+フル4)でかん水すると均等散布でき、道路...
要約 原原種は隔離ほ場で生産し、面積を要する原種の生産は周辺の異品種と15日程度の出穂期差を確保して行えば、非隔離ほ場でも異型株のごく少ない原種が生産でき、採種ほ場における異型株抜き取り作業が軽減され...